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自分を育む

昨日、ていねいに生きることをお話しさせて頂きました。まだ読まれていらっしゃらない方は、是非読んで頂きたいのですが、ていねいな生活を意識することは、自分を教育しているような感覚になりました。まさに、ていねいに生きることで自分を育むことができるのです。今日は、その部分を深堀りしていきたいと思います。


ていねいに挨拶する

普段、僕自身も日常の中で自分がどんな挨拶をしているのか、意識したことはありませんでした。

子供の頃はきちんと挨拶ができないと、先生や両親といった大人に注意してもらっていましたが、大人になるとそうはいきません。

周りの人からの評価をただ、落とすだけとなります。僕は、よく作業しながら挨拶していたことに気が付きました。

もう一度、相手の方を見て笑顔で挨拶することと、必ずひとこと添えるように意識したのです。

そうすると、相手の方の態度も変わっていったのですが、何よりも自分自身の心構えが変わっていったのです。

その人に対する気遣いの言葉が自然と出るようになったし、自然と「いつもありがとうね」と感謝するようにもなったのです。

きっと、その方の態度が変わったのは、僕自身の態度が変わったからだと思っています。挨拶はコミニケションの基本ということを改めて実感いたしました。

挨拶をていねいすることで心を育むことが出来るのです。

ていねいに話す

言葉というものは、自分の気持ちや考え方や生き方が言葉遣いとなって表れるものだと思っています。

日常の言葉遣いから、心の奥の中の自分という人間を意識出来ることになるということです。

わかりやすくいうと、話す言葉がアイデンティティになっているのだと思います。言葉遣いを丁寧にするということは、自分自身のアイデンティティを良い方向に変えてくれるものだと思うのです。まさに言葉遣いをていねいにすることは自分を育んでしますね。

例えば、料理というのではなく、お料理と言った方が優しく落ち着きのある人だなと僕は感じるのです。

そして、話し方をていねいに心掛けることで、気遣いの言葉をかけるように心がけようと思い、自然と良い言葉を集めるようになりました。良い言葉を集め、良い言葉に囲まれていると、自分自身がやさしさや前向きになっていったのです。まさに僕のアイデンティティが書き換わっていくのを感じました。まだまだこれからですが。(笑)

生活の中にていねいを

他にも生活の中で色んなことをていねいに心掛けることができます。

例えば食事。食事をていねいにするということは、マナーをきちんとすることもそうですが、行事食を楽しむこともそうだと思います。

季節をしっかりと感じながら過ごすのには行事食を楽しむことで、春を感じてワクワクしたり。季節の移り変わりに風情を感じたり。人生を楽しむことに繋がっていくものなのです。

更に、同じようなもので服装を意識する。これも日常をていねいすることだと思います。きちんとオシャレすることで、ていねいに自分を大切にすることですから。

しかし、これまではきちんとした格好で出かける時があったのでオシャレに気を使い、服装や心にもメリハリをつけて楽しむことが出来ました。

今は会食や食事会の機会が出来る状況ではありませんから、せっかくのオシャレもなかなか楽しめません。ですので、時々面倒に感じるかもしれませんが、ちょっと買い物に出かけるときに、オシャレしてみることを意識的にしています。そうすることで、自分の心をワクワクさせて楽しませています。

SNSもていねいにすることで、SNSの捉え方や取り組みが変わっていきます。日常が忙しいためにそことどうバランスをとるかが大事ですが、SNS上のコミニケションは非常に難しいものがあります。

ですので、大切なのは自分の心。自分がどう捉えていくことが大事です。SNSでのやり取りの中でひとこと感謝の気持ちを添えることが出来たら、きっと前向きにとらえることが出来るものだと考えています。

このように生活の中にていねいを意識したら、ワクワクする気持ちや感謝の気持ち。そしてあたたかい気持ちが自然と持てるようになったのです。

そういった気持ちを味わうことはまさに自分を育むことだと言うことなのです。


ていねいを味わう

こころとからだは、当然のことだけど密接な関係なのです。こころが変われば行動がかわるものだし、行動が変われば心構えが変わります。

思うように生きていないと感じているのは、自分の中で何かが欠けていると感じているからなのです。そう感じているのなら、何かを変えていかないといけないのではないでしょうか。

でしたら、日常生活をていねいにするということで行動えを変えてはみませんか。

豊かな暮らしをしている人は、何もお金に困っていないからではありません。心を満たしているからなのです。その心を満たすこととは何かは人それぞれ。それを自分で探していくしかないのです。

だとすれば、ていねいに生きることは、これまで具体的にお話ししましたが何より自分自身を味わうことなのです。自分を満たすためにていねいに生きてはみませんか。

ていねいに生きることで、自分を成長へと導き、自分を豊かにし、自分をあたたかく見守ることが出来るのです。それは、まさに自分を育むことだということなのです。

最期まで読んでいただきありがとうございます。
メルシー


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