姫路の三木美術館 愛称は三木美 /みきび

国宝・姫路城の目の前にある日本の近代絵画と陶磁器を中心に収蔵する美術館です。美樹工業株…

姫路の三木美術館 愛称は三木美 /みきび

国宝・姫路城の目の前にある日本の近代絵画と陶磁器を中心に収蔵する美術館です。美樹工業株式会社の創業者が播磨の文化向上のために2008年に開館。姫路城見学とともに日本が生んだ芸術家たちの作品で一服していただければ幸いです。 公式サイト http://www.miki-m.jp/

最近の記事

『姫路城 ぬりえアート コンテスト』のサポーター企業紹介 ♢神姫バス株式会社♢

昨年の『姫路城 ぬりえアート コンテスト』では多くの地元企業様、商店様が協力やサポートをしてくれました。このコンテストは三木美術館が始めたことですが、そういった地元の企業様や商店様が協力してくださることで、より盛り上がることができるのではないかと思っています。 そこでぬりえアートコンテストをサポートしていただいている企業様の横顔と姫路への思いをご紹介していきたいと思います。今回は神姫バス株式会社の代表取締役社長の長尾真さんです。   姫路では市民の足として誰もが知るところで

    • 『姫路城 ぬりえアート コンテスト』のサポーター企業紹介 ♢株式会社梶原鉄工所♢

      昨年の『姫路城 ぬりえアート コンテスト』では多くの地元企業様、商店様が協力やサポートをしてくれました。このコンテストは三木美術館が始めたことですが、そういった地元の企業様や商店様が協力してくださることで、より盛り上がることができるのではないかと思っています。 そこでぬりえアートコンテストをサポートしていただいている企業様の横顔と姫路への思いをご紹介していきたいと思います。 今回は株式会社梶原鉄工所の代表取締役社長の梶原敏樹さんです。   第一回より『姫路城ぬりえアートコン

      • 当館収蔵の作家紹介 vol.7 北大路魯山人(きたおおじ ろさんじん)

        ********************************** 当館には近代の日本美術を代表する作品を数多く収蔵しています。展覧会を通じて作品を見ていただくことはできますが、それがどんな作家、アーティストによって生み出されたものなのか。またその背景には何があったのか。それらを知ると、いま皆さんが対峙している作品もまた違った感想をもって観ていただけるかもしれません。 ********************************** この連載で今回取り上げるのは北大路

        • 『姫路城 ぬりえアート コンテスト』のサポーター企業紹介 ♢ミツヤ設計株式会社♢

          昨年の『姫路城 ぬりえアート コンテスト』では多くの地元企業様、商店様が協力やサポートをしてくれました。このコンテストは三木美術館が始めたことですが、そういった企業様や商店様が協力してくださることで、より盛り上がることができるのではないかと思っています。 そこでぬりえアートコンテストをサポートしていただいている企業様の横顔と姫路への思いをご紹介していきたいと思います。 今回はミツヤ設計株式会社の代表取締役の廣田加奈子さんと取締役会長の小西文孝さんです。   『姫路城ぬりえア

        『姫路城 ぬりえアート コンテスト』のサポーター企業紹介 ♢神姫バス株式会社♢

          当館収蔵の作家紹介 vol.6 平山郁夫(ひらやま いくお)

          ********************************** 当館には近代の日本美術を代表する作品を数多く収蔵しています。展覧会を通じて作品を見ていただくことはできますが、それがどんな作家、アーティストによって生み出されたものなのか。またその背景には何があったのか。それらを知ると、いま皆さんが対峙している作品もまた違った感想をもって観ていただけるかもしれません。 ********************************** この連載で今回取り上げるのは平山郁

          当館収蔵の作家紹介 vol.6 平山郁夫(ひらやま いくお)

          /// 展覧会/// 日本の技と美 /// 開催中

          皆さん、こんにちは。私たち姫路 三木美術館では1年に4回の展覧会を開くようにし、その折々にあう美術作品を愉しんでいただけるようにしています。これから開催予定の展覧会「日本の技と美」〜文化勲章受賞者作品展 Ⅱ〜 についてご紹介させていただきます。開催は2023年8月31日(木)〜2023年11月25日(土)までですのでどうぞお見逃しなく! 「日本の技と美」 〜文化勲章受賞者作品展 Ⅱ〜近年と比較してもひときわ暑かった今年の夏。猛暑が何日も続いていましたが、ようやく峠をこえつつ

          /// 展覧会/// 日本の技と美 /// 開催中

          第2回 「姫路城ぬりえ アート コンテスト」の応募状況と賞品についてご報告します!

          姫路市にある私設美術館である三木美術館が昨年、取り組んだ『姫路城 ぬりえ アートコンテスト』は多数の応募をいただき、大成功のうちに終了することができました。 今年は姫路城世界遺産登録30周年記念の年でもあり、より多くの方に参加していただきたいと思い、参加用紙の配布は昨年の配布時期よりぐっと早め、小中学校の夏休み前から開始しました。その結果、現時点で約800点の応募を頂戴しています。ぬりえアートの台紙は当美術館でもご用意していますが下記の専用サイトからDLをしていただくことも可

          第2回 「姫路城ぬりえ アート コンテスト」の応募状況と賞品についてご報告します!

          当館収蔵の作家紹介 vol.5 片岡球子(かたおか たまこ)

          ********************************** 当館には近代の日本美術を代表する作品を数多く収蔵しています。展覧会を通じて作品を見ていただくことはできますが、それがどんな作家、アーティストによって生み出されたものなのか。またその背景には何があったのか。それらを知ると、いま皆さんが対峙している作品もまた違った感想をもって観ていただけるかもしれません。 ********************************** 今回この連載で取り上げるのは片岡珠

          当館収蔵の作家紹介 vol.5 片岡球子(かたおか たまこ)

          三木美術館主催による姫路城ぬりえアートワークショップ開催!

          昨年に引き続き開催が決定した三木美術館主催『第2回 姫路城ぬりえアートコンテスト』。この実施に伴い、今年は三木美術館において小学生を対象にしたワークショップを開いています。このほどその初回ワークショップが 実施されましたので、みなさんに様子をご報告させていただきます。 ワークショップの講師を務めるのは女子美術大学卒のグラフィックデザイナーの長岡さんと東京藝術大学卒でCMプランナーとしても活躍中の赤木さんのお二人。 このワークショップは8月25日(金)、26日(土)にも開催

          三木美術館主催による姫路城ぬりえアートワークショップ開催!

          『姫路城 ぬりえアート コンテスト』のサポーター企業紹介♢白鷺ニット工業株式会社♢

          昨年の『姫路城 ぬりえアート コンテスト』では多くの地元企業様、商店様が協力やサポートをしてくれました。このコンテストは三木美術館が始めたことですが、そういった企業様や商店様が協力してくださることで、より盛り上がることができたのではないかと思っています。 そこでぬりえアートコンテストをサポートしていただいた企業様の横顔と姫路への思いをご紹介していきたいと思います。今回は白鷺ニット工業株式会社の代表取締役 社長の三木一正さんです。   白鷺ニット工業株式会社というのはたいへん

          『姫路城 ぬりえアート コンテスト』のサポーター企業紹介♢白鷺ニット工業株式会社♢

          三木美術館が主催する「姫路城ぬりえアートコンテスト」。 昨年に引き続き、第2回の開催を決定しました!! 子どもも大人も、どなたでも参加できます!

          コンテストを実施するに至った経緯をご説明します 三木美術館は近代日本を代表する画家の作品や陶磁器などを収蔵する姫路の美術館です。 三木美術館を運営するのは姫路で建設業を営む美樹工業です。もともとは美樹工業の創業者(故・三木茂克氏)が長年にわたって蒐集してきたものを、「播磨の文化向上に役立つこと」を願い美術館を開き、広く皆様に見ていただくことにしたのです。   そして現在の美樹工業の岡田社長は2018年より姫路のふるさと大使を務めています。コロナの終息がみえてきた昨年、「観光都

          三木美術館が主催する「姫路城ぬりえアートコンテスト」。 昨年に引き続き、第2回の開催を決定しました!! 子どもも大人も、どなたでも参加できます!

          ///展覧会///民藝とその周辺作家たち///開催案内

          皆さん、こんにちは。私たち姫路 三木美術館では1年に4回の展覧会を開き、その折々にあう美術作品を愉しんでいただいています。現在開催中の陶磁器の展覧会「民藝とその周辺作家たち」について少しご紹介させていただきます。開催は2022年8月26日(土)までですのでどうぞお見逃しなく! 「民藝とその周辺作家たち」に込めた思い  先月あたりから姫路を訪れる外国人観光客の方もぐっと増え、街が賑やかになってきたように見受けます。今年は姫路城の世界遺産登録30周年を記念してさまざまなイベント

          ///展覧会///民藝とその周辺作家たち///開催案内

          陶芸家・原田隆子さんの土を扱う面白さに魅了されて進んできた道

          三⽊美術館の2階『galleryアートスペースmiki』を今月から飾るのは原田隆子さんの陶芸作品です。それに先駆けこれまでの活動についてお話を聞かせていただきました。作品をお買い求めいただけるこの機会にぜひ⾜を運んでいただければ幸いです。 展⽰期間:2023 年6⽉7⽇(水)〜7月2日(日) 活動が半世紀を超える、姫路在住の女流陶芸家―原田さんから頂戴した陶歴を拝見すると、長い短冊状の紙はこれまでの経歴で埋め尽くされていました。日本陶芸展入選、女流陶芸展 文部科学大臣奨励賞

          陶芸家・原田隆子さんの土を扱う面白さに魅了されて進んできた道

          初夏のお茶会『吾寿成路会(あすなろかい)』

          三木美術館の5階の茶室をご存知でしょうか。この茶室の床柱に檜葉(ひば)別名、翌檜(あすなろ)の木が使用されていることから『檜庵(かいあん)』と名付けられました。 2023年5月19日にこの『檜庵』を中心にしたお茶事が催されました。正式なお茶事は、懐石からはじまり濃茶、薄茶でおもてなしをするため本来は4時間ほど要します。しかし三木美術館では濃茶・薄茶・点心と少人数での流れを工夫したお茶会を開催しました。 爽やかな5月は初夏の季節の始まり。お茶の世界もがらりと様子が変わります

          初夏のお茶会『吾寿成路会(あすなろかい)』

          当館収蔵の作家紹介 vol.4 横山大観(よこやま たいかん)

          ********************************** 当館には近代の日本美術を代表する作品を数多く収蔵しています。展覧会を通じて作品を見ていただくことはできますが、それがどんな作家、アーティストによって生み出されたものなのか。またその背景には何があったのか。それらを知ると、いま皆さんが対峙している作品もまた違った感想をもって観ていただけるかもしれません。 ********************************** 今回この連載で取り上げるのは横山大

          当館収蔵の作家紹介 vol.4 横山大観(よこやま たいかん)

          日本画家・中居里子さんの作品は「一人の女性の暮らしそのもの」

          三⽊美術館の2階『galleryアートスペースmiki』を来月から飾るのは中居里子さんの日本画です。それに先駆けこれまでの活動や暮らしについてお話を聞かせていただきました。お買い求めいただけるこの機会にぜひ⾜を運んでいただければ幸いです。 展⽰期間:2023 年5⽉3⽇(水)〜21日(日) 55歳での大転換。少女のように身軽にパリへ飛び立つ画家へのスタートをきったのは本当に遅かったんですよ。55歳の時に、これまでの人生を振り返って「自分のしたいことをしよう」って思った時に頭

          日本画家・中居里子さんの作品は「一人の女性の暮らしそのもの」