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物を大切に使うフランス人がよく利用するフリマサイトと、「循環型経済」への取り組み



【フランス人はあまり物を買わない】


数年前に『フランス人は10着しか服を持たない』という本に注目が集まりましたが、フランス人は一般的にあまり物を買わないし、すごく物を大事に使うイメージがあります。

実家からもらったテーブルや椅子を自分のアパートに持ってきて、壊れても修理しながら愛おしそうに使ったり、蚤の市に行って、古いけど気に入ったものを買ってそれを長い間使ったりします。

日本の100均のようなお店もないことはないのですが、もっと高いし品質も日本のものと比べたら見劣りがします。もともと「品質の良いものを出来るだけ安く売ろう」という精神はなく、「安かろう悪かろう」とみんな思っているフシがあります。

フランス人だってもちろん、人によって価値観が全く違いますが、それでもどちらかというと「安いものを買って要らなくなったら捨てる」よりも、「いいものをメンテナンスしながら長く使う」ことに長けているような気がします。



【フランス人はリサイクル大好き】


日本も近頃は、メルカリやヤフオク、ジモティーやminne(ミンネ)などのフリマアプリを利用したり、ガレージセールやフリーマーケット、古着屋を活用する人が増えてきていますが、フランスでもフリマサイトやアプリを使って要らなくなった物を売買したり、インターネットがなかった頃から、フリーペーパーや本屋さんや食料品屋さんの掲示板に個人が広告を貼って、個人的にやり取りしながら要らない物を売ったり、欲しい物を探したりしていました。

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