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人に厳しい自分を変えるために

他人が気になって仕方がない

とても生きづらさを感じることがあります。それは、正直に言うと、人によって態度を変えてしまう自分がいることです。

それが、許せないのです。

どこか尊敬できるかもしれないと感じたり、リスペクト出来る人や共感できる人には、丁寧な対応であったり積極的なコミニケーションをはかる自分がいるのに対して、理解出来ない行動や、自分の常識から外れてしまう人に対しては、何処までも拒んでしまう自分がいるのです。

すべての人に平等に接することが出来れば、人との繋がりは広がり、学びも深くなると思います。それに、立派な人間というのは、それが出来るからこそではないかと思うのです。

いつまで経っても、変わらない自分に、呆れてしまうしがっかりします。

これって、結局は他人に厳しすぎる自分がいるのだと思います。自分には甘いってことなんです。もっと言えば、それは、あまりにも他人を意識しすぎているんじゃないかとも思うのです。

他人が気になって仕方ないんだと思うのです。

そう思うから、生きづらさを感じているんだと思います。

苦しみは信念から生まれていた

人には優しく、自分に厳しくとは、よく教えられてきたことです。それが出来ないから、悩みになってしまっているのだということだと感じました。

ある本を読んで、「あらゆる苦は人間の執着に起因する」というブッタの教え知りまました。例えば、自分はいつまでも若くありたいと思うのに、どんどん老いてしまうという現実を味わうと苦しみになってしまいます。これって、若さに対しての執着であるってことになります。

だから、僕は人には優しくあるべきだとか、人には平等であるべきだと言った考え方があるに対して、そうでない現実の自分がいるから、苦しみを感じていることになっていると考えることが出来たのです。

でもここで、ひとつの疑問が、僕の中で生まれたんです。

これって、何処が悪いのかって。人はこうあるべきだとか、自分はこうでないといけないと言うものは、言えば信念のようなものである。その信念を持って生きるからこそ、自分を正しくさせることが出来ているんじゃないかって思えたのです。

だって、どう考えても、人に優しくあるべきだと自分に言い聞かせることは、大事なことだと思うのです。でも、言い換えると、そこに執着し過ぎていたから悩んでいたとも感じました。

人に優しくするべきだと、言い聞かせ過ぎて、それが出来ない自分を否定していたことに気が付いたのです。

そう思うと、ますます自分の中で何が正しいのか分からなくなってしまったのでした。

成長の証

ふとした時に、そういった話を親しい人にしたことがありました。そうしたら、そんなことをいちいち考える人なんか、滅多にいないよと、興味なさそうに、言い返されたのでした。

最初は、そうなんだ、そんなもんなんだと、しぶしぶ納得したのです。ところが、考えているうちに、僕はこれが真実であると、はっとさせられたんです。

それで良かったんんだって。もともと、そこに答えを見つける必要なんかなかったんです。みんな、なんとなく苦しみや生きづらさを感じていても、それが何なのか答えを導き出さなくても、前向きに生きていけたり、豊かさや幸せを感じることも出来るものなんだって。

さらに深く調べてみると、仏教にも「無記」という言葉がありました。その意味を僕なりの解釈で説明すると、人生において、分からないことばかりだということ。そこに答えを探そうとするから、僕のように苦しくなったり生きづらさを感じたりするのだということ。その時に、無理やり答えをだそうとするから、思い込みに囚われてしまったり、信念に囚われて、返って苦しみを強くしてしまうものだということ。

でも、こうした疑問を持つことは、悪いことではないとも思いました。だから、人生の疑問を持つ意味を探してみたんです。

そこには大きな意味がありました。

それは、まさに心の成長だったのです。

苦しみを感じたり生きづらさを感じたりすることは、心をより成長させるものであるからです。筋トレだって、筋肉に負荷をかけるもの。心の負荷は、心の成長の証だと思えました。

でも、自分の出した答えを、否定するのは辞めようと思いました。正解か不正解かどうかが、ここで重要ではないことを学んだのですから。

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