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不安になって辛い時は

不安になったときは

今日といういう一日が上手くいかなかったように感じた日も、忘れ物をいくつもしてしまった日も、何だか気分がすぐれなかった日も。

その日の夜は、必ずと言っていいほど不安になる。

そんな時は、ひとりこっそりと、昔の自分と話をします。

※今の自分「」 昔の自分『』

「今日は、参ったよ。なかなか思うようにいかなくて。」

『そんな時もあるよね。昔は、ほとんど毎日だったじゃん。』

「こないだ、○○という本を読んだよ。」

『そうなんだ。読んでみてどうだった?」

「すっごい良かったよ!もっと、自分を大切にしたいと思ったよ。」

「そういえば、あれから好きなこと増えたよ。」
「やってみたいことも、たくさん出来たよ。」

『それは、凄いじゃん!昔は、そんなことなかったよ。』

「そうだったかな~。」

『昔に比べて、ずいぶん成長したように感じるよ。』

「そうかな~。」

『そうだよ。』

「でも、今は不安なんだ。このままじゃいけないって思ってしまうよ。」

『その気持ち。痛いほど。理解出来ているよ。』

「ありがとう。話は変わるけれど、この前、人に親切にしたよ。」

『それは素晴らしい。』

『確実に一歩一歩成長しているよ。』
『だって、君が羨ましいもの!』

「そうかな、、、。   そうだよね。」

「あっ。この前、綺麗な夕日を見たよ。」
『それは、良かったね。それも羨ましい!』
「羨ましいでしょ。昔はそんなことを楽しむ余裕なかったものね。」
『そうだよ。今は十分に豊かに生きられているんだよ。』
「そうだよね。」
『うん。そうだよ。』

『不安になったのは、他人と自分を、比べすぎてしまったんだよ。』
『比べるは、過去の自分。そう僕なんだよ。』

「うん。」

「ありがとう。」
「でも、それ。この前も言っていなかった?」

『そうだっけ?(笑)』
「そうだよ(笑)」
『もう不安じゃなくなった?』
「うん!ありがとう。」

『たまには、自分にご褒美あげてね。』
「うん。わかった。」

過去の自分を認めると

以前までは、こんなに過去の自分と仲良くありませんでした。辛い過去を持っていると思っていた僕は、過去は振り返るものではないと考えていたから。過去の自分を認めることなく否定しまくっていたからです。

でも、やがて過去の自分がいたから、今の自分があることに気がついたのです。あの時の辛い過去や失敗した過去があるから、必死になって、本を読んでいる自分がいるのです。そのおかげで、今は、生きやすくいられる自分がいるのです。

そうやって、昔の僕から今の僕に、どんどん引き継がれてきたのです。何度転んでも諦めなかった自分がいるから、自転車に乗れる自分がいる。夢に向かって、必死になって頑張った自分がいたから、夢を持つことを素晴らしいと思える自分がいる。いじめられて、なんども悔し涙をながしたから、人一倍に優しく出来る自分がいる。季節の変わり目に、毎回風邪を引く自分がいるから、葛根湯を常備している自分がいる。

そうやって、ひとつひとつ、過去の自分を認めていくのです。

全て、過去の自分がいたから、前に進んでいる自分がいるのです。不安になって辛いときは、今出来ることに集中しようと言われても、それが出来ないから、不安になってしまうのです。だれもが、調子が良い時は、今に集中しているものです。そうなっている時って、過去に囚われることもなければ、未来を嘆いている訳でもないから。今に集中できないから、過去にだって捉われるし、未来を不安を感じるのです。

だからこそ、不安になった、昔の自分に最近あったことを話してみて挙げてください。今の僕は、こんなことできるようになったよって。今の自分はこんなことを思えるようになったよって。そうやって、話していると自分が成長していることに気がつける。それは、確実に人生が一歩ずつでも前に進んでいる証なんです。

前に進んでいることを自覚できると、ちょっとだけでも不安が癒えるきがします。そうやって、考えみると、たくさんの昔の自分が僕に味方をして、守ってくれている。大丈夫だよって背押してくれくれている。それは、何て心強いものでしょうか。

そうやって、僕は自分に感謝して自分で安心する。今の自分を認めることが出来る。

そうやって、不安な気持ちを切り替える時があります。


最後まで読んでいただきありがとうございます。
メルシー

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