タカミムスヒの「ヒ」は雷電――平田の「ヒ」の神学の継受
以下はタカミムスヒは巨大な雷神であるという仮説ですが、この仮説自体は、以前、『歴史のなかの大地動乱』(岩波新書)で述べたものであり、内容は研究史ですので、オープンします。(現在執筆中の著書の一部)
タカミムスヒの「ヒ」は雷電――平田の「ヒ」の神学の継受
以上のようにタカミムスヒを太陽神であるとする学説は十分な成立根拠をもたないのであるが、これまでそれと異なるタカミムスヒの具体的な神格、イメージは筋道を通して体系的に論じられたことはない。
しかし、アカデミックな歴史神話学