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嫌なことに一線を引きたいのなら

嫌なことを受け入れのに必要なこと

なんでも引き受けてしまう自分がいて、嫌なことも簡単に受け入れてしまうのでした。その方が、人と衝突することを避けられるから良い関係が築けるものだと思っていました。ただ、それはある意味、自分の心の踏み込まれたくない部分に簡単に踏み込まれてしまうものだと言えます。

それでは、心は安全を確認することが出来ないものです。だから、落ち着くことが出来なくなって、安心できないのです。安心することが出来ないから、不安に陥ってしまったり、人に対して疑り深くなってしまいます。

つまり、なんでも引き受けてしまうことで、良い人間関係が築けると思うのは、大きな間違いであったのです。むしろ、その関係性に大きな不安を抱くようになってしまい、不満にしか意識が向かないようになってしまうのです。

そこで、自分の心の領域に簡単に踏み込ませないためには、しっかりと自分と他人の間に線引きする必要があるのだということです。

心の線引き

心に一線を設けると言われて、僕自身もあまり良いイメージが浮かびませんでした。なんとなく不愛想になってしまうイメージしか浮かんできませんでしたからです。

ですが、心の線引きとは、そういった意味ではありませんでした。

単純に、今ある人間関係を考えていく中でも、人を寄せ付けない雰囲気を出すことなんか出来ないものです。例えば、家族といった関係性や、上司と部下といった関係性、先生や生徒といったものです。こうした関係性は、自分の心を踏みにじられることをされても、NOと言いづらい関係性です。また、SNSの世界ではよくあることですが、何の関係もない知らない人から、憶測によって、心ない誹謗中傷を受けることが出来ます。この場合も土足で心を踏みにじられてしまうものです。

そうした関係性の中で、心に一線を引くことができるのは、ポジディブな壁を作ることだとされているのです。分かりやすく言えば、ポジディブなことに囲まれていることです。

社会に出れば、競い合うことや理不尽なことなど沢山あるものです。ですが、一たび家に帰宅すれば、あたたかく迎えてくれる家族がいる。または、サードプレイスといった場所がある。または、趣味や自分の好きなことに没頭することが出来る。そうした、自分が自分でいられると感じられる場所。心が安心することが出来る場所があることで、嫌なことから、心の中で線引きすることが出来るのです。

そして、もうひとつ大事なことがあります。それは、判断基準を自分で決めて考えているという感覚を持つことが大切なんです。誰かに何かを言われたからと言って、自分で決めていくという自覚できることが大事なんです。

ただ、僕のような人間はすぐに、自分で決めれなかったことをずっと引きずってしまうのです。全てを自分で決めなければいけないと思ってしまうことだと思い込みやすいものです。ですが、何よりも大事なのは、心が安全を確認して安心出来ることなのです。

自分で決めれなかったことに関しても、「これはOKなこと」「これはNGなこと」これは自分の中で正しかった事なのか間違っていたことなのか判断することも、ある意味、自分で考えて判断するという意味であり、案外、心の中は守られて平穏でいられるものであります。その判断基準が、実際に正しいのかなんて関係ありません。自発的に考えて判断することに意味があるのだと言えます。

人間関係は非常に複雑です。その中で明確にこれが心の線引きという境界線を引くことは非常に難しいものだと感じています。ですが、自分の心が安心できるように、工夫することは可能だと思うのです。

自分の中の捉え方や考え方を柔軟にすることが出来るように、色んなことに興味を持ち、経験することが大事なんだと改めて思い直しました。

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今日も自分をご機嫌に。
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