個性を突き詰めた先には愛がある 【セッションのご感想】
みなさん、こんにちは!みっこです。
控えめな表現をしがちなわたしのLP4は「愛」という言葉を簡単に使いたがりませんが、ここはあえて言葉にしておきましょう。
個性を突き詰めていった先に見えてくるのは、愛。
これは数秘の鑑定を始めてから知った、ひとつの真実でした。
生きづらさの理由が分かる……だけじゃないのが数秘
昨日は障害者手帳をお持ちのTさん(60代男性)とのセッション。
Tさんは元々の脳の器質的な特性(障害と呼ばれるもの)に加え、最近別の病気も併発。一時的に寝たきりのような状態になり、入院中とのことでした。
なんと昨日はわざわざ外泊許可を取り、WiFiのある環境に移動してセッションを受けてくださっているというのだから、どひゃー!感謝です。
数秘的に見ても、とっても繊細な数字の並び(4や11)をお持ちのTさん。
自分の取り扱い方、メンテナンスのコツ、注意すべき点などを重点的にお伝えしました。
Tさんも、セッションを通して自分が何に苦しんでいたのかがハッキリ分かり、それまで感じていた苦しさや辛さを手放しても大丈夫だと思えるようになったとのこと(Tさんの感想はこの記事の最後に掲載しています)。
こうしたご感想は、セッショニストとしても嬉しいものです。
Tさんのように、それまで葛藤してきた生きづらさの理由が分かることは、数秘が持つ代表的な効果・効能。
ただーし!
数秘の真価とはまた別のところにある、というのがみっこの考えです。
「自分は人に何を与えられる存在なのか?」
その問いに対するヒントを発見できることも、数秘が持つすっごいパワーなのです。
人は誰しも、与えられる存在でありたいと願っている
昨日のセッションで、Tさんのエネルギーが大きく動いた瞬間がありました(通信速度の問題でZoomの音声だけでしたが、不思議と伝わってくるものです)。
「Tさんは人に安心感や安らぎを与えられる人ですね」
私がそうお伝えしたとき、Zoomの真っ暗な画面の奥で、何かがぐいっとシフトしました。
Tさんはそれまで、自分はいつも人に迷惑をかけている、面倒を見てもらっている、と思いながら生きてこられたのだと思います。
そして周りの人たちも、ケアする対象としてTさんに接してきたのかもしれません。
自分は与えられるだけでなく、与えられる存在でもある。
光はすでに自分の内にあり、それを放っていくことで、自分は世界を、人を、照らすことができる。
そのことを思い出したとき、人は自分として生きる力を取り戻します。
私が画面越しに感じたのも、また、Tさんが「勇気をもらった」と表現してくださった感覚も、その生きる力の震えだったのだと思うのです。
自分の中に眠る光に出会うことは、「自分で生きる」主導権を取り戻すためのファーストステップ。
期待された姿、求められていると思い込んできた姿ではなく、本来の自分で他者や世界と関わっていく生き方のスタートでもあります。
個性は自分へのギフトではない
セッションでこうした瞬間に立ち合う度に、個性とは何なのか、何のために個性があるのか、その答えを教えられている気がします。
数字を通して見えてくる性質や才能、能力は、その人に与えられたギフトです。
でも厳密に言うと、それらは「自分に与えられた」ギフトではあるけれど、「自分への」ギフトではありません。
才能や能力は、自分も含めた、すべての存在に対するギフトだと私は思います。
私たちは、互いに関わり合い、補い合い、与え合うために、わざわざ違うもの(個性)を持って生まれてきた。
セッションを通してみなさんの個性に触れれば触れるほど、そんなふうに思うんです。
そう考えると、私たちは生まれる前から「他者に、世界に、こんなものを与える存在になるぞ」と決めて、この世に生まれてくるのかもしれません。
あなたがあなたの生まれ持った個性を磨けば磨くほど、自分らしくあればあるほど、結果的にそれは人を照らす光になる。
自分らしく生きることを「自分勝手になる」と感じる人もいるかもしれません。
実際セッションをしていて、「こんな自分らしさを出しちゃってもいいんですか?」と聞かれることもあります。
いいんです、と私は必ず答えます。
個性を突き詰めた先に、「自分のためだけに」なんて生き方は存在しない。
人はみな、誰かのために役に立ちたい、自分以上の存在のために存在したいと願ってやまない。
その確信を日々、みなさんからいただいているから。
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