みはやし ゆき /シンガポール在住、保育士・元保育園施設長

36歳/二児の母。慶應義塾大学卒業。リクルート、コンサル会社で10年勤め、保育士へ転身…

みはやし ゆき /シンガポール在住、保育士・元保育園施設長

36歳/二児の母。慶應義塾大学卒業。リクルート、コンサル会社で10年勤め、保育士へ転身。International kindergarten(認可外保育園)の施設長を経験し、夫の駐在へ帯同し、現在シンガポール在住。 保育士が強く輝けば子どもの未来と社会が変わる!”がビジョン!

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最近の記事

駐在妻になって気づいた自分の思い込み

こんばんは。 ソフトロックダウン中のシンガポールから、今の気持ちを綴っております。 今の私は、カテゴリーにあてはめるとしたら、駐在妻、というのだろう。 あまり当てはめるのは好きではないけれど、どういう状態かというと、つまり、10年ぶりに仕事(会社に所属すること)を離れて、100%housewifeになっている。 / ママになってもプラスαの選択肢を持つ。 自立した女性になる。 \ この10年、子どもを授かってからも、何としてでも、”こだわって”きたところでもあった。

    • 未来の大学について思うこと。

      こんにちは♩ シンガポール在住、元保育園施設長の御林友希(みはやしゆき)です! 日本は桜吹雪の季節でしょうか。 今年は人生で初めて見逃した日本の桜。季節を愛でることは、いかに日本で育った日本人として、私のアイデンティティとして当たり前に心に在るのだと分かった時、素敵だなと思った今日この頃です。 3月。 私は、前回記事で書かせていただいた”SEL(Social and Emotional Learning)”をオンラインで学び、一つのカテゴリーで修了証をいただきました

      • 【#シンガポール子育て】娘の宿題が大人も勉強になる。テーマはAcceptance

        こんにちは。シンガポール在住、元保育園施設長のみはやしゆきです。 子供たちがインターナショナルスクールに通い始めて、2ヶ月が経ちました。 多人種多文化、英語環境の中へまさにダイブした子供たち。どうなることやら。3ヶ月は、きっと行きたくない・・・の言葉と涙涙のドラマあり・・と思って覚悟していたのですが、 びっくりするほど本当に楽しそうに学校へ行っているのです。 違って当たり前。最初は、英語は喋れなくたって当たり前。自分と違う母国語が喋れるってむしろかっこいい。そういう文

        • 私の夢は、日本の先生を世界一幸せにする場づくり。そして、高野山にてEducator Fesを開催すること。

          こんにちは!シンガポール在住、元保育園施設長のみはやしゆきです。 たくさんの方が少しずつ読み始めてくださり本当に嬉しいです。頭の中で描いていた夢をアウトプットするのは、とても勇気がいりました。 でも、夢を現実にするには、まずは言語化して、たくさんの人に、伝えることから。そう思って、一生懸命書きたいと思います。 前回、なぜSocial and Emotional Learning のアプローチが日本の教育業界に必要と思ったかを書かせていただきました。↓ 子どもの命を全力

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        • 私のアイデンティティ
          5本

        記事

          なぜ私がSocial and Emotional Learningが絶対日本に必要だと直感で思ったか。

          こんにちは。 シンガポール在住、元保育園施設長のみはやしゆきです! 前回、シンガポールの教育の国家戦略とも言える、Social and Emotional Learningという教育アプローチについて、ご紹介をさせていただきました。 このSocial and Emotional Learningというアプローチに、なぜか強い興味を示す私がいる。もしかして、このアプローチは、日本の保育業界(いや、教育業界全体)を進化させてくれる1ピースかもしれない、と直感的に思うのである

          なぜ私がSocial and Emotional Learningが絶対日本に必要だと直感で思ったか。

          教育先進国であるシンガポールの次世代教育とは。

          こんにちは!シンガポール在住、元保育園施設長のみはやしゆきです。 前回の記事で、故郷とアイデンティティについての話を書きました。 今日は故郷のこととはいったん少し離れて、教育のことを書きたいと思います。 それは、シンガポールの国家戦略の一つともされている教育アプローチとの出会いについて。 (この教育アプローチが、故郷との話につながってくるピースになるんです・・が、それは次次回にて。) シンガポールといえば、皆様どんな教育をしているイメージをお持ちでしょうか。 最近

          教育先進国であるシンガポールの次世代教育とは。

          故郷高野山と、自分のアイデンティティへの目覚めについて。

          こんにちは!シンガポール在住、元保育園施設長のみはやしゆきです。 昨日、”魂からやりたいことの発見”という記事を書かせていただきました。 私にとって、魂からやりたいこと。つまり、このままでは人生を終えることができない!というパズルのワンピースは、”故郷と関わって生きる”ということでした。 魂からやりたいこと(使命)を見つけるのには、2つの方法があると、最近流行のclubhousで聞いた時にやっぱりそうだ、と腹落ちしたことがあります。 それは、一つ目は自分の今までを振り

          故郷高野山と、自分のアイデンティティへの目覚めについて。

          田舎生まれ、2人姉妹の長女。罪悪感が、魂からやりたいことに変わった瞬間。

          こんにちは!シンガポール在住の元保育園施設長、みはやしゆきです。 お久しぶりの投稿なのですが、先日、noteを見てくださってインタビューのお声がけをしてくださった方との出会いがありました。筆不精担っていましたが、やはりどんな時も、自分の夢や気持ちをアウトプットして、届けることって、出会いを広げるチャンスにもなるとと、改めて実感。 これから、頻度を改めて上げていきたいと思います。 書きたい。 そう思えたのは、 魂レベルでチャレンジしたい夢を発見したから。 という理由もあ

          田舎生まれ、2人姉妹の長女。罪悪感が、魂からやりたいことに変わった瞬間。

          シンガポールにきて、言語について思うこと

          今年3月まで、インターナショナルキンダーガーテンで施設長として働いていた御林友希(みはやしゆき)です。 現在は、シンガポールで2児の子育てをしながら、日本の保育を芯から輝せたい想いで、日々発信をしています。 元職場である認可外保育園では、先生はすべて英語のネイティブスピーカーで、子ども達同士(8〜9割日本人の園児さん)は、全てを英語でコミュニケーションをとります。日本を俯瞰しても、なかなか教育プログラムもユニークな認可外保育園であったんじゃないかなと今でも思います。 日

          シンガポールにきて、言語について思うこと

          シンガポールで、子育てがはじまる。

          こんにちは! かなりお久しぶりの記事を書いております。 元保育園施設長をしておりました御林友希(みはやしゆき)です。 保育業界をもっと輝かせたいという想いのもと、日々発信しております。 ■いざシンガポールへ 主人が2019年11月にシンガポールへの駐在が決まっており、先に渡星をしておりました。コロナの影響もあり、2020年4月に、私と子ども2人が追いかける予定が難しくなりました。 保育園も幼稚園も退園手続きをし、保育の職業を辞めることを決めて、賃貸の家もストップし

          今この一瞬が大事なパズルの1ピースである!《youtube番組出演レポ&追記》(後編)

          お久しぶりになってしまいました!保育業界を輝かせるべく発信をしている元認可外保育園施設長の御林友希(みはやしゆき)です。 最近、発信を続けていると、あだ名で呼んでくださる方も増えて、嬉しいです。高校の頃、”〇〇っぴー”とつけて呼び合うのが流行った時期があって、私も、ゆっぴーと呼ばれていたのですが、最近、保育関係の方々も、ゆっぴーさんと呼んでくださる方がいらっしゃって、なんだか若返った気持ちになりますw そう、そんな高校生を振り返るきっかけとなったのは、前回全編で書かせてい

          今この一瞬が大事なパズルの1ピースである!《youtube番組出演レポ&追記》(後編)

          ”人と違う”は強みになる!《youtube番組出演レポ&追記》(前編)

          大学の友人から、一通の連絡をいただいて、 ”ユキちゃん今度youtube出てみない?いろんなメディアを通じて伝えるを重ねると、自分の思いも立体的になって深くブラッシュアップされるよ〜”とつないでもらったバトン。本当に有難い。何者か?肩書きもなにもない今だが、未来を応援してくれ、こんなチャンスをいただける友人にとにかく感謝。私にとっては外部番組、youtubeは初チャレンジだったが引き受けさせていただくことになった。とにかくアウトプット!まだまだ鍛錬中だけど。 ■FRIEN

          ”人と違う”は強みになる!《youtube番組出演レポ&追記》(前編)

          《対談レポ》NY在住日本人僧侶と保育士が考える、保育者が学ぶべき平和のエッセンス

          こんにちは。 元保育園施設長の御林友希(みはやしゆき)です。保育業界に輝き!をという想いのもと、日々発信をしております。 10月13日にInstragramでライブトークをさせていただいたNY在住の日本人僧侶である中垣顕實(なかがきけんじつ)さん。業界は全く違うのですが、”平和”という共通テーマで、今回、対談させていただきました。 お聞かせいただいた”平和”にこめられたメッセージが、あまりにも考え深かったので、ぜひ文字としても、皆さんにもっとお伝えできればと思い、not

          《対談レポ》NY在住日本人僧侶と保育士が考える、保育者が学ぶべき平和のエッセンス

          仕事の辞め方って?私が思う2つの条件。

          保育業界を芯から輝かせたい!その想いを発信し始めて2ヶ月とちょっと。 元認可外保育園の施設長をしておりました御林友希(みはやしゆき)です。 10月に入って、今年の終わりが見え始めて、え、もう年末・・なんて少しソワソワする時期ですよね。ポストに入っている年賀状のチラシなんか見ると、一年の速さに唖然としたりします。(そして歳を重ねるごとに年々早くなっている気がしますw) 来年の今頃何してるのかなーとふと思い、3月末を区切りに、転職も考える方も多い時期なんじゃないかなと思いま

          保育の質へ警鐘を鳴らします。

          今日はちょっと真面目に数字とにらめっこ。保育の質の低下が叫ばれているのはなぜか?整理をしておきたい。 待機児童数が、1994年の公表開始以来、今年は過去最少だという。 今年4月時点で、昨年に比べ4333人減って、1万2439人。 認可保育園の定員が、過去5年間で約46万人も増えて、待機児童の減少につながったことが大幅な改善につながった。ただ、政府が掲げた2020年度末の待機児童ゼロは厳しいかともという見解だ。 自分自身の保活(当時、東京都に住んでいた)を振り返ってみても

          “保育士あるある”を見直する必要性!社会と保育が繋がることで多様性を磨く。

          こんにちは! 元認可外保育園施設長の御林友希(みはやしゆき)です! 保育業界を輝かせる!と宣言して、ちょうど2ヶ月が経ちます。驚くほど、世界が変わり、たった2ヶ月ですが、本当にいろんな方とご縁をいただいており、感謝感謝の毎日です。 繰り返しになってしまいますが、私のVisionは2つ掲げております! ①保育士さん一人ひとりが芯から誇りの持てる職業に! ②保育を社会のど真ん中に! このVisionをどう保育園(こども園)の方達と取り組んでいくか…ずっと考えていました。

          “保育士あるある”を見直する必要性!社会と保育が繋がることで多様性を磨く。