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他人と比べない自分作り

本日は、相談頂きました内容にお答えしていきたいと思います。他人と比べたり、人を羨ましく感じてしまったりしてしまうことって、誰もが経験をしたことはあるのではないでしょうか。僕自身も、ずっと他人と比較しては、悲観ばかりしていました。だからこそ、今回のお悩みは、凄く共感することが出来ます。気持ちが分かるからこそ、丁寧にお話ししていきたいと思います。

本日の相談内容


私は心のリハビリ中ですが、どうしても、人が羨ましくてしかたありません。
私が欲しかった役職の人達が、ドバイに研修(旅行?)に行くことが決まりました。
羨ましくて、、、
なぜ、私は降格だったのか?
またグルグルに巻き込まれて苦しいです。
この気持ち、乗り越えることができるでしょうか?

ご相談者Sさん

結果どうなることが望ましいのか

誰かと自分を比較したり、誰かのことを羨ましく感じないためには、どういう自分が望ましいのでしょうか。それは、まさに自分のことに集中している状態ではないかと考えることが出来ます。

例えば、自分の夢や目標を精一杯になって追いかけている状態。やりたいことが次々に見つかり、あれもこれもチャレンジしている状態。もしくは、内面的な成長によって、どんな自分をも許すことが出来るために、心が安定して人と比べても、心乱れることがない状態。むしろ、祝福や応援出来る自分になっていること。

こうした状態の自分になっていることが、望ましいものだと考えることが出来ます。そうでないから、人が羨ましく感じたり、比較しては、自分を否定してしまったり、してしまうことに陥りやすいものなのです。

ですので、この理想の自分になるためにはどうすれば良いのかを考えていくことこそ、大事なことだと思うのです。

理想の自分にどうやったらなれるのかを考える

少し厳しい言い方をすれば、人を羨ましく思ったり、どうして自分ではないのか。そういったことを考えたり悲観出来る、時間も余裕もあるのです。ということは、言い換えてみると、理想の自分にどうしたら良いのかを考えることが出来る可能性が十分にあるということです。

そうした思考になるためには、今、物事を見ている角度を少し変えていくだけで、随分と見える景色が変わってくるものです。コインを例に挙げると分かりやすいのですが、同じコインでも表側からみるのと裏側から見るのとでは、デザインそのものが違うものです。同じものを見ているのに見え方は、全然違うものなのです。

つまり、今悩みや苦しみだと感じているものは、裏側の部分を見ているもので、その表側をみれば、自分にとってプラスになる部分にな得るものになるのです。

そもそも、どうして他人と比較してはいけないものなのでしょうか。他人と比較することで、自分の本当の気持ちに気づくことだらけではないでしょうか。嫉妬は自分がこうありたいという強い気持ちの表れなのです。何も知らない僕が、知り得ることではありませんが、本当に心からドバイの研修が羨ましいと感じていらっしゃるのなら、それは、まさにドバイの研修に選ばれることが目標や夢であるといえるのです。

では、何がいけないことなのか、それは他人と比較したり羨ましく思うあまりに自分を否定してしまうことだということです。あの人と自分を比べた時に、理想の自分と現実の自分が重なってしまい、その差を感じるあまりに自分を否定してしまうのです。

ネガティブな感情を抱えているからこそ、見える景色はあるのです。そうした自分と向き合うことを、実際に、色々試していくことだけでも、それだけで、結構忙しくなるので、十分に他人のことが気にならなくなります。

僕自身の話ですが、自分を知るために、訳も分からずに、心理学を学んでみたり、自己啓発の本を読み漁さり、自分にとって、心に響くような言葉を探してみたり、ありとあらゆることをしてみました。そうやって、自分の中で感じたことを、日常生活の中で試していきました。山にのぼってみたり、時には旅行にいき、都会や田舎にそれぞれ、身を置いてみたり。あるいは何もない一日をただ過ごしてみたり、そうやってひとつひとつ感じたものから、自分の中でこれが好きだとか、これは嫌い。この言葉は勇気がもらえる。そうやって、ひとつひとつ自分への理解を深めて確認し直していきました。

それだけで、膨大な時間を要するものです。今も尚、自分を理解しようと試している真っ最中なのです。それを必死にしているうちに、忙しすぎて他人のことが気にならなくなったのです。

他人がどうとか、あの人が羨ましいということを考えるのは、自分はこんなものだから、こう言う人間だからというものを決めつけてしまっているから、自分探求という人生の最大のテーマとも言えるものに、時間をかけなくなってしまったからなのですから。

本当の悩みは

しかし、Sさんの悩みは、それはそれとして、本当の悩みは、そこにはないような気がします。本当は、ずっと過去の自分から抜け出せないことを悩んでいるのように感じてなりません。

それは一番初めに、「心のリハビリ」と「またグルグルに巻き込まれて苦しいです。」と書かれている部分から推測することが出来ます。人と比べること。他人を羨ましく思うあまりの苦しみが、どうしてぐるぐるに巻き込まれてという表現になるでしょうか。冒頭の「心のリハビリ」も同じです。過去に何ががあって、とても深く傷ついたから、心のリハビリという言葉を使っていらっしゃるのだと思います。

つまり、最大の悩みは過去のしがらみから、抜け出せないこと。自分を変えることが出来ないことにあるのではないでしょうか。だとするのなら、尚更、自分探求に力を注ぐ必要があるのだと思います。

自分を含めたあらゆるものや世界を、ひとつのもしくは限られた視点でしか、見ることが出来ていない証拠なのですから。

もう一度、自由な視点で世界をみるようになるのには、自分の過去も現在も未来も、自由に解釈するようになれるのには、自分という人間を理解しないことには、はじまらないのですからなのです。

お知らせです

お悩み相談はじめました!

人生に迷った時、どうしたらいいのか分からない時、誰にも相談できずに、苦しみました。いつか、僕自身も誰かに寄り添い、背中を押すことが出来たらと思い続けてきました。
だから、あなたのお悩みに、寄り添いたいのです。
どの記事でも構いませんので、コメント欄にてお待ちしております。

詳しくは、こちらを読んでください。

相談される方は上の記事内にある注意事項を読んでから、ご相談下さい。


最後まで読んでいただきありがとうございます。
メルシー



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