保立道久の研究雑記

日本史専門。現在は日本神話論。関連して『現代語訳老子』(ちくま新書)を書きました(原文訳文はここで読めます)。この多言語翻訳が夢。本業の著書・論文もここで公開。東京大学名誉教授。ツイッタはhttps://twitter.com/zxd01342。同名のココログブログもここに移動中

民族と神話について――本居宣長・平田篤胤の「産霊神道」はなぜ大事か。

いま書いてる本の序論の書き出しです。 第一章本居・平田の産霊神学に立ち戻る ①民族と神話について ①「民族=ethnicity」の学術的議論はなぜ大事か  日本の知識人は「…

忌部氏と日前宮について――伊勢神宮より古い

以下は研究史ですので、他の研究者の邪魔にはならないと思うので、挙げておきます。ようやく忌部を突破できそう。  忌部氏の位置が倭国神話の中枢をなす天石屋戸神話と天…

無知が先か、無責任が先か。

以下ブロゴスに2015年07月11日に載せた文章です。 いま考えると「無恥」の位置が大きいのかもしれません。  国家中枢部の状態について「これは無知のせいなのか、無責任…

柳田国男と高木敏雄の雷神論

タカミムスヒについての端的な判断は、すでに『歴史のなかの大地動乱』で述べたところであるが、この神は雷神であったということである。このような見解は右の拙著の外には…

オオナムチ(大国主)神話と地震の神社

以下は以前,兵庫ラジオカレッジで話したものです。二〇一六年一月。Pcの中にあったので上げておきます。  私は定年になりましたのが、二〇一二年三月でした。つまり、東…

権利という言葉について

以下は拙著『日本史の三〇冊』(人文書院)に書いた成沢光『政治のことば』の紹介です。成沢さんのこの本は学術文庫にもありますが、その文庫の解説も書いています。 「権…