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子宮筋腫手術レポ その2~術前検査 1日目 MRI~

※前回に引き続き重要情報は太字部分だけなのでパパッと読めるぜ※

大学病院での受診から2週間後、半休をとってMRI検査を委託されている病院へ向かう(都会なら同じ病院でうけられるんだろうか?)

MRIくんのことはCTの上位互換というイメージしかなかったため、完全に油断していた…術前検査の中で一番大変だった。

簡単な説明を受けた後、
ローブ的な服に着替え→採血→血管に造影剤注入→腹部のMRIという流れ。


血管が見えない女なので、採血は毎回手間取る。
失敗してもう片方の腕で挑戦することもしばしばだが、この日は半日の絶食と数時間の絶飲のためか気分が悪くなってしまった。

青ざめる私を見て心配する看護師。
だが「でも横になれば大丈夫!」と、軽く流されMRI決行。
(看護師とは優しく無慈悲で頼りがいがあるもの、親族が看護師なので慣れてるぜ)

その言葉どおりMRIの台に横になったらおさまってきた。
これで後は横になって寝てるだけ…そう思った瞬間、ジャーーーーーーッ!と腕に勢いよく造影剤が流れ込んできた。

血管に神経があるのかどうか知らないが、水流の振動で肉体の中に液体が流れ込む感覚がダイレクトに伝わってくる。怖い。
もっとこう、ちゅ~・・・って入ってくるんだと思ってた。

震える私にヘッドフォンが装着される。
事前の説明によるとMRIは不快な音が発生するため、音楽を聴きながら行うらしい。
この病院ではX Japanの『Forever Love』(オルゴールアレンジ)の無限リピートだった。

そして動き出すMRI。
なるほど~これがMRIの音かぁ、ぶっちゃけヘッドフォンなんか余裕で貫通してくる。
耳を工事されてるレベルの異音。仮に『Forever Love』が『紅』の原曲バージョンでも防御は不可能だと思う。

そして時間は事前の説明で聞いていたので知っている。
その間40分、苦痛でしかない。

考え事も左右へ移動する爆音でかき消されてしまう。
どう考えたって寝るどころじゃないが、少数派ながら寝る人は居るらしい。
あなたはどちらかな?

無になることもできぬままMRIは終了。
なお、拷問にかかる費用は1万円位だった。用意して行こう。

ポイントをまとめると、
・MRIの前は少しだけ絶飲絶食がある
・腹部だけなら40分程度(つまりMRIが1台で先客がいればその位は待つ)
・費用は1万位

案外長くなったので、もっと詳しい検査は次回へ


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