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ダメな自分だと思っていたのが変わった理由

ダメな自分に悩んでいた

僕は、よく子供の頃の自分を振り返るようになりました。この「note」にも、よく自分の子供の頃の話をしているのです。

それには、きちんとした訳があるのです。

それは、子供の頃の自分が、自分への見方を変えることが出来たからなんです。

僕は以前、ある悩みを抱えていました。

それは、人に厳しいことが言えなかったことでした。

その頃の僕は、会社において、それなりに長く勤めていたこともあって、とある部署のリーダーになることが出来たのでした。ただ、そのチームに仕事を教えようとしても、上手に教えることが出来ませんでした。ある日のこと、チームの一人が寝坊して遅刻していました。その部下は遅刻の常習犯でした。更には、前日の仕事終わりに友人たちと遊びに行っていっていたことも僕は知っていたのです。きっと、羽目を外し過ぎたんだと思いました。上の立場の人たちはカンカンに怒っていて、僕の教育がなっていないとひどくお叱りを受けました。本来なら、反省してもらうためにも少しでも厳しい言葉で伝えなければいけません。それなのに、僕は今後は気を付けるようとしか言えませんでした。後で、僕は、そんな指導ではダメだと、そんな風では上司は務まらないと散々と叱られたのでした。

それくらいのことも出来なかったのでした。

他にも、自分の子供に対しても、叱ることが出来ずに甘やかしてしまうのです。

そんな、甘々な自分が情けなく感じてしまうのでした。厳しくありたいと思うも、出来るようにはなりませんでした。時々、自分にも甘くしてしまうときは、凄く落ち込んでしまうのです。こうした自分の甘さが、多くの人に迷惑をかけてしまっていると思っていました。

母との関係が影響していた

そんな時に、無料で人生相談をされていたカウンセラーの方がいらしたので、思い切って相談してみたんです。

その原因は、あなたの子供頃にあるに違いありません。お母さんとの関係はどうでしたかと訊ねられたのでした。僕の母はとても厳しい人だったのを思い出したのでした。いつも叱られてばかりで、いつもあんたはダメな子供だと否定されていたこと記憶が蘇ってきたのでした。母はいつだって、自分の思い通りに僕をしようとしていたのでした。

「あなたは、お母さんとは真逆の道を歩んいるのですね。」

相談に乗ってくれたカウンセラーの方は、そう仰ってくれたのでした。

その時から、僕の中で自分が子供の頃の記憶がどんどんと蘇ってきたのです。

自分がどんな子供だったのか。何が好きで何が嫌いだったのか。当時の僕は、叱られてばかりでどんな気持ちだったのか。そんなことを思い出したのです。小学生に入ったばかりの時は、明るくて活発で誰にでも話しかけるような子供だったのに、どんどんと自信を失くして、何に対しても諦めてしまうような消極的な自分になってしまったこと。声も小さくなって、出来るだけ目立たないようにしていた自分だったこと。友達もほとんどいなかったくらい人見知りだったこと。そんな自分が大嫌いだったこと。

母に毎日のように怒鳴られて否定されて、何もかもが嫌になっていたこと。母の高圧的な態度がとても嫌な気持ちになって苦しかったこと。

そんな風な気持を誰かにして欲しくなくて、同じ感情を人に味合わせたくなくて、僕は人に厳しく出来なくなっていたのでした。

そのことに気づかされた時に、救われた気がしたのです。

僕の中にも確かなものがあって、人にも自分にも厳しくすることが出来なかったんだと思えたからです。

今の自分の苦しみや悩みの原因は、過去の中にあるかもしれないと意識するようになりました。

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人生に迷った時、どうしたらいいのか分からない時、誰にも相談できずに、苦しみました。いつか、僕自身も誰かに寄り添い、背中を押すことが出来たらと思い続けてきました。
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最後まで読んで頂きありがとうございます。
今日も自分をご機嫌に。
メルシー

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