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キムソクジンさんへの愛をオブラートにつつめないアカウントです

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  • びねつでおしゃべり

    キムソクジンさんとまったく関係のない、わたしのひとりごとをぽつぽつ喋ります

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너는 나의 폴라리스 きみはポラリス

朝起きたら、わたしはもう幸せなのだった。 なにか夢を見ていた気がするが思い出せない。きらきら、きらきらとした感覚だけが頭に残って、まだ五時前だというのにわたしはカーテンを開けてベッドから降りる。 外はもう明るい。 スマホを開いて、彼らの音楽を掛ける。 わたしのからだは勝手に踊り出している。 ぷい♪ぷい♪とおしりをふって家中のカーテンを開き、顔を洗い、服を着替え、同居人に声をかける。 「なんでそんなに元気なのよ…」と若干迷惑そうに起きだしてくる叔母に向かって「Get it

    • VogueとGQのBTSについてしゃべりちらかす

      本当に大変なことになってしまった。 防弾少年団の休暇とともに休もうと思っていたおたく(わたし)の目論見は浅すぎた。 どれくらい浅いかと例えようとしてGoogleで「めちゃくちゃ浅い浅瀬」「浅瀬 すごい浅い」と検索してしまうくらいに浅かった。 Vogue koreaとGQ koreaが突然やってきた。 誰にも予想できなかった。 Twitterのタイムラインは阿鼻叫喚だった。 美しさで人は死ねないのに、みな等しく死の近さを実感していた。衝撃的な感性の美がそこにあった。 わたし

      • 月はきみのもの

        はじめに ジンさんへの気持ちを順序立てて言葉にできないので、いそいそ詩にしました。 ●月 わたしは月の裏側を見たことはありませんが、月がきれいなことを知っています。いつも同じ面だけ見せてくれる月が、明るい光だけ見せてくれる月が、真の意味で美しいことをわたしは知っています。 だから、月の裏側を知らなくたって、いいのです。 月の裏側を知らなくても、わたしは月を、美しいと言いたい。 ●海辺 寒くなったら、おいで。 だから一人で思う存分、歩いておいで。 ●そばにいるより

        • 感情の本棚みたいな彼女

          彼女、と書くのも照れるような、近くて遠い大好きな人がいる。 始まりはTwitterのリプライで、わたしから声をかけて友達になりませんかと言った。いや、友達になりませんか?なんて言わなかった。 「私たちもう友達ですね!」 わたしは初めて現実の世界以外で誰かと話せたことが嬉しかった。あとから聞くと、彼女もそうだったようだ。 毎日「お疲れさまです」「ジンさん可愛かったですね」「ジョングク最高でしたね」とお互いの話と、お互いの推しの話をする。 彼女はジョングクが大好きで、大切

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          2本

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          楽園でパスタを食べる

          パスタを食べにきている。 パスタを食べにきたことはないけど、サイドメニューが美味しいのは知ってる。この前はサイドメニューばかり食べたから今日はちゃんとパスタを食べる。まずサーモンのカルパッチョをひとくち。美味しい。 美味しいごはんって幸せだよなぁと思う。 未来の自分のために沢山の場所に行って沢山の人に会ったり本を読んだりすることは賞賛されるけど、今日の夜ごはんや帰って見るアイドルの笑顔を楽しみに生きてるというと「今だけ見てるんだね」と言われるの、おかしくない?未来のことな

          楽園でパスタを食べる

          なぜ推しは一度しか生まれないのか?

          なぜわたしの推し(キムソクジンさん)は一度しか生まれないのか。なぜ二度生まれてはくれないのか。なぜ誕生日は年に一度しかないのか。2回あってはだめか。3回あっても良い、春、夏、秋はメンバーのセンイルラッシュがあるので良いとして、冬。なぜ一度しか生まれてくれないのか。なぜ年に一度しか祝わせてくれないのか。 神様もたじたじである。 そう、わたしは推し(ジンさん)の誕生日を心待ちにしている。多分多くのおたくもそうだと思う。 推しのセンイルは、嬉しい。 Twitterの人が推しの

          なぜ推しは一度しか生まれないのか?

          月の色のはなしをしよう 2

          いつだったか、キムソクジンさんのことを月の色のように思っている、という話をした。 それはつまり、わたしへのジンさんの思いは「かぎりなく愛に近いなにか」で、でも愛ではない強い感情だということ。 最近、ナ•テジュさんの「僕が君を」という詩を読んで、もう一度月の色の話をしたいと思った。 僕が君を どんなに好きか 君は知らなくてもいい 君を好きな気持ちは 僕一人のものだから 僕の恋しさは 僕一人だけのものだけでも 満ち溢れるものだから… 僕はもう 君がいなくても君を

          月の色のはなしをしよう 2

          いつか君が踊れなくなっても

          いつか僕が踊れないくらい歳をとっても、ただ舞台の上に座って、メンバーと一緒に歌って、ファンと交流したい。 舞台で生きる人だと思っていた。 わたしはジミンちゃんを、その艶のある踊りや、舞台で魅せる狂気的なまなざしから、舞台の上で生きていく人なのだと思っていた。 それは半分正解であり、半分間違いでもある。 わたしはジミンちゃんを「舞台で完璧に演技すること」を求める人だと思っていた。彼に、踊りを踊れなくなった瞬間、何の未練もなくふいに舞台を降りてしまいそうな、そんな危うさを

          いつか君が踊れなくなっても

          ていねいな暮らしと花を枯らすわたし

          最近、ていねいな暮らしもどきをしている。 たとえば、部屋の一角に推しスペースをつくった。鏡と好きな香水のびんと好きなひとの写真。キャンドルだってならべてある。 雰囲気に合うように青い花瓶にさした一輪のばらは、好きな人の名前をつけて水をあげるたびにちょっと話しかけたりしている。 「ジンさん、今日も最高にキュートだね」 あ、そういえば好きなアイドルのカムバックに合わせてベッドシーツをバター色に変えた。 脱ぎ散らかした服もかごに入れたらそれっぽく見えるし、好きなア

          ていねいな暮らしと花を枯らすわたし

          灰色のサイはもういやだ!考えの浅いオタクが全力で日韓関係を学ぶ

          好きになったアイドルが、韓国のひとだった。 かっこいい、かわいい、努力家だ…なによりパフォーマンスに心打たれるし毎回興奮する、こんなに幸せでいいのか?とおもう瞬間が毎秒毎秒訪れる。 たのしい。 たのしいけれど時々、あれっ?となる。 ふと目に留まったニュースには「史上最悪の日韓関係」「嫌韓・反日」の文字。  あれ? 日本と韓国って、仲、悪くない? 彼らはいつも私たちに「愛してます」と言ってくれるのに、なんで…? たのしくオタクしたいだけなのに、時々見るニュ

          灰色のサイはもういやだ!考えの浅いオタクが全力で日韓関係を学ぶ

          だからわたしはおじ様になりたい

          クロスの上のカトラリーが、ランプの光をうけてあわく橙色にひかっている。 仕込みはじゅうぶん。昨夜から漬け込んだ牛肉は赤ワインを吸ってきらきらと輝いているし、意外と酒好きな彼の舌にかないそうなワインもいくつかそろえておいた。 食後はこのケーキをお出ししてよね、と口を出した妻も今晩は観劇に行っているし、夕暮れの空が白いテーブルクロスにあたたかな色彩をあたえてきれいだ。 さむがりな彼のことだ、ついたらすぐ飲めるよう紅茶を沸かしておこう。 そう思ってポットに手を伸ばした時、イ

          だからわたしはおじ様になりたい

          まさに牛骨スープの塩!タルバンを支える字幕班の魅力

          タリョラバンタン!通称タルバンは防弾少年団が出演するバラエティ番組。 企画が毎回よく練られており、メンバーの面白おかしい一面(一面では済ませられない)が多く見られるアーミーなら必見の超優良コンテンツだ。 今回、その魅力たっぷりの番組の謎に迫るべく私が注目したいのは、メンバーでもなく、企画でもなく、字幕である。 もう一度言うが、字幕である。 今回は、牛骨スープの塩(韓国でいう縁の下の力持ち)である字幕班の魅力について、大きく四つに分けて話していこうと思う! 注意)最近の

          まさに牛骨スープの塩!タルバンを支える字幕班の魅力

          月の色のはなしをしよう

          わたしはキムソクジンさんの前で、よい人でありたい。考えつくかぎりの美しい言葉をかけたいし 今までに聞いた美しい話を聞かせたい、それができないなら、わたしはいつも少しよい人でありたい。 それがわたしが彼を愛するたしかな理由、そう思っていた。 しかし最近わたしは気づいてしまった。 キムソクジンさんに対して抱くこの感情が、愛とは似ても似つかないこと。 私は彼をベランダに来る雀と同じ目で見ている。 もう一度。 私は彼をベランダに来る雀と同じ目で見ている! 愛おしい、そっ

          月の色のはなしをしよう

          わたしのらぶまいせるふ、わたしのすぴーくまいせるふ

          ちょっとだけ私の話を聞いてくれませんか。 ちょっとだけ、ちょっとでいいんです、ちょっとの中に収まりきらないかもしれないけど。 私の中にはルールがあって、それは私が私であるための軸になっている。 たとえば、 「テストで一位にならなくてはならない」 「人に優しくしなければならない」 「人とうまく会話しなければならない」 「自分は特別な存在だと思ってはならない」 「自分の弱味を人に見せてはならない」 「常に明るくいなければならない」 そして、「人に愛されるためには常に不断の努

          わたしのらぶまいせるふ、わたしのすぴーくまいせるふ