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みちのくデザイン代表紹介 / 連携団体のご紹介(福島編)

皆さん、こんにちは!
一般社団法人みちのく復興・地域デザインセンター(略称:みちのくデザイン)です。

今回の記事は、みちのくデザインを率いる代表紹介:福島編となります!

*みちのくデザイン_SNS _候補①

▼これまでの記事はこちら▼
代表紹介/連携団体のご紹介(宮城編)
代表紹介/連携団体のご紹介(岩手編)
みちのく復興・地域デザインセンターとは?

みちのくデザイン代表紹介 / 天野代表

*みちのくデザイン_SNS _候補①_天野さん

天野 和彦(あまの かずひこ)
〈略歴〉
福島県会津若松市 生まれ、現在は福島県須賀川市 在住。
特別支援学校の教員として15年間障害を持った子どもたちの教育に携わる。
1997年大玉村教育委員会に県より派遣社会教育主事として配属。
2001年4月より、県教育庁生涯学習文化グループに所属。
2004年4月より、県男女共生センターに所属し、男女共同参画をより一層推進するため、関係機関・団体・個人の県内ネットワーク構築を手がける。
2006年4月より、2008年10月開催の全国生涯学習フェスティバル(まなびピアふくしま2008)を担当。
2011年3月11日に発災した東日本大震災においては、2500名を超える被災者を抱え県内最大規模といわれた「ビッグパレットふくしま避難所」の県庁運営支援チームの責任者を務め、特にジェンダーの視点から女性の専用スペース開設を手掛ける。その後も、避難所内ボランティアセンターの「おだがいさまセンター」をモデルとして、仮設住宅・みなし仮設住宅・県外避難の支援の仕組み構築と他市町村への水平展開引きこもりがちな男性への支援としておでんプロジェクトも展開。(元 おだがいさまセンター 長 2014年3月まで)
2012年4月より福島大学うつくしまふくしま未来支援センター特任教授。2015年4月より3月までみんぷくネット(特定非営利活動法人3.11被災者を支援するいわき連絡協議会)総括、復興支援プロデューサー(2015年度のみ)。
2017年4月より 一般社団法人ふくしま連携復興センター 代表理事
2019年3月より 一般社団法人みちのく復興・地域デザインセンター 共同代表

〈現在の活動〉
・地地域未来デザインセンター 客員教授(R4年4月~福島大学 地域創造支援センター&うつくしまふくしま未来支援センターが統合)
・一般社団法人ヴォイス・オブ・フクシマ 監事
・関西学院大学災害復興制度研究所 研究員
・一般財団法人ふくしま百年基金 評議員
・会津大学短期大学部 非常勤講師
・富山大学 非常勤講師
・東日本大震災・原子力災害伝承館 客員研究員
・一般社団法人ふくしま連携復興センター 代表理事
・一般社団法人みちのく復興・地域デザインセンター 代表理事

被災者の生活支援、コミュニティ形成、要援護者サポート、ボランティア組織の連携、震災関連死などの調査・研究や現場での支援にあたっています。

趣味は、アウトドア・漫画・映画など多趣味!
自分の強みは「柔軟性」
須賀川のご当地グルメは、かまや食堂の中華そば!

天野代表は現在みちのくデザインの代表理事であると同時に、みちのくデザインがパートナーシップを組ませていただいているふくしま連携復興センターの代表理事も務めています。

ふくしま連携復興センター(ふくしまれんぷく)とは?

ふくしま連復HPTOP

一般社団法人 ふくしま連携復興センター
復興を前進させ、ふくしまが新たな価値を創造するためにふくしまの課題解決に取り組む人や組織が有機的に結びつき、それぞれの役割を充分果たせるよう下支えをする団体です。

〈ふくしま連携復興センターが目指す福島の姿 (ビジョン)〉
ふくしま連携復興センターは、
東日本大震災・福島第一原子力発電所事故が
投げかけた課題を教訓として、
その課題解決に取り組む多様な主体が連携を深化させ、
人口減少・経済格差・社会的孤立の拡大防止に取り組む
「共に助け合う市民社会・ふくしま」を目指します。

〈ふくしま連携復興センターがやるべきこと (ミッション)〉
1.世界史上初めての複合災害での被災者を一人も取り残す
 ことの無いよう「原発事故 子ども・被災者支援※」に
 基づく「留まる」「避難する」「戻る」の住民の自己
 決定を尊重した支援継続をします。 
                      【支援継続】
2.東日本大震災への対応で得られた知見や教訓、被災実態
 の風化を防止するための情報発信を継続して行います。
                      【風化防止】
3.人口減少、格差拡大に伴う地域社会の衰退に対し、市民
 協働の活動をさらに促進させます。
                      【社会課題】
4.今後起こりうる大規模災害に対し、市民・行政の連携を
  深めることで防災・減災への備えを強化していきます。 
                      【災害対応】
5.福島が抱える課題解決に取り組む市民活動団体等と、広
 範かつ積極的に連携を図り「共に助け合う市民社会・ふ
 くしま」の構築に寄与します。
                       【市民社会】
※東京電力原子力事故により被災した子どもをはじめとする住民等の生活を守り支えるための被災者の生活支援等に関する施策の推進に関する法律(平成24年法律第48号)の略称。

(以上、一般社団法人ふくしま連携復興センターHPより引用)

Q&Aインタビュー

前回に引き続き、みちのくデザイン広報担当の平間が、天野代表にインタビューしました!

平間:天野代表は社会教育のプロだと感じています。ですが、中高生時代の天野代表は学校が嫌いで反抗されていたと、とある記事で拝見しましたが…
天野:ごえんびとの記事ですよね(笑) そうなんです。僕は権力が嫌いだったのです。中学時代の一番の権力は教師であり、教師という権力に反抗していました。教師なんて信頼出来ないと思っていた中で、自分達のために涙を流してくれる教師に出会ったことが第1のショックでした。高校2年生で生徒会の副会長をやっていたのですが、生徒会長が他校の生徒から心無い言葉を言われたと聞いて、他校に乗り込んだんです。その後、殴られる覚悟で自校に戻ったのですが、教頭先生は「よくやった」と褒めてくれたのです。第2のショックでした。高校3年生の進路面談の際に、担任に「差別」に興味があると話したところ、「弱い人たちのことを守るための学問である社会福祉」を教えてもらい、社会福祉の道に進むことを決めました。それが社会教育への道の第一歩でした。

平間:権力や差別が嫌いな天野代表だからこそ、社会福祉・社会教育の道に進んだストーリーは一貫性・信憑性がありますね。そんな天野代表は、ご自身の事をどのような人間だと思いますか?
天野:"表現"が好きな人間だと思います!服や音楽が好きなのですが、これも表現の手段ですよね。バンドを組んでいたり、歌声喫茶を開催したり、実は映像制作や紙芝居・朗読なども行っているのです!色々やってます(笑)
(インタビュー中に紙芝居も歌声も披露してくれました!是非皆さんにお聴きいただきたいです!)

平間:多才すぎます(笑) でも、自分達で声を上げて表現して活動するNPOも"表現"の世界ですよね。天野代表は、ふくしま連携復興センターの代表理事も務められてますが、ズバリ、ふくしま連携復興センターを一言で表すと?
天野:今の福島に無くてはならない存在。この一言に尽きます。

平間:福島に無くてはならない存在であるふくしま連携復興センターは、NPO・社協・行政など多方面からの信頼を獲得されていると感じています。みちのくデザインも東北に無くてはならない存在になりたいと強く思ってます。みちのくデザインを設立した天野代表の想いを聞かせていただけますか?
天野:県境を超えた課題があり、解決していくための役割が必要だと強く感じ、みちのくデザインを設立しました。引き続き、被災者支援を行う団体の皆様が活動継続できるような県域を超えたコーディネートを行う責務があります。
加えて、東日本大震災からの復興の先の、市民レベルでのつながりを深めることで人や資源のやりとりと交流をより円滑化し、マルチセクター(多様な主体間)で構成するプラットフォーム(ネットワーク)の構築をし、被災者支援団体同士が相互支援できるような東北による連携を進めることも必要だと強く感じています。

平間:最後に、天野代表の今後成し遂げたい事を教えていただけますか?
天野:市民社会力を高めていきたいです。自分の地域にコミット出来るような社会にしていくこと。みちのくデザインが市民社会力を高める一翼を担える存在になると思います。

平間:天野代表のご経験やご活動、想いをお教えいただきまして有難うございます!ウィットに富んだ天野代表の話術に引き込まれました(笑)
社会福祉・社会教育・災害支援など差別・人権に触れ守る経験をなされた天野代表が築き上げてきたネットワーク・知見・知恵が、現在の活動に繋がっているのだと改めて実感しました。
福島に無くてはならない存在であるふくしま連携復興センターさんのパートナーシップとして、みちのくデザインも、県域を超えたコーディネート・復興のその先を見据えた広域ネットワーク構築を推進していきます!今後ともよろしくお願いいたします!

代表紹介は以上となります!

次回からは、みちのくデザインのこれまでの活動をご紹介したいと思います!

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(一社)みちのく復興・地域デザインセンター
TEL :022-797-6708
MAIL:info@michinoku-design.org
HP :https://michinoku-design.org/
Facabook:https://www.facebook.com/michinoku.design.center
担当:平間( hirama@michinoku-design.org )
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