転職活動の報告【第二新卒の奮闘記】

こんにちは。めんたるよわよわです。
今年の2月からはじめた転職活動ですが、入社先も決まり、無事転職活動を終えることができたので、報告も兼ねて投稿します。

私は第二新卒で未経験業界×未経験職種に転職したので、同じような境遇の方の参考になれば幸いです。

1.転職の経緯

結論で言えば、新卒で入社した職場での未来が描けなくなったからです。
元々営業力を身につけたくて入社した一方で、営業をしているうちに他の業界や職種に興味が移ったこと。
営業を武器として専門性を磨いていくことに限界を感じたことが背景にあります。

戦略的な目線で言えば、今後世の中がデジタルにシフトしていく中で、
データに関するリテラシーや、データを活用して経営を良くしていくことの重要性を学んだので、よりデータに向き合える仕事がしたいと思うようになりました。

2.転職活動の結果

上記の背景があったため、データと親和性の高そうなIT業界、デジタル広告の業界を中心に転職活動をしていました。
本格的に転職活動を始めたのは今年の2月末、終えたのは4月頭頃でした。

全体的なスケジュール感で言うと以下のような形です。

私はベンチャー企業を中心に受けており、選考スピードはかなり早かったので、転職を始めてから３週間後には上司に退職の意思を伝えていました。

エージェントを利用する際には事前に軸を整理していたので、企業応募までのスピードも早かったと思います。

カジュアル面談も含めコンタクトを取ったのは全体で10社20ポジション程で、書類通過が90%、1次通過が80%、2次通過が70%、内定が5社という結果でした。

途中で辞退したものを含めれば、ほぼ全ての企業で最終選考まで通過することができました。

結果だけ書くと自慢のようでなんだか気持ち悪いんですが、上記の結果を引き込むために、今回の転職では戦略的に動いた部分がいくつかあります。

私と同じように第二新卒で転職活動を検討している方に向けて、いくつかこのnoteに記載しようと思います。

3.転職活動での工夫

今回の転職活動で工夫した点は、以下の3点です。

⑴転職活動の目的を明確にする
これは面接での通過率を上げる目的だけでなく、転職活動に対するモチベーション維持の目的で実施しました。
自分はなぜ転職を検討しているのか？転職を通じて実現したいことは何なのか？将来の目的から逆算したキャリアビジョンを出来るだけ具体的に言語化していきました。
会社のネームバリューや年収などのフレーム部分ももちろん大事だと思っていましたが、最終的には「自分が納得したキャリアを歩めそうか？」ということが大事だと思っていたので、とにかく「目的」はブラさないようにしました。

⑵選考に関する情報は事前に仕入れて対策を立てる
私は選考を受ける企業に関しては、ありとあらゆるチャネルから情報を集めました。
口コミサイトや企業のOB・OG、同業界で働いている社員さんなど、出来るだけ選考に関する情報を解像度高くイメージできるようにしていました。
特に役に立ったと思ったのは、転職エージェントさんからの情報ですね。
実際に過去に転職成功した方のデータや傾向なども踏まえ、書類選考や面接に対する事前情報をくれるので、選考対策では毎回相談をしていました。

⑶いきなり希望を実現しようとしない。段階的にキャリアを作る
私は理想を見すぎて足元がおぼつかない傾向が強いので、今回の転職ではやり過ぎなくらい"現実"を見ました。
そもそも第二新卒で転職活動をしているため、客観的な市場価値としては低い状況ですし、社内でトップクラスの営業マンでもありませんでした。
自分の現在地を客観的に認識した上で、将来やりたいことを実現するために今何をすべきなのか。
冷静に道筋を想像しながら、段階的にキャリアを実現する手段を模索しました。

私は将来データアナリストになることを目標にしているのですが、今回の転職では以下のようなステップでキャリアビジョンを設定しました。

①まずはデータ分析や運用の実務経験を身に付ける（出来れば3年以上）
②統計解析やR言語、Pythonなどの専門知識は独学または大学院で習得する
③データサイエンスの基礎が固まったら、初級者向けの案件を受けてみる
④データ関連の実務経験＋副業案件の実績をもとに転職活動をする

いきなりデータアナリストになることは現実的ではないと感じたので、今回の転職では①が満たせる環境を求めて企業探しをしていました。
（結果としては、Web広告の運用や分析をする仕事に転職しました）

4.転職活動の学び

私は転職活動を始めるまで、転職に対して以下のような思い込みをしていましたが、今回の経験をきっかけに考えをアップデートさせることが出来ました。

＜それまでの思い込み＞
①転職強者とは、現職で目覚ましい成果や実績を出した人を指す
→現職での成果や実績は書面上での評価ポイントでしかない。
本当に大切なのは、その経験を通して何を学び、何を身につけたのか。
そして、それを転職先でどう活かせるのか明確化できること。

②マーケティング関連の職種は未経験転職が難しい
→人気職種なので確かに簡単ではないですが、事業会社のマーケティングポジションではなく、コンサルや代理店の職種であればそこまで難しくないです。（もちろん会社にもよりますが）

③未経験転職は年収が下がる
→基本的には前職の年収を参考に決定するので、年収が下がる場合が多いですが、そもそも前職の年収が低めだったり、面接での評価が高い場合は上がることもあります。
（私は業界も職種も未経験でしたが、前職から100万円ほど年収が上がりました）