めんち
週1本のペースで、わたくし日比野めんちの好きな音楽を紹介していくシリーズです。読むPodcast、ないしYouTuberのようにお楽しみください。 本シリーズで紹介した楽曲リスト↓ https://open.spotify.com/playlist/5uUw75ASrqZrGHBS6eTdUm?si=c5e39259946f40b2
日常でさりげなくムカッとすることの多い私(めんち)の書いたエッセイが読めます。読んだとて何かの役にも立たず、教養も一切増えないでしょうが、お付き合いいただけますと少しは楽しめるかもしれません。無料です。(2021/7~)
私(めんち)の日記です。とりわけ特別な日常は送っていませんが、一会社員の一日はうかがい知ることができるかもしれません。 できるだけ継続して書くことが目標です。
きっと仕事のためにはならないでしょうが、暇つぶしにはなるかと思います。そんな、エッセイです。(2019/10/1〜2021/5/23)
お世話になっております。日比野めんちと申します。 私は、入社してすぐに後輩2人を持たされ、仕事に奮闘しています。 その後輩から、仕事のことなど、さまざまな相談を受ける日々です。 このあいだ、その後輩の一人にこんな相談をされました。 「ここに異動してくる前は、すぐそばにいろいろ相談できる先輩がいたんですけど、今はそうじゃなくて……」 いや、儂はよい。 MONO NO AWARE/異邦人 第9回で紹介するのは、MONO NO AWARE「異邦人」です。 MONO
お世話になっております。日比野めんちと申します。 数日前、喫茶店に行ったとき、近くの劇場から出てきたであろうお笑いファンの女性が二人、歓談されていました。 その話が、聞くでもなく耳に入ってきたのですが、どうにも違和感がある。 そのうち分かったのですが、彼女らは一つもネタの話をしていなかったのです。 目当ての芸人が、どの劇場で、どのライブに出て、誰と共演していたか。みたいな。 あるいは、彼はおそらくステディがいるとかどうとか。 しかしこれも、創作物に重きを置き過ぎる
お世話になっております。日比野めんちと申します。 最近は暑くてたまりませんね。 しかし汗をかいて会社に行っても、仕事がないのですから、さらに困ってしまいます。 仕事で忙しいより、仕事がないのは良いことです。個人事業主でなく、所詮はしがない労働者ですからそう思います。 しかし同時に、私の労働時間や拘束時間は、仕事の量によって増えることはあっても、減ることはないわけで、それを考えると虚しくもなります。 ただ座り心地の良い椅子に座り、虚空を見つめているとき、私は何を思えば
お世話になっております。日比野めんちと申します。 しばらく更新を休んでおりました。 何があったわけでもないのですが、仕事がことのほか負担だったようで、このシリーズの原稿は休日に書くのが主だったのですが、休日は寝ていたいと、すっかり放り出してしまっていました。 今も変わらず、私は中間管理職のような立場にあります。 後輩を育てるという名目ではありますが、人は簡単には育ちません。 現代のホワイトカラー労働者はパソコンのプロであるべきで、後輩にもそうなってもらうべく、私は日
お世話になっております。日比野めんちと申します。 ゴールデンウィークも働き詰めで、疲れちゃいました。 私はいま、人を育てるとはどういうことか、なんて考えています。 そんなに人に興味があったのか? と自分自身に驚く日々です。 ただ、考えて考えて、一周回って、やっぱり興味薄いなとか思っています。 シゴデキ会社員への道は遠そうです。 奇妙礼太郎/エロい関係 第5回で紹介するのは、奇妙礼太郎の「エロい関係」です。 奇妙礼太郎は、1976年の大阪生まれです。 メジャー
お世話になっております。日比野めんちと申します。 会社では、手当のつかない中間管理職みたいになってしまいました。 頑張れば頑張るほど損という日本企業に苦しんでいます。 もちろん、短期視点に立てばそうなだけで、そこで頑張ることが業務スキルを上げて、将来的な昇進/昇給につながる、とも言えるでしょう。 しかしそういう、将来を人質にとるみたいなのは好きじゃないです。 とか言って、あらゆることから逃げてきて、今があるわけですが。 赤い公園/消えない 第4回で紹介するのは、
医者から「頑張らないようにね」と言われています。 主にそれは労働について。 というのも、今働いているのは、休職→退職からの再就職だから。 復職した人は時短勤務するのが一般的だから。 なのに私は、中間管理職みたいな役割を振られそうになっています。 それに、頑張らないように、と言われても、仕事の裁量が私にどれほどあるのかという話です。 がんばらないことをがんばらないと。 なんだか駄洒落めいて、よく分からないことになっています。 今の気分は、「労働@がんばらない」で
お世話になっております。日比野めんちと申します。 働いている街のことが、あまり好きになれません。 坂が多くて、人が多くて、往来が不便でならないから。 でも好きな店ができると、そんな街でも好きになれるかな、と思いました。 独り身で家具を買うでもなく、本を買うのも、どこの店も似たようなものだなとか思っていると、 必然、好きな店は飲食店ってことになるわけで、 そうなると、食べるのが趣味ってことになって、太ってくるわけで、 医者から「痩せましょう」と言われている身には、
お世話になっております。日比野めんちと申します。 (普段、ツイッターなどでは苗字を含めては名乗っていないのですが、こうした名乗りには苗字も伴った方が格好がつくと思い、このシリーズではこのように名乗りたいと思います。 この名前は、演劇をやる際にも名乗っているいわばペンネームのようなものです。売文業で金銭を得たこともないのに、傲ったものです) ツイッター——さすがにもうXと呼ぶべき?——でこうした思いつきをつぶやいてしまったのですが、 こういうものは、思い立ったときにやら
既述のとおり、私は無職である。 だから、再就職活動をせねばならなかった。 タイトルでは分かりやすいように「転職」と書いているが、その幕開けの様はここに書いた。 そして活動の成果もあり、私は職にありつけることとなった。 4月から、私はまた労働に勤しむ。 労働が好きなわけではない。 しかし、私は生活のために労働をしなければならない。 かくして私は、一般的「社会人」の「生活」の環へと回帰する。 まあそのあたりの、私が通っていたリワークプログラムとデイケアの類似の話み
日向坂46は、坂道グループの一つである。 坂道グループとは、坂の名を冠する女性アイドルグループで、大人数であることと、秋元康プロデュースであることを主な特徴とする。 現在、その運営の主たる部分は秋元康の手を離れ、各マネジメント企業(乃木坂46LCC、Seed & Flower LLC)に任されているとはもっぱらの噂だが、今でも全楽曲の作詞には秋元康がクレジットされている。 私は、日向坂46のファンである。 あまり日常でこれを口にすることはないのだが、ツイッターなどでの
明けましておめでとうございます。 本年もよろしくお願いします。 筆不精こいていたら、2月も末になってしまいました。 新年になって、新しく始めたことは特にない。 何歳になっても何かを始めることはできる。 それは理屈の上では正しいが、なかなか腰が動かないのが現実だ。 そんななか、2024年に入ってから初体験したことがある。 アイドルに「レター」を送ることだ。 アイドルグループこと坂道グループにおいては、「トーク」という文化が存在する。 (他のアイドルグループにつ
12月2, 3日に上演した「上野に行くならパンダを」は無事終演しました。 ご来場くださった方々、気にかけてくださった皆様、誠にありがとうございます。 さて、公演が終わった。 だからと言って、それを振り返るでもない。人生という冒険は続く。 私にとって公演が終わるということは、もう逃げられないということを意味していた。 無論、ずっと避けてきた就活からである。 それまでは、まあいうても忙しいしな、と先延ばしにする理由があった。 私は、前職を休職しており、そして休職でき
11月30日に行われた日向坂46四期生による新参者公演を配信で見た。 その公演の素晴らしさといったら、素晴らしかった。 それは、現地参戦された方も、ライブビューイングでご覧になった方も、そして私同様配信勢も同様に感じていることかと思う。 あのライブに何かを付け足すことはあまりに無粋に思える。 しかしそれでも、私はあのライブについて語ろうと思う。 それが、私の「見方」だったと表明するために。 新参者とは、歌舞伎町タワーのTHEATER MIRANO-Zaで行われる興
昨日は祝日だった。勤労感謝の日だった。 その前日、私は『僕のヒーローアカデミア』(ヒロアカ)を買った。 kindleで、電子書籍で買った。 33巻の内容までは、アニメで観ていたから、34巻から。 いやあ、しんどいね。これ週刊で追っている人、正気? そして昨日、11月23日である。 俺——と、このnoteでは珍しい一人称で今回は書くが——は、波動ねじれちゃん先輩かわいいなぁと、モジモジしていた。 波動ねじれは、『ヒロアカ』に登場する3年生(初登場時)の先輩だ。
好きな服はなんですか? 好きな曲は? 好きな食べ物は何? という質問は、まあ言わずもがな、サカナクションの「アイデンティティ」の歌詞である。 いきなり歌詞を引用して、いきなりどうしたのかと思われたかもしれない。 だがこの問いが、今の私にとってかなりの難題なのだ。 上述の歌詞は「そんな物差しを持ち合わせてる僕は凡人だ」と続く。 この問いを発しているのは「僕」であり、それで「隣の人と自分を見比べる」ことを「真っ当」だと「思い込んで生きてた」「僕」は、「どうして」と