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michinoxa 1st albam『ゆりかごから』小話(0) まとめ

こんにちは。michinoxaです。
2024年5月12日に1stアルバム『ゆりかごから』をリリースします。
それに伴い、アルバム全体および各楽曲について語る連載を始めました。


2024.05.12 release
michinoxa 1st albam 『ゆりかごから』
1. 203 (feat. 知声)
2. みんないなくなってく (feat. 重音テト)
3. 中の下 (feat. 知声) [2024 Remaster]
4. potta-potta (feat. 知声) [2024 Remaster]
5. 玻璃の心臓 (feat. 知声) [2024 Remaster]
6. Fundamental (feat. 知声) [2024 Remaster]
7. 謎の液体と青い粉末 (feat. 知声)
8. 羽をもがないで (feat. 花隈千冬)
9. 157 (feat. 重音テト)
10. パーソナル (feat. 知声) [2024 Remaster]
11. 君のこと信用してないよ (feat. 知声)
12. ゆりかご (feat. 花隈千冬)

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なぜ急に記事を始めたのか


正直に言います。



アルバム伸びてほしいいいい〜〜〜〜!!!!

みんな聴いて!!

1日1回は通しで聴いて!!!

いくらでも聴いて〜〜〜!!!!

お願いだから〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!

😭😭😭😭😭😭😭😭😭😭😭😭🙏🙏🙏🙏🙏🙏🙏🙏🙏🙏🙏🙏



ということでね。
楽曲って「曲が良ければ必ず売れる」わけではなくて、
コンテキストが必須だと思うんですよ。


*コンテキスト: 背景、前提条件。ここでは楽曲を聴く前に知っている、タイアップ先のドラマやアニメ、ミュージシャン自体の情報のことを指しています。



特に今のJ-Pop、バズる曲は大抵タイアップじゃないですか。
つまり、タイアップしているドラマやアニメありきの音楽なわけで。
何も前情報を知らない状態で聴く曲と、
主題歌として聴く曲とでは情報量が全く違いますよね。
「リズムいいしサビの歌詞心地いいな〜 どういう意味か分からないけど」
って感じる人と、
「少年ジャンプのアニメの主題歌にこんなHip-Hop用語が使われるとは…! 
魔法が使えないけど生身で無双するマッシュと、
Hip-Hopらしい悪行もタトゥーもないけど日本一のラッパーになったR-指定が、云々」
って感じる人とでは、
まじで文章量が3倍になりますし、
より語れるし、より深堀りできるんですよ。
実際に漫画・アニメ「アンデッドアンラック」をモチーフにした楽曲『Unison』は投稿直後からアンデラファンに聴いていただけました。
いいね、最高だ。
本当にありがとうございます。


対して自分は本当に自分を出すのが苦手で。
Xにpostしようとして「これは痛々しい自分語りでは…?」「やっぱやめとこう…」ってそのまま下書きにgoすることがままあり、結局告知ばかりになるという。
「楽曲出しました」以外の情報を出せてないんですよね。
まとまったことを話そうとすると140文字じゃ収まらないし。
(すでに優に1000文字を超えた)

そこで、
この曲を作ったときに実はこういうことがあってとか、
ここの歌詞にはこういう意味も込めてますとか、
そういった自分が思っている楽曲の周辺情報を公にしていこう、ということで本連載を始めました。

初回はアルバム全体のことをお話しします。


コンセプト


『ゆりかごから』のテーマはズバリ「人生」です。
2022年、自分にとって初めての合成音声ソフトである知声を手に取ったころから、
「人生」というテーマで『ゆりかごから墓場まで』という名前のアルバムを出したいという構想がずっとありました。
いつか出そういつか出そうと思っていたのですが、2年間全く芽は出ず、
XのフォロワーもYouTubeの再生数もニコニコ動画の再生数も2桁と、
自他共に認める底辺ボカロPとして活動しています。
こんなんじゃサブスク配信する需要がないし、
配信費用的にも損するだけだよなあ…と思って
なかなか重い腰が上がりませんでした。


が。


ちょっっっっっっと伸びたんですよ。



『羽をもがないで』『みんないなくなってく』が、
ありがたいことに複数の方のYouTubeの再生リストに入れていただけていまして。
2024年5月3日現在、500回前後再生されています。


これは……

もしや……

需要あるのでは……??

いや……ないかもしれないけど……

作るなら……今でしょ……!(迫真の林修先生)


というわけで、せかせかアルバム制作を始めたわけです。


なぜ『ゆりかごから』というアルバム名にしたのか


以前構想していたときは
『ゆりかごから墓場まで』というアルバム名にして、
生まれてから死ぬまで(墓場に入るまで)を
13曲くらい入りのアルバムに仕立てようかな〜って思ってたんですよ。
でも、現時点で墓場側ーーすごい言い方ですけど。高年齢側というかーー
が全然仕上がってなくて。
自分としては「なるべく早めにリリースしたい」と焦る気持ちがあったので
「じゃあ、ゆりかご側だけでアルバム作ろう! ついでに陰キャくんの片想い系の曲も入れよう!」
ということで、人生のうち生まれてから20代くらいまでをテーマにしたアルバムに『ゆりかごから』と名付けました。


曲順こだわってます


最後の曲が『ゆりかご』であることから分かるように、
大人から始まって、曲が進むにつれてどんどん幼くなっていく作りにしています。
単純に考えたら『ゆりかご』を最初に、段々大人になる曲順にするもんですが、
『ゆりかごから墓場まで』構想時期においてその曲順にすると、
墓場側の曲たちを聴くのが非常にしんどいということ
(どんどん老いて死に向かうアルバムになります。人生か?)
また、曲が進むにつれ増えていく幼稚な歌詞に、思春期のころを思い出してリスナーの皆さんに「あ"ー!あ"ー!」ってなってほしかったので、
この曲順に決めました。
さあ苦悩するがいい。

各曲のざっくりしたコンセプトは以下の通り。
次回以降、1曲ずつ詳しくお話しします。


1. 203: 挫折しても生きていくぜ
2. みんないなくなってく: 友人の死
3. 中の下: 大人になったことの自覚
4. potta-potta: 就職、帰省
5. 玻璃の心臓: 雲外蒼天
6. Fundamental: 幼馴染との訣別、失恋
7. 謎の液体と青い粉末: 自己開示
8. 羽をもがないで: 才能の開花、または開花しないこと
9. 157: 青春
10. パーソナル: 反抗期
11. 君のこと信用してないよ: アイデンティティ
12. ゆりかご: 誕生、世代交代


『203』だけうまい言葉が思いつかなくてめっちゃ口語になっちゃった。
雲外蒼天はGeminiに訊きました。


おわりに

今回は以上です。
今後もお付き合いいただけたら幸いです。


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