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弱さを受け入れる

自分の本音が話せない

僕が苦手としていることで、自分の本音が人に話せないということがあります。その深層心理を自分なりに読み解いていくと、自分を否定されることを、極度に恐れていることに気が付きました。

原因は過去にたくさんありました。酷いいじめに遭ったことがあったからです。その時に、これでもかっていうくらい、僕の存在の全てを根底から否定されてしまったからです。いくら傷が癒えていたとしても、無意識に否定されることを今でも避けてしまうのだと思います。

自分自身が引き起こしてしまった原因もあります。自分の愚かさで、自分の周りから人がいなくなってしまったことです。僕がしたことは、責任やプレッシャーに負けてしまい、全てをリセットしようと逃げ出したことでした。それは多くの人を裏切る行為であり、多くの人を傷つけてしまったのでした。それまで積み上げてきた人間関係は脆くも崩れ去ってしまいました。あの時は、どうかしていたのは間違いありません。うつ病だったという診断も事実なのですが、僕の中では、自分の弱さを優先させてしまったという自責の念があるのです。逃げたいという自分の本音をさらけ出してしまったがために、人が離れていったという捉え方をどうしても拭い去ることが出来ていないのでした。

誰であっても、否定されることを好む人なんかいません。でも、沢山の人に受け容れられて認められたいという思いを強く持ちすぎてしまうと、自分の全てを肯定してもらわないといけないとか、全ての人に肯定されないといけないという思考に陥ってしまうものです。そして、その為の方法が、僕には、自分の本音を押し殺し、人を優先させることしか考えられなかったのです。

その方法は、何よりも他人の目線を気にする必要があったのでした。

自分を理解することが出来たのは

これまでの自分だったら、きっとここまで自分のことを分析することは出来なかったに違いありません。自分の本音が話せないことに、自分に苛立ち、ひたすら自分を責めていただけだったと思うのです。実際に、過去の自分は、誰かの言葉をただ鵜呑みにして、他人から否定されたって構わないじゃないかと自分に言い聞かせては、「どうして、こんなことができないんだ。」って、自分を罵るだけでしたから。

それは、単純に自分の弱さを受け入れていなかったからです。

当時の自分の言葉を借りると「自分は弱くない、むしろ強い方だ。」そう自分を分析していたのでした。本気でそう思っていたから、自分の弱いことを認めることが出来ませんでした。だから、出来ると思うことが出来ないから自分を否定してしまうのです。

自分は弱い人間だ。その中でも人から否定されることを極端に恐れているのだ。そのことが受け入れることができたから、自分を理解しようと過去から原因を探ろうとしたんです。そんな自分を理解して許そうとするために。

自分の本音を前にしてうろたえてしまう自分がいます。時には勇気を挫いて逃げてしまう自分が未だにいます。でも、その理由が理解することが出来ているからこそ、許せるうようになったのだと思います。そして、自分の本音が言えたときに、大きな喜びになったのも、自分のことを理解することが出来たからこそでした。

自分の本音をさらけ出すために、色んなことを試していこうと思えたのです。これまでたくさん言葉を自分に投げかけてみました。その意味を深く知ろうと努力し、自分なりに落とし込もうと努力もしました。それは、自分が弱いと知っているからでした。弱さを受け入れたからこそ、言葉を武器にしようと思えたんです。

今では、弱さがあるからこそ、自分が成長し強くなることが出来ると信じているんです。ある意味、弱さのまま強くなろうとしているのです。強さとは弱さを受け入れることなんだと思えます。そういう風にい思う自分はどこか心強く思えるし、ほんの少し頼もしいような気がします。

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最後まで読んで頂きありがとうございます。
今日も自分をご機嫌に。
メルシー

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