日本も物価上昇してきて更に円安が進みすぎているので日銀のトップは金融緩和をするみたい
4月から明らかに色んな商品の金額が上がりましたよね。
でもこれは日本だけでなく世界的に起きている現象です。
世界も日本も大分難しい局面にいるところです。
コロナ・対中戦略・ウクライナ情勢・これらを中心として複雑に絡み合っているごちゃごちゃした世界経済ですが、どういう判断であっても正しくないように見えてしまいます。
戦争がもう少し長引きそうな気配で投資家もリスクを避けるモードから段々少しずつリスクを取っていこうと動いていますが、急に状況が変わることもあるので迷いが強くボラティリティが大きいようです。
ロシアの天然ガスや石油、小麦やニッケルなどの金属の株価が急上昇したりルーブルが落ちたり中国、韓国もそうですがヨーロッパもロシアの天然ガス停止の影響が強く物価の上昇は避けられません。
日本も明らかな物価の上昇がありますが、それでも限定的です。
なぜならリスクを分散している企業が多いからです。
中小はそんなことない火の車だよって思う方もいるかもですが、日本全体としてみるとこの程度の物価上昇は世界的に見てマシな方です。
実は今回の戦争前から社会主義国家の経済は悪くなっていました。
ロシア・中国・韓国・北朝鮮などですね。
韓国では果物・生鮮食品・日用品などあらゆる物の金額が何十パーセントも上がっているので悲惨です。
北朝鮮はもっとひどくて人民の70％が飢餓状態との事です。
中国は米国の対中戦略から経済がガタ落ちになり不動産で支えられていましたが今はバブル崩壊しています。
韓国は中国に頼りすぎていたので引きずられて自滅しています。
Ｋ防疫失敗や無理やりな最低賃金上昇も大きな要因ですが。
ロシアへの経済制裁にてダメージを受けるのはロシアだけではありません。
特にロシアの天然資源に頼っていたEU各所のダメージが深刻です。
日本はまだマシな方です。
でもマシだからといって放っておくと大変なことになるので日銀（日本の売お金日本銀行券を発行している日本の中心銀行）のトップである黒田総裁は色々言っています。
状況の応じて言うことがコロコロ変わるようにも見えますが、世界情勢の変化に合わせているのでしょう。
でもコロコロ変わりすぎて正しいのかの判断は難しいですね。
今は世界の基軸通貨ドルに対して円はとても安くなっています。
ちょっと前までは113円、114円、115円と少しずつ進んでいた円安がこの１ヶ月で急激に進み今は122円です。
円が安くなりドルが高くなるということは輸入が厳しくなるということ。
通常より多くの円を出して買う必要があるからです。
でも逆にドルなど外貨を持っている人は儲けています。
うーん。さすがにそろそろ日本も100均を保つのが難しくなりそうですね。
外国のダイソーはほとんど100円以上ですからね。
何十年か前までは日本の物価は高いと言われていましたが、ここ30年ほど経った今では日本の物価は安いので日本で買い物しようという風潮になっています。
最近では「安いニッポン」なんて言われています。
外国人に土地や日本のあれこれを安くてお得という感じで買いたたかれているのが現状です。
円安だと海外への輸出が捗り企業としてはメリットが多い！とも言われていますしそれは確かにそうなのですが、長期的に見て日本が日本でなくなっていくので短絡的に考えるべきではありません。
アベノミクスでは株に大きなプラスになりましたが、日本人的に株はハイリスクハイリターンのイメージが強く、未だに銀行のお金を預けているだけの人が多いのが現状です。
実際日本の年金はめちゃくちゃ分散して株運用されていて大きな利益となっているのですが、ほんの少し下がった時だけメディアが取り上げるのでイメージも中々よくなりません。
ほんの少し下がった後、爆上げしていても紙面もオンラインもスルーしているか片隅の記事に寄せられていますから。
資産は日本円と他の通貨に分散すべきですが、日本人はお金が増えるのはともかく減ったりすることがあるのを好まないので金額的に動かない銀行に預けたままの人が多いんですよね。
日銀の黒田総裁は円安は日本経済にプラスとの見方で、世界情勢で為替が急激に動いて安定しないのは好ましくないようで、安定の為に金融緩和をするそうです。
つまりは当面、このまま円安で良しとする方向です。
企業の収益から給料に繋げて物価上昇と共によくなっていくことを目指しているようです。
つまり政府と企業に丸投げということですね。
政府と日銀の連携が上手く取れているのか不安になるのですが…。
来月にはまたコロっと意見が変わるかもしれません。
今後の推移も注意深く見守っていきたいと思います。
今回はこんなところでノシ
メルカ
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