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教育の話をしよう

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自分にできることは小さくて、でもそれに怯まないで続けてくこと。自分だけが答えを知ってるわけではないことを知り、常に他者と出会うこと。あるいはそんなことを知るためにこそ、人は学ぶんだということ。

自分にできることは小さくて、でもそれに怯まないで続けてくこと。自分だけが答えを知ってるわけではないことを知り、常に他者と出会うこと。あるいはそんなことを知るためにこそ、人は学ぶんだということ。

"じぶんごと"として強く感じた大切なこと

うっかりしてたら一年近くnoteを放置してました…。このように、"何かを続ける"とは、実はとても難しいことです。そんな自分のダメ人間な経験をもとに、"続ける練習"の大事さを強く思います。それが、僕が、毎日一枚の計算プリントを、"たんたんと"続けることを通して、

"学び方を学ぶ"

らくだメソッドという自学自習の学習システムを使った塾を主宰している理由で

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ドラマチックはいらない。ひとり一人の暮らしは、いつだってそのままでドラマだ。これまでも。そしてこれからも。東日本大震災から10年。

ドラマチックはいらない。ひとり一人の暮らしは、いつだってそのままでドラマだ。これまでも。そしてこれからも。東日本大震災から10年。

あっという間に、3月が終わろうとしています。noteをすっかり書けないままで時間が過ぎました。何年経ってもこの時期がくると心がざわついてダメです。あと、花粉症キツ過ぎてダメです…。

10年前のあの日は大変な一日でした。(翌朝救助された写真・ユニクロで半額ぐらいになってたから買った青いジャンパー着てるのが僕です。)

あれから十年。月並みですが、長くて、そして短い時間でした。

そんな十年を経た、

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意味は後から見えてくる。学ぶことは生きることそのもの。

意味は後から見えてくる。学ぶことは生きることそのもの。

やりたいこと、モチベーションももちろん大事ですけど、そうともかぎらないんじゃないのかの話を入試の前日にしてみます。

今日は3月3日。…3が並ぶとなんだかアホになってしまいそうですね。(ふるっ)

ちょっと疲れてるんで、アホになりたくなりました…

花粉症にやられつつ、ちょっと忙しくしてたら、さっそく週一でnoteを書くぞの約束は破られました。人生、常に締め切り切れです(すいません、ほんといろいろ

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”もどかしい時間=試行錯誤の時間”をこそ見守りたい。”従来型の学び”か”あたらしい学び”かとか言う前にやりたいこと。

”もどかしい時間=試行錯誤の時間”をこそ見守りたい。”従来型の学び”か”あたらしい学び”かとか言う前にやりたいこと。

先日、近所の旨い肉屋さんに、”あの豚”の姿(森山周一郎さんのご冥福をお祈りいたします。)で行ってきました。小さな笑いが欲しかった出来心です。

だがしかし、結果的に、お店の人が、ただただ、

”やべーやつが来た…。”

と思って、ふつうに対応してきたので、むしろ恥ずかしかった。…家に帰って食べたモツ煮は、僕の涙でちょっぴりしょっぱかったです。

(気仙沼ホルモン旨いです)↓

でも、そのエピソード

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”わくわく”もだけど”じわじわ”も。点と点を結ぶような学びをこそ届けたい。

”わくわく”もだけど”じわじわ”も。点と点を結ぶような学びをこそ届けたい。

引き続き、「流行に踊る日本の教育」読んでます。

しごとが遅い僕です。ごめんなさい。ほんとにごめんなさい。

”キラキラ”な、”わくわく”な人生にあこがれてますっ(棒読み (笑))

いや、僕だって、キラキラでわくわくでありたいですよ、ホント(笑)

でもね、なにしろダメ人間でして、

…ぐずぐずぐずぐずし続けていて、ようやく手をつけようかとして、ひとまずコーヒーを飲もうか!と、ドリップしてたらぶ

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”教育をアップデートせよ!”って、言ってるやつこそ、アップデートせよ(笑)

”教育をアップデートせよ!”って、言ってるやつこそ、アップデートせよ(笑)

『流行に踊る日本の教育』(東洋館出版社)読んでます。信頼できる顔ぶれの、ていねいな、”地に足の着いた”日本の教育のこれまでの振り返りと、これからへの提言です。

タイトルがアレなんで、まぁ、読む前から、きっと読む人を選んじゃうアレなわけですけど(笑)、ほんとはムカッ!と来たであろう、”未来型の学び”をすすめたいひとに読んでほしいです(笑)

いや、”新しい学び”やら、”未来の教室”やら、全面的にデ

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”探求の学び”の話と、”英語教育”の話が似すぎている件。

”探求の学び”の話と、”英語教育”の話が似すぎている件。

「流行に踊る日本の教育」読み続けてます。しっくりくることもあれば、「いや、それはちょっとどうだろう?」とかも思いながら読み続けてます。

いろいろ思うことはあるんですけど、まず大事だなと思うのは、

「今の日本には新しい能力の教育が必要」という”語り自体”を疑う。          (第一章 資質・能力ペースのカリキュラム改革より)

っていうことに尽きると思います。

その前提は本当に的を射てる

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”これからの社会ではこんな力が必要だから、それを身に付けさせるための教育をしようなんて僕は全く考えていません。

”これからの社会ではこんな力が必要だから、それを身に付けさせるための教育をしようなんて僕は全く考えていません。

おおたとしまさ著、『いま、ここで輝く。 超進学校を飛び出したカリスマ教師「イモニイ」と奇跡の教室』読了。(今年一冊目)

栄光学園教員(現在は非常勤)の井本陽久(はるひさ)さんの今とこれまでとこれからを描いたノンフィクション。

自分が仲良くしてる人たち、好きなひとたちが好きなひとであった井本さん(以下イモニイ)。その言葉たちは、とても共感することばでいっぱいだ。

”教えたことは身に付かない”

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