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旅の流儀

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我が悲しきコリアンダー問題

我が悲しきコリアンダー問題

世界には様々な料理があり、日本で馴染みのある食材ですら、調理方法が違えば、未知の味に大変身します。食はその地域の文化や風土を知るのにとても大切な要素です。だから私は極力、現地のものを味わうように心がけています。

と、ちょっといい感じに自論を述べてみたのですが、ここで困ったことがあるのです。
それが、

コリアンダー問題

羊の脳みそなど見た目から怪しい雰囲気を醸し出しているとか、運ばれてきた瞬間

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私の常識、世間の…

私の常識、世間の…

私が当たり前だと思っていることが相手にとってはとんでもないことであったり、また相手が当たり前だと思っていることに私が「なんだかなあ」と首をひねったり。どうもこの世には万国共通、誰もがみな同じように物事を捉える、考える、なんてことはないようです。とくに世界を旅していると風土も民族も言葉すら異なる者どうしの交流がほとんどなので、驚いたり、落胆したりの連続です。
たいては
「ほほう、そういう考え方がある

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情報と現実の違い

情報と現実の違い

この写真は、赤道直下のガラパゴス諸島で撮った写真です。

そう聞いてあなたは、驚きませんでしたか?
「ペンギンがそんな暖かいところに生息しているなんて!」
と。

おそらく多くの人が、南極の銀世界で身を寄せ合って暮らしているのをテレビなどで見たことがあるでしょう。

では、アザラシはどうでしょう。

みなさんは、海岸に所狭しと大量のアザラシが横たわっているのを想像しませんか?

実際は、雄のアザラ

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「危なくない?」という愚問(-。-メ

「危なくない?」という愚問(-。-メ

「危なくない?」

この言葉を聞くと、私はイラッとします。

はっきり言いますが、

この世に完璧に安全なとこなんてない!

家にいたら安全じゃないかって?
本当にそうですか?

家の中にいても人災はあるし、地震や火事に見舞われる可能性だってある。車が家に突っ込んでくる!なんてことも。

それらは極論だ、と反論する人がいるかもしれませんが、旅の間の事故だって同じです。

行動範囲が広がれば、良きに

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