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自分からのメッセージを受け取ろう

意識を変えるだけで

自分が嫌いな人にとって、自分を責めたり、自分をけなしたり、自分を叱ったりすることが当たり前になってしまっています。自分に対して憎しみさえ感じる人も、いるのではないでしょうか。それなのに、自分を愛しなさいとか好きになりなさいと言われても、冗談はよして欲しいと、突っぱねるほかありません。

しかし、自分を愛することは諦めないで欲しいのです。意識を変えるだけで、この世界の見え方はがらりと変わっていきます。愛するということは、思い続ける事。自分を愛することでさえも、意識を変えれば、日常生活の中に溶け込んでいることに気がつくことが出来るのですから。

自分を愛している証拠を探し出そう

僕の心の中には、何人もの僕がいます。自分のことをいつもダメ出ししてくる自分。懸命に前向きでいようとする自分。いつも欲求を満たしたいと貪欲な自分。いつも何か言い訳しようとする自分など、思いは様々です。

何か失敗すると、なんでこんなことも出来ないのかって、怒るっている自分に対して、これまで、僕はひたすら、自分に追い打ちをかけるような言葉が聞こえていたのでした。しかし、とても小さなこえで、優しい言葉や労いの言葉をかけている自分がいることに気がついたのです。

僕は、そのメッセージを聞こうと懸命に耳を傾けました。そうしていると、そのメッセージを送っていた自分も受け取ってくれる自分がいると理解出来た為に、次第に声を大きく伝えてくれるようになったのです。

いつの間にか、自分の中で、ひたむきに優しい言葉をかけてくれる自分という存在が大きくなるのでした。そうすると、それまで、大きな顔をして威張っていた、自分を責める自分は影を潜めていくのでした。

抽象的で、たくさんの自分が出てくるので、分かりにくいかもしれませんが、自分の心の声を意識したときに、懸命に今の自分の欲しいメッセージを送っている自分こそ、自分を愛している自分なのです。

思いをはっきり自分に伝えること

僕はいつの間にか、自分を責める時分に乗っ取られていたのでした。自分を責めたいが為に意識は出来ない自分に向いていたのです。しかし、そんな自分のなかにも、ひたむきに愛のあるメッセージをくれる自分がいるのです。そのメッセージが、自分自身にとどいていないだけだったのです。

自分の中にいる、自分を愛してくれる自分は、意識の向こう側にいるかもしれない。物陰に隠れているだけかもしれない。しかし、それでも懸命に冷めることなく、自分の愛刷る自分は確かに存在するのです。

問題なのは自分を責める自分に乗っ取られていることです。悪い勧誘にのらないのは、毅然とした態度ではっきりと断ることが大切です。だから、もう自分を責めることはしないとはっきりと自分に伝えることが大事なのです。

その一方で、自分を愛する自分に対しても、受け取る意思をはっきりとさせ、手を指し伸ばすことで、存在を確立させ、意識することができるのだと思います。

こうした自分のなかの愛は、何か自分が行動を起こす時に、特に感じやすいものではないでしょうか。苦手な人と話すときに、自分が緊張しているのが分かるはずです。

その時に色んな不安なことを想像したり、億劫な気持になっているのですが、その時こそ、絶対に「大丈夫だよ。誰にでも、ひとりやふたり苦手な人はいるものだって。苦手な分、その人のことに気を使っていたんだから、心配することないよ」って声をかけてくれる自分がいるはずなのです。

悲しんでいる時や落ち込んでいるときだって、誰かに寄り添って欲しいと強く願うとき、正直に思うのです。優しくして欲しいって。そうすれば、愛のある言葉をかけてくれる自分は必ずいるのですから、必ずその存在に気づけるはずなのです。


最後まで読んでいただきありがとうございます。
メルシー

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