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”人と違う”は強みになる!《youtube番組出演レポ&追記》(前編)

大学の友人から、一通の連絡をいただいて、

”ユキちゃん今度youtube出てみない?いろんなメディアを通じて伝えるを重ねると、自分の思いも立体的になって深くブラッシュアップされるよ〜”とつないでもらったバトン。本当に有難い。何者か?肩書きもなにもない今だが、未来を応援してくれ、こんなチャンスをいただける友人にとにかく感謝。私にとっては外部番組、youtubeは初チャレンジだったが引き受けさせていただくことになった。とにかくアウトプット!まだまだ鍛錬中だけど。

■FRIEND's HIKE by セカイの広げ方

初めて、中高生への想いを込めたメッセージを発信!!

この番組を立ち上げたのは、大阪の私立高校の先生、倉田真先さん。

セカイの広げ方 代表 倉田真先さん

大阪府出身 高校3年生の時に、毎日人間観察を行い一番「笑顔」で働いていた教師に興味を持つ。

大学卒業後 教師の道へ進み現在も教師として活動を続けている。
教科:技術、数学、情報、キャリア

2019年度 Apple Distinguished Educatorに選出される。
月に一度、セカイの広げ方 大人の会(倉田会)を実施している。

関西私学TI 1期生

初めましての倉田さんとの事前打ち合わせ。

番組のターゲットは、主に中高生。彼らに、職業や生き方の選択、そして出会いを広げたいという想いで、コロナ禍の今年5月に始めた番組だ。中高生向けのメッセージは、実は考えたことがなかった。保育業界を輝かせたい、と思っていた私は、とにかく保育業界の人たちに向けて発信…と凝り固まっていた自分にも気づかせてもらった。

いや、それどころか、中高生へ”保育”の職業を伝えるのってすごい意義がある!なぜならこのデータを見ていただきたい。

小学生の女子のなりたい職業の第4位は保育士と上位にランクインしているのにも関わらず、中学生の夢のベスト10には入ってこない。(中学生の夢の第4位は公務員なので、もしかしたらここに、公務員としての保育士も入る可能性もあるかもしれないけれど。)

自分の人生を振り返っても、わかる気がする。めちゃくちゃ子ども好きだった小学生時代。保育園や幼稚園の思い出を友人や親と懐かしんだり、記憶の節々に思い出が蘇ったり、近所の小さい年齢の子たちと遊ぶ機会も多かった。

中学生や高校生になると一気に、子どもと触れ合う機会が減った。思春期だから?子どもを避けてた?恥ずかしかった?いや、そうじゃない気がする。学校という場でも、保育や子育てを考える機会が単純になかったように思う。この時期だからこそ、親の子育ての有り難さや、自分の誕生を振り返る機会だったり、命の尊さに触れる機会があったらいいのに。

なので、今回改めて、FRIEND's HIKEに出させていただくことは、ものすごく使命を感じた。

話を戻して、倉田さんと話しているうちに、保育士と(高校)教師の世界の共通課題も多くあることが発見で、非常に意気投合。生徒(保育の世界だと園児)たちに、多様な価値観や生き方の選択肢を広げてもらうためにも、先生たちこそ、教師や教育の世界に止まらず、いろんな世界と繋がり、学び続けるべき。目指す世界が似ていた。

名前のつかない職業だって無数にあるし、今ある仕事は半分がAIが行ってるだろうし、中高生の10年後の職業は私達大人が考えもつかないものがあってこそ未来だと思う。(私の子ども時代の夢に、youtuberなんてなかったしねw)

考えもつかないから諦めるんじゃなくって、先生こそ、常に世の中にアンテナ貼ってなきゃ、生徒達に新しい未来へワクワクを届けられない!

■”人と違う”は強みになる

当日の生配信のリンクは貼っておきますので、見ていただけると嬉しいです。1時間ほどなのですが、伝えきれなかったところもあるので、配信内容とかぶることもありますが、noteにもまとめてみます。

”人と違う”は強みになるって話を前半はしました。

なぜこの話をしたかと言うと、私は中高生の時、人と違うことがとにかく嫌だったから。公立中学校の中では、内申点をとるのが上手な優等生だったし、とにかく、はみ出すことが怖かった。正解主義な学校が生み出したモデル生徒だったと思う。違いを怖いと思わずに、中高生時代から、私のここが最強に素敵なんだ〜って突き進めれば、なんて未来は面白い人たちで溢れているんだろうって私もワクワクする。

違うが強みになるって、自覚できたのは、34歳だった。遅いと思うか、早いと思うかは、人によるかもしれない。

とにかく、それまで自分の魅力に、自信が全然なかった。なにかと人と比べて、自分に足りないものを必死に取り繕っていた感じだった。

2018年。それまで10年築いてきた別業界のキャリアから保育士に転身して、認可外保育園の施設長になった時、保育経験ゼロで果たして大丈夫?(=信頼がおけません!)という目線も少なからずあった。なぜなら、保育業界では、保育畑の方が当たり前。しかも担任の経験なしに施設長を務めるなんて、保育士さんに取ったら、”えっ!”と大きな声をあげるくらい驚きの人事。

最初は自分の経験の無さにフォーカスしてしまい落ち込んだこともあったのは確か。ただ仕事をさせていただく中で、施設長の仕事は、他業種で培った営業力や業務改革、編集・ディレクション、マーケティング、マネージメント(あと、子育てママの経験も!)など、むしろ役立った部分が多かったのだ。

もちろん、保育の面では現場の先生やスタッフさんから学ぶことだらけ。足りない部分を全力を教えていただいて、吸収させていただいて本当に有り難かった。

逆に、他業種の経験は、他の人には持っていない”保育園、子ども達の教育を魅力的にする”ための、私の最大の武器でもあった。自分にしかできない強みを、みんなのために尽くせること。これは、私にとって、とてつもなく喜びだった。

当たり前ってなんだ?当たり前を覆すのって大変だけど、その先に面白いことがあるんだな。

どなたが言ってたか忘れてしまったのだけど、すごく好きな言葉がある。

あなたならではの強みって何か。

それは、自分が歩んだ人生そのもの。これだけは、絶対に、誰にも真似できないから。
って。

■一番最初の夢は医者だった?

私の小さい頃の夢は?と倉田さんに聞いていただいた時、医者だったことを思い出した。

でもね、これは嘘の夢だったんです。

小学生の時、おじいちゃんに、成績表を見せて褒めてもらうことが嬉しくて、おじいちゃんはその成績を見て、”医者になって世の中に貢献しなさい。女性が一番稼げる仕事でもある。”と何度も言ってくれていた。褒め言葉として受け取っていたし、私も医者になるんだと信じていた。

でも、違うなって思ったのが、高校2年生。理系か文系かを分ける学年(この分け方もセンター試験のためで、理系か文系かなんて分けられない職業いっぱいあるよね)で、化学や数学が得意ではないこともあったけど、どう考えても、医者という職業に思い入れがなかったことに気づいた。

社会に役立つ仕事、女性が稼げる仕事=医者っていうのもやっぱり納得いかなくて、もっと幅広い世界を見てみたいって思った。医者の夢が、おじいちゃんを喜ばせたい職業だったって気づいた時、その夢を手放したのだった。

もうこの世にはいないおじいちゃんのこと、もちろん大好きです。女性もね、稼ごうと思えば稼げる時代がきたよ。医者じゃなくてもね!社会貢献の形はめちゃくちゃクリエイティブになったよ。天国から見てるかな。

FRIEND's HIKEの番組で、いろんな職業や生き方を知れるように、中高生も情報を掴み取れるようになった時代。いい時代だなぁ。

(後編に続く。執筆中....)

(FRIEND's HIKEさんのアーカイブ。いろんな生き方の方と出会おう)

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