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子宮筋腫手術レポ 番外〜職場編〜

どんな病気も同じだけれど、職場の理解・職場への配慮は最低限必要になってくる。

手術で一番困ったのが、コロナがホットな時期だったので、他の人と一緒に仕事できなかったということだ。

気がついたのは、入院の書類を確認していた時。
「手術前2週間は県外へ行った人とは接触しないこと」
これって・・・営業さんも含むのでは!!??

すぐさま病院に電話してみると、
「県外に出た人と同じフロアで仕事するなら手術はうけられない。隔離されるか休むかしてくれ」
という回答だった。

偉い人に相談して個室へ隔離してもらうことに。みんなを病原菌扱いしてるみたいで申し訳なかったが、理解してもらうことができた。

次に、最も多くの人が困るのが『有給』ではないだろうか。
取れるか取れないかという部分もあるが、入社してあまり経っていない私は日数も心配なところだった。

手術前の受診や検査に2日半。
入院手術に5日(残念だが予後観察があるので先に日数を知ることはできない)
そして、運転不可の療養期間が1週間程度・・・

手術後の休みについては退院する頃にはじめて聞いたので焦った。
しかも、最初は半月〜1ヶ月とか言われてビックリ。値切り交渉(?)をしてなんとか1週間にしてもらう。
私の場合、幸運にも土日と連休がかぶったため実質消費した有給は9〜10日で、ギリギリなんとか足りた。

前職で「インフルにかかるかもしれんから1週間は残しておきな」と言われていたので残していたのだ。
毎日、キレたかと思えばディズニープリンセスみたいに床に座り込んで泣く同僚がいる魔境だったが、いいこともあるね。

いいことといえば、この手術で手に入れたいいことが保険金以外に1つある。

女性同士の話のネタ。

知っている人もいるかと思うが、手術するほどではない筋腫を持っていて経過を見ている女性は結構いる。
なので手術となると人ごとではなく興味津々。
外国の友人ですら詳しく聞いてきた。

手術跡が気になるという人もいる。

手術前に職場の最年長が「最近は跡なんてあんまり残らないよ、ほら」と言って突然、大腸の手術跡を見せてくれたのもいい思い出だ。

私も友人と温泉に行くと同じように見せびらかしている。

手術は大変だけど、何か得るものがあったと思うことにしたぜ。


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