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子宮筋腫手術レポ その1

これは2021年秋ごろの話だけれども、記録と世の中のお姉さん・お嬢さんの為に書き残しておく。

※重要情報は太字部分だけなのでパパッと読めるぜ※

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(その2 術前検査1日目)
(その3 術前検査2日目)
(番外 お金編)
(番外 職場編)
(その4 入院1日目前編)
(その5 入院1日目後編)
(その6 入院2日目手術編)
(その7 入院3日目術後編1)
(その8 入院4日目術後編2)
(その9 5日目&6日目退院編)
(最終回 持っていくべきもの&やるべきこと)

その年の健康診断の日、私が心配していたのは子宮のことではなかった。
何故なら診断前夜、左胸に痛みを伴うしこりを発見したため、乳がんか!?と気が気でなかったからだ。

なお、このしこりは検査後に紹介してもらった婦人科で何ともないとのお墨付きを頂いた(乳首まわりの埋没毛を毛抜きで追い込みすぎて細菌感染をおこしたことが原因だった、愚かすぎる)

そのため婦人科受診後、乳がんの不安から解放された私はすっかり元気をとりもどして日々を過ごしていた・・・しかし、会社に届いた健診結果は「再検査」。

確かに子宮の検査で「腫れてるね~」と言われてはいたが、そこまで大事だとは・・・診断を受けた病院にすぐさま連絡するが、CTのみで精密検査ができないと言われてしまった。

精密検査できる病院を探してあちこち電話したところ、
「検査の結果手術することになったときのことを考えて、手術も入院もできる大きな病院で検査した方がスムーズだよ」とのクレバーなアドバイスをもらったので大学附属病院で見てもらうことに。

健康診断から約1か月後に有給をとって受診・・・したのだが、有名な教授が診療する日だった為、めちゃめちゃ混んでた。

性交経験はあるか?出血が多い・痛みが激しいなど普段の生理で気になるところはあるか?といった感じの軽い問診のあと、待つこと3~4時間・・・(この間、子宮の筋腫も怯えていたのか少し痛むような気がした)

扉を開けるとそこには教授と医者の卵たちが待っていた。
「医学生が同席してもよろしいですか?」と教授が尋ねる。
私の股が世の女性の役に立つならオールオッケー、快諾。
女性にはお馴染み、ロボットアニメのコックピットみたいな例の回転イスで診療した結果、やはり「子宮筋腫」と診断された。

「で、どうしよっか?手術する?」
軽く言ってくれる教授。

説明では、
・現時点の筋腫(子宮の外側に成長するタイプで7cm位)では日常生活に大きな支障が出ることはない
・でも、これ以上大きくなったら内視鏡手術ではなく開腹手術になる
・手術した場合、出産が帝王切開推奨になるというデメリットがある

ということだった。

神妙な顔をする学生たちを前に、2分くらい考え込む私。
だがこれも人生経験かもしれない。
「いつか取るんだし、帝王切開の方が麻酔で痛くないって言うし!やります!」と元気に返事した。
(帝王切開は術後めっちゃ痛いらしいです、舐めんな愚か者よ)

それを聞いて、なぜか「うんうん」と頷く看護師さんと学生さん。
とんとん拍子で次の月に手術することになった。
戸惑ったがいつかはしなきゃいけないし、冬になってインフルにでもかかったら手術の予定がおじゃんだから覚悟を決めたぜ。

※ちなみに、健診結果が紹介状がわりになるため初診料はかかりませんでした。ありがてぇ~。

てな訳で、その後の流れは以下の通り。

MRI→手術前検査→コロナ検査→入院&手術→予後観察→退院

次回は術前検査について書こうと思います。


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