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“保育士あるある”を見直する必要性!社会と保育が繋がることで多様性を磨く。

こんにちは!

元認可外保育園施設長の御林友希(みはやしゆき)です!

保育業界を輝かせる!と宣言して、ちょうど2ヶ月が経ちます。驚くほど、世界が変わり、たった2ヶ月ですが、本当にいろんな方とご縁をいただいており、感謝感謝の毎日です。

繰り返しになってしまいますが、私のVisionは2つ掲げております!

①保育士さん一人ひとりが芯から誇りの持てる職業に!
②保育を社会のど真ん中に!

このVisionをどう保育園(こども園)の方達と取り組んでいくか…ずっと考えていました。

他業種(特に私がベンチャーで働いていたからかもしれないが…)から保育業界に飛び込んだ私が思ったのは、保育業界の構造を考えてみると、保育畑でキャリアを積んできた方が圧倒的に多く、多様性の幅が正直少ない。

営業や企画、編集、広報、法務、管理部、ITチームが同じ屋根の下でいる企業とは明らかに違う。いろんな業界、専門職の方が混じり合う機会が本当に少ないと感じた。

保育業界とはそういうものだ、と言いきったらそれだけのこと。

だけれど、いろんなバックグラウンドや知識、お人柄、働き方に触れることは、少なからず、私は自分自身の価値観や成長に大きな活力を与えてくれた。

#保育士あるある ”を、面白がったりしてはいけないと思う。

一度業界(特に働き方)の常識を手放して、見直すことが必要だと感じる。その上で、本当に残すべき保育士の常識=あるあるを築くべきではないだろうか。

その第一歩として私が始めたいのは、社会と保育園を繋げる、架け橋役となることだ。

多様性を保育に!それだけでも、一人ひとりの考え方やモチベーションは変わってくると思う。

私は施設長時代からこだわりたいと思っていたことは、

先生だけが、先生じゃない!むしろ教育者として保育に携わる大人が学び続けるべき!ということ。

外部でこの人と一緒に取り組みたい!と思う分野の方にお声がけさせていただき、いくつかの教育プログラムを共に作らせていただいた。

その一つが、株式会社農業企画の細越雄太さんとの、保育✖️農業の取り組みだ。

細越さんは、一つのプロジェクトとして、”ご縁野菜”という事業を持っていらっしゃった。

台風などの被害で傷がついてしまった農作物や、規格外のサイズで、低価格でしか売れなかったり、廃棄されてしまう農作物を、直接消費者にお声をかけてお届けするという事業だ。日本は、規格外の基準が厳しいと細越さんは言う。綺麗な見た目にこだわり、その裏では農家さんが苦しんでいる。世界が称賛するMOTTAINAI精神とは相反している事実・・・・。

私たちはその話を聞いて、保育園としてもできることがある!と、いう想いを持ち、微力ながらも、傷があると言われた”りんご”をご購入させていただき、子ども達、先生とその背景を共有し、クラスで調理に使わせていただいた。

インスタグラムライブでお話しさせていただいたので、もしよろしければ、ご覧ください。

上記のライブでもお話させていただいたが、この時、私が感じたのは

✔︎子ども達が、りんごの見た目(傷あり)と内面(味)が全然違うという気づき、驚きがあったこと。(五感をフルに使って感じ取っていたこと)

✔︎園児だけでなく、先生も保護者も学びになったこと

特に、プロと繋がり、社会の仕組みや背景を知った、先生たちも学び合うことで、りんご一つの学び、そして学びの機会を園児へと提供する深みが違ったということが、印象的だった。

このような企画をいくつかするうちに、保育園の中だけでプログラムを作るのではなく、枠組みを超えることで、保育士自身の学びの機会を増やし、誇りや責任を感じることができるのではないか?と思い出した。

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社会と園が繋がるためには、待っていても何も起こらない。自ら掴み取る行動力やチャレンジ魂が必要となってくる。

誰かがやってみないと動かない。そう思い、一緒に保育の未来の形を考えてくださる”モニター園”(4園限定)の企画募集発表しました。LIVE配信のラスト10分くらいで募集内容をお伝えしているのですが、

第一弾としてまずはモニターとして、私もご意見をお聞かせいただきながら一緒に創り出してみたいという園の方、募集してます!

<企画内容>”りんご”から始まる社会と保育園を繋ぐプロジェクト

・産地直送のりんご(規格外のもの/傷ありのものも含む)を園にお届け

・各園主導でプロジェクトを考えていただく(オンラインで私もご相談させていただきます)

・園でプロジェクト実施

・農家さんへオンラインインタビュー(子ども達が農家さんに質問!)

・振り返り(複数園同時にオンライン振り返り)

<実施期間>10月中旬〜11月上旬を予定(園の行事なども考えながら)

<モニター価格>39800円(税別)

最初の最初の企画なので

4園限定(先着順)→9月30日正午までのご決定で、

15000円(税別)(りんご代、配送代含む)でご案内させていただきます。(

ここで注目していただきたいのが、保育園での合同振り返りだ。

なかなか保育園同士(同系列の保育園以外)で繋がることがない業界。隣の園では、りんご一つとっても、子供たちへの興味にあわせて考えるプログラムは違うはず。絵を描いてもいい。歌を作ってもいい。触って香って反応を観察してドキュメンテーションをとるのも良い。

(アレルギーのこともあるので)食べるだけではないいろんな可能性を秘めているはず。

それを他園の前で発表する、他園の事例を聞く、学ぶ。自分たちのスキルを見直す。この時間を設けることは非常にこの業界には価値があるように思う。

保育園同士が繋がるのも多様性の第一歩。他を知るチャンスを掴む保育士さんが増えたら、業界がどんどん輝きだすと信じている。

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