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礼拝説教メモ(日本キリスト改革派岡山教会)

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毎週日曜の礼拝で語られた説教を聴きながら、私が大事だと思った点をまとめています。 文責は説教者ではなく私(元真祐)にあります。 毎回30〜40分の説教なので、聞き漏らした点や自分…
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記事一覧

日本キリスト改革派岡山教会 2024年9月1日礼拝説教(使徒言行録 5章27〜42節)

【9月1日朝の説教】
◎聖 書:ヨハネによる福音書10章22〜30節
◎説教題:「イエスの正体」
〜残暑長引くなか、聖書に記された「冬」の出来事を学びます〜
◎説教者:柏木 貴志 牧師

【メモ】
◎24節…ファリサイ派「イエスよ、お前の正体は何だ?」

聖書は一貫して「ナザレのイエスはメシア(キリスト)である」と証ししており、イエス自身もそう言っている。
だが『ヨハネ』において、聖書(神)ご自

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日本キリスト改革派岡山教会 2024年8月25日礼拝説教(使徒言行録 5章27〜42節)

【8月25日朝の説教】
◎聖 書:使徒言行録 5章27〜42節
◎説教題:「人間に従うよりも、神に従わなくてはなりません」
〜十字架と復活の主を仰ぎ見る〜
◎説教者:柏木 貴志 牧師
【メモ】
◎大祭司たち…「妬みに燃えて」(民衆が自分たちの権威に従わなくなるので)使徒たちを投獄した

“天使”が使徒を解放した

使徒たちは逃げることなく、再び福音を述べ伝えた。

◎28節「あの名」「あの男」

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日本キリスト改革派岡山教会 2024年8月11日礼拝説教(ヨハネによる福音書 10章7〜21節)

【8月11日朝の説教】
◎聖 書:ヨハネによる福音書 10章7〜21節
◎説教題:「良い羊飼いは羊のために命を捨てる」
〜十字架の主に教会は導かれる〜
◎説教者:柏木 貴志 牧師

【メモ】
◎「私は羊のために命を捨てる」→イエスの受難予告

◎イエスは盲人に会いに行かれた→イエスへの信仰を告白したので荒野に追いやられた人の許を、主は訪れた。

◎「私は命のパンである」=「“私はある”、命のパンと

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日本キリスト改革派岡山教会 2024年7月28日礼拝説教(使徒言行録 5章12〜26節)

【7月28日朝の説教】
◎聖 書:使徒言行録 5章12〜26節
◎説教題:「命の言葉を語り続ける」
〜何があろうとも守り続けていくことがある〜
◎説教者:柏木 貴志 牧師

【メモ】
◎12節「多くのしるしと不思議な業」=病の癒し
ペテロ(使徒)による病の癒しを求めて人々が押し寄せた。

◎『使徒言行録』(ルカ)の強調点=「一同は心を一つにしてソロモンの回廊に集まって(祈って)いた」
多くの奇跡の

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日本キリスト改革派岡山教会 2024年4月14日礼拝説教(ヨハネによる福音書8章39〜47節)

↓前回の説教↓

【4月14日朝の説教】
◎聖 書:ヨハネによる福音書8章39〜47節
◎説教題:「真理に対する抵抗」
〜真理を拠り所としない自由の錯覚〜
◎説教者:柏木 貴志 牧師
【メモ】
◎イエスの言った「自由にする」という言葉に、ユダヤ人たちは引っ掛かった。
イエス「神の言葉を受け入れ、神の言葉に留まりなさい」

ユダヤ人「私たちはアブラハムの子(=神の民)だ、私たちは既に自由であって誰

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日本キリスト改革派岡山教会 2024年4月7日礼拝説教(ヨハネによる福音書8章31〜38節)

↓前回の説教↓

【4月7日朝の説教】
◎聖 書:ヨハネによる福音書8章31〜38節
◎説教題:「真理はあなたたちを自由にする」
〜真理に束縛されるとき、私は解放される〜
◎説教者:柏木 貴志 牧師

【メモ】
◎「真理はあなたを自由にする」…聖書の文脈を超えて愛されている聖句。

◎「今はまだ真理が何なのか分からないけど、自分を自由にしてくれる真理がこの世にはあるんだ!」

「わたしの言葉にと

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日本キリスト改革派岡山教会 2024年3月31日礼拝説教(マルコによる福音書16章1〜8節)

↓前回の説教↓

【3月31日朝の説教】
◎聖 書:マルコによる福音書16章1〜8節
◎説教題:「復活の朝」
〜空になった墓に神の命を見る〜
◎説教者:柏木 貴志 牧師

【メモ】
◎イースターに『マルコ』を読む時、私たちは困惑を覚える。…『マルコ』には復活のイエスが直接描かれていない。「だれにも何も言わなかった。」
復活のイエスに出会った喜びが描かれないまま、『マルコ』(の原版)は終わってしまう

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日本キリスト改革派岡山教会 2024年3月24日礼拝説教(マルコによる福音書15章33〜41節)

↓前回の説教↓

【3月24日朝の説教】
◎聖 書:マルコによる福音書15章33〜41節
◎説教題:「十字架に交わる告白」
〜暗闇のなかに灯る光の言葉に聴く〜
◎説教者:柏木 貴志 牧師

【メモ】
◎33節「全地は暗くなり」
→出エジプト10章(暗闇の災い)…頑なな不信仰者に対する神の裁き。
隣人の顔も見えないほどの暗闇が覆ったが、イスラエルの人々の間には光があった(神が見えた)。

◎35節「

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日本キリスト改革派岡山教会 2024年3月17日礼拝説教(コリントの信徒への手紙一 15章50〜58節)

↓前回の説教↓

【3月17日朝の説教】
◎聖 書:コリントの信徒への手紙一 15章50〜58節
◎説教題:「復活信仰に固く立つ」
〜復活は死に対する完全勝利〜
◎説教者:佐々木 稔 教師

【メモ】
◎クリスチャンはキリストの再臨と共に、永遠に朽ちない体が与えられる。

「死への勝利」がハッキリとわかるのはキリスト再臨の時だが、クリスチャンはすでに死に勝利している。

◎「なぜクリスチャンは復

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日本キリスト改革派岡山教会 2024年3月10日礼拝説教(マルコによる福音書15章1〜15節)

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【3月10日朝の説教】
◎聖 書:マルコによる福音書15章16〜32節
◎説教題:「十字架から降りない神の子」
〜自分を救わず、人を救う神の御業に気づく〜
◎説教者:柏木 貴志 牧師

【メモ】
◎十字架刑…ローマ帝国に叛逆した者への、最も残虐な刑。
その恐ろしさは「すぐに絶命出来ないこと」にある。
全身の痛みと通りがかる人の罵声に数日耐えなければならない。

◎しかしマルコは

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日本キリスト改革派岡山教会 2024年2月25日礼拝説教(ヨハネの手紙三 1〜15節)

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【2月25日朝の説教】
◎聖 書:ヨハネの手紙三 1〜15節
◎説教題:「真理の手紙」
〜いつなんどき、誰に対しても真理を語ろう〜
◎説教者:柏木 貴志 牧師

【メモ】
◎聖書に含まれなかったものも含め、ヨハネは多くの手紙を書き送っていたらしい(9節)。
しかし当時において紙(パピルス)もインクも決して安いものではなかったし、口述筆記が出来るプロも用意する必要があった。
コスト

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日本キリスト改革派岡山教会 2024年2月18日礼拝説教(コリントの信徒への手紙一 15章35〜49節)

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【2月18日朝の説教】
◎聖 書:コリントの信徒への手紙一 15章35〜49節
◎説教題:「復活の体」
〜復活の体は、どのようなもの?〜
◎説教者:佐々木 稔 教師

【メモ】

◎「クリスチャンには復活が約束されている」
⇄反対者「人が死ねば朽ち果て、骨さえも消えるではないか。それが一体どのようにして復活するのか」

パウロ「愚かな人だ。復活は人間の力、人間の肉の性質によらず

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日本キリスト改革派岡山教会 2023年12月10日礼拝説教(ヨハネの手紙一1章5〜10節)

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◎聖 書:ヨハネの手紙一1章5〜10節
◎説教題:「光の中を歩む」
〜神の言葉を基に、神と共に、人と共に〜
◎説教者:柏木 貴志牧師

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【メモ】
◎グノーシス主義者「この世(肉)は闇であり、穢れしかない。神は光なのだから、神を信じる者は闇であるこの世を厭い捨てるしかない。」

◎ヨハネ「確かにこの世には闇があ

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日本キリスト改革派岡山教会 2024年02月04日礼拝説教(詩編86編)

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2024年2月4日朝の説教
◎聖 書:詩編86編
◎説教題:「私たちはあなたの慈しみに生きる者」
〜神の慈しみは人を超えて〜
◎説教者:柏木 貴志 牧師

【メモ】
◎詩編86:2「私はあなたの慈しみに生きる者」今年の年間標語

◎詩編86…「貧しい者の詩編」
「貧しい者は幸いなり。彼は神(天の国)に満たされる。」(マタイ5:3)
「人は、神の民とは、いかに生きる者なのか」その問

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