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ひとつひとつの選択が未来に繋がっている

全ては自分自身が選んでいる

何か嫌なことがあった時に、落ち込んだり、不満を感じたりしていました。何か嫌なことを言われたら、その人に対して、憎たらしく思ったり、嫌悪感を感じたりしていました。

そうしたことで、僕がネガティブな感情に陥ってしまうのは仕方がないことであり、どうしようもないことだと思っていたんです。

だって、どんなに避けようとしても、自分の意志とは裏腹に嫌なことを言われたりするし、嫌な出来事は起きてしまうものですから。

だから、自分のこのネガティブな気持になってしまうものは避けられないものだと思っていたんです。

しかし、ある人の講演で話を聞いている時に驚く事実を知ったのでした。全ては、僕自身が選んでいるもの。僕が何もかも、引き起こしているものであるということだったのです。

全ては心が先であるから。

出来事が先で心が後ではないんです。

真実は、心から生まれる感情が先で出来事が後であると。

そんなはずはないと思いました。

しかし、その講演家の方はこうおっしゃっていたのです。この講演だって、あなたは聞きたいと思ったから、聞くことが出来るんですよね。

そう言われて確かにそうだなと感じました。

考えてみれば、本当に全て心が先であるように感じました。

僕は、誰かの役に立ちたいと思ったから、こうして、この「note」を書いているので、心がそう思ったから、そうした行動に出ることが出来ているのです。人にプレゼントを買うのもそうです。その人に喜んで欲しい。喜ぶ顔を見て、嬉しい気持ちを味わいたい。その気持ちが生まれたから、その人にとって何が良いのかを考えて購入する。そして、渡すという行動を実行して、喜んでもらえるのです。

全ては心が先。

しかし、それには当てはまらないものもあるのではないかと思う部分がありました。僕の中で納得できないものがありました。それは、本当に心が先なのか疑問になりました。

それは、過去にいじめに遭った経験であり、かつて会社に奴隷のように働かされて精神を病んでしまったこと。不運な出来事は、この理屈は通らないように思えてなりませんでした。

少なくとも僕は、いじめられたいとも、精神を壊したいとも思っていません。そんなはずはないのです。

僕は選んでいた

ところが最近、ある人間関係のこじれから、気が付いたことがありました。ある日、会社のスタッフの一人が非常に機嫌が悪かったのでした。みんな楽しく仕事をしようというのが、会社での目標だったのです。だから、僕は気を利かせて、色々とお膳立てをしました。

ところが、その方は、僕に対してけんか腰な態度や強い口調で接してくるのでした。気を遣い仲良くありたいという気持ちだったのに、納得できませんでした。

その出来事は、凄く近々のことであり、自分の気持ちを内観することが出来ました。

そうすると、僕の心の中の本音は、こうだったのです。

何で機嫌が悪いの?その態度はなんて腹立たしいことかって。僕の腹の中はこうだったのです。僕はその気がなくても、無意識の部分や心の奥底ではそう感じていたのです。

そこで気が付いたのです。きちんと自分と向き合ってみると、心が先だったのです。

今更ですが、かつていじめられた時の僕の気持ちを正確に知る由は出来ません。精神が壊れてしまった時の、僕の心の状態や無意識に感じていたことを読みとることはできませんでした。

だって、過去は無意識にでも、自分に都合の良いように書き換えられて、美化されてしまっているものだからです。そんなはずはないとしか言いようがありません。でも、きっとどこかで、その出来事を引き寄せるような心を作り出していたのかもしれません。

今、何を選ぶ

不運な出来後が全て、心が先であるということで説明することが出来るものとは、完全に言い切ることはできませんでした。

しかし、僕はこの考え方を信じることを選ぼうと思います。その方が、全ては自分次第であると思えるからです。そう思うことで、より自分を成長させることが出来ると感じたからです。

過去のことを考えていくよりも、大事なことがあるものだと思います。それは今の自分です。こころが先で出来事が後という真実。つまりは心が出来事を引き寄せているのだとしたら、今、僕にとって大事なのは、いまどんな気持ちを選んでいるかどうか。自分の感情をコントロールしていくことが大事なのです。

不機嫌な人がいたからといって、自分も腹立たしいという心の選択をしてしまうから、嫌な出来事を引き起こしてしまう。

ですので、心の中のひとつひとつの選択がとても重要になってくるということ。心豊かな選択が出来るように、日々心掛けていかないといけないものだと感じました。

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メルシー

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