いよいよ、次のキャリアについて 考えなければいけない時期に差し掛かった。 正直、考えたくない。 現状に留まることが楽だから。 バリバリ働いていた時は、 ポストコンサルの切符を活かして、 より高待遇かつ上のポジションに移りたいと志していた。 休職を経験した今、 その気持ちは一ミリもない。 激務に耐えうる強靭な精神力と体力、思考し続ける知的体力は待ち合わせていないことがわかったので、 必然的に自分に見合う働き方に切り替えなければいけない。 ただ、今までの転職と異なる点が
仕事でも、プライベートでも、 思いがけず不幸に遭遇してしまうことがある。 なぜ、私がこんな目に合わなければいけないのか。 ただただ理解に苦しむ。 これら不幸に関して、 日本でも古くから読み継がれてきた『菜根譚』の中に、 ”幸福を呼び込む”ための、心の糧が記されている。 ↓現代訳 不幸に遭遇してしまったとき、 不幸に遭遇する可能性を減らすために、 自身の心の在り方として意識し続けていきたい。
#13に記載しているとおり、 現実が受け入れられず、1ヶ月半ほど無の期間を過ごした。 未稼働期間や同僚・同期に差をつけられる焦りから、 気持ちの整理や療養が済んだと判断して復職を決めている。 休職してから、2ヶ月ほどで現場復帰した。 この時の私は、先述のとおり、 現実を受け入れ、今回の課題を整理して解決することも、 疲弊している身体を休めることもしていなかった。 そんなことよりも、休職期間が長くなれば、 ポジションが無くなるのではないかといった不安がかなり強かった。 (休
4月になり、新卒が入社してきた。 毎年この時期を迎えるたびに、 社会人になったときを思い出す。 社会人になったばかりの私は、 お金を稼ぐことに興味なく、 どんなキャリアを築きたいのかビジョンもなく、 目的意識も薄く、 決められたことをただこなせばいいと思っていた。 (仕事よりも私生活が充実していることの方が大事だった) 今は、ほぼ真逆で。 お金を稼ぎたい キャリアを築きたい 目的と成果を意識して、ミスはせず、最大限パフォーマンスを発揮することが大事だと思っている。 こ
休職直後を振り返えると、 つらいことが主に2つあった。 つらかったこと①現実が受け入れられない 不本意な形で休職に入った私は、 最初の1ヶ月半くらいは、ただただ”無”の時間を過ごした。 実家に帰省して、毎日ご飯を食べて寝るだけ。 誰とも関わりたくないし、ネットも遮断した。 たまに思い出すことは、プロジェクトの上司や同僚への苛立ち。 つらかった状況や嫌な瞬間など、延々と当時のことを思い返していた。 休職したときにいたプロジェクトに、気持ちが縛られていたのだと思う。 思
初めて挫折した話。 ※#5の続き 疲労を解消できないまま、 長期プロジェクトに入ることになった。 セブンイレブンといわれる朝7時から夜11時まで働く週もあり、 このプロジェクトも、身体的にかなりきつかった。 続けられたのは、上司に恵まれたからだろう。 アウトプットを評価してくれたし、 私がやろうとしている活動を肯定してくれた。 アサイン後、半年経過したとき、 業務中に突然心臓が痛くなり、 30秒~1分ほど息ができないし指も動かせなくなった。 マウスを握ったまま固まる
具体的にどのようなストレスを受け続けていたのか、 思い出せる範囲で洗い出してみる。 目的 自分がストレスを受けた時に どのような事象に対して、 どのような反応をするのか。 それらはどのような要素か。 これらを知ることで、はじめて再起可能なのか考える土壌ができると考えている。 むかしの私は、 状況や環境には再現性がないと考えていたので、 目の前で起きたことに都度対処できれば良いと思っていた。 (経験を積んだ今の私から見れば、当時のこの考えは間違えてはいないが、 場当たり的
名著「イシューからはじめよ」の著者 安宅和人氏の記事。 AI時代にて、 人間がなすべき仕事は何か を見事な論拠をもとに述べられている。 人間の情報処理をこれほど分解して構造的に整理されているのも すごい。 また知覚という馴染みのない言葉、概念や重要性を説いていて 感銘を受ける。 私自身、AI案件に関わったときに、 人間の仕事はどう変わっていくのか、という漠然とした疑問があったが、言語化ができなかった。 この記事で見事に解消された。 (安宅さん、ありがとうございます)
仕事で苦しい局面に立ったとき、 踏ん張る源になっている言葉。 Can Do,できることを考えよう(by パートナーKさん) 当時、とある実行支援部隊に配属されて、 戦略をどうやって実現していくのか検討していた。 基本的に前例がないことばかりなので、0から考えていく。 どういう枠組み・仕組みにするのか、 実在するソリューションを使うか、システム開発するのか、 全体オペレーションはどうするのか、 ビジネスケースはどうなるのか等々・・・実現性込みで考える。 このとき、 検討
ここ数年、米国の景気低迷や企業買収などの理由により、 外資系のテック企業やIT、コンサル業界でレイオフに関わるニュースをよく耳にする。 (レイオフは再雇用を前提として従業員を一時的に解雇すること) 私自身、外資系企業に勤めている時点で、 レイオフのリスクはある程度は織り込み済みだ。 とはいえ、実際にレイオフに遭遇してしまった友人から実情を聞くと複雑。 友人の話を聞くまで、どこか他人事と考えていたのかもしれない。 ここは日本だし、 なんだかんだ日本の法制度が労働者を守って
メンタル不調に陥った時、 一体、自分の身に何が起きていたのか、 また再起可能なのかを考えてみる。 (なお、ここでのメンタル不調は適応障害とする) メンタル不調に陥る原因は人それぞれだ。 人間関係や業務量過多、組織の文化、作業ミスなど、一概にこれである!とは言い切れない。 (私の場合、業務量過多とプロジェクトの組織文化だったと思う) ちなみに、手当ての仕方は、 適応障害の場合、ストレスの原因元が明確なので、 そのストレス原因元を取り除く(ストレス原因元から離れる)ことだ。
私にとって、 お金を稼ぐことは何か、を考えてみた。 この国は資本主義なので、お金が必要。 少し深堀ってみる。 まずお金は、下記3つを実現するための手段である。 ①生活インフラを支える ②生活を充実させる ③不要なトラブルを回避する 精神面だといくつかある。 ・シンプルにお金を稼ぐことは楽しい ・社会的な承認欲求が満たされる ・いつでも好きなものが買えてうれしい ・エステやネイルなど好きなことが続けられてうれしい ・将来への貯蓄に回すことで安心感が得られる ざっと洗い出
めちゃくちゃ過酷だった時期の話。 コンサルワークに慣れてきた頃、 不幸にも連続で、炎上プロジェクトに入ることになった。 精神的にかなり追い込まれて、 当時の記憶はあまりない。 (供養もかねて、思い出してみる笑) 1つの炎上を抜けるだけでも相当大変なのに、 連続となると、命の危機だと思う。 炎上のしんどさは 通常業務に加えて、遅延分のリカバリー対応もあり、 致死量の物量がふってくる とにかく休む暇がない日々で、 高いプレッシャーと、数時間単位でやってくる期限で 緊張感
若手の頃、ライバルに出世レースで負けた時の話。 (だらだら語るので長文!笑) そのライバルはAさん。 Aさんは私とタイトルが同じで、入社時期も年齢も近かった。 同じ組織に所属していて、同じプロジェクトにジョイン。 プロジェクト内のチームは違うけど、 評価はプロジェクト内で行われるため、競争相手だった。 ちなみに、評価の仕組みは結構複雑なので、 今回はプロモーション(昇進)に限定する。 プロモーションは評価会議で決まる。 上司がプロモーションさせたい部下を評価会議にエント
自分なりに、この仕事の意義を見つけた話。 (一般的に説明されている内容も正しいけど、 自身で咀嚼した言葉で語りたい) 結論、この仕事の意義は、 ”"答えがない問いの答えを導くこと" また ""ゴールの見えない問題・課題を解決するために、その道筋を描くこと"" だと考えている。 適当にググってみると、コンサルの大体の説明はこうだ。 経営に関する問題解決屋。 そのとおりだし、 私自身、この職に就いた頃は同様の認識だった。 ただ、様々なプロジェクトをこなす中で、 この表現が
刺激的で充実した日々の話。 関わったプロジェクトを振り返ると ・デジタル戦略の策定 ・BDD(ビジネスデューデリジェンス) ・業務調査 ・変革の実行支援 など実に様々なプロジェクトに参画させてもらった(機会を与えてくれた組織には感謝しかない) プロジェクト規模も、 小規模から大規模まで両方経験した とくに、大規模プロジェクトはかなり刺激的で、 毎日がお祭りみたいだった。 会社から大量にコンサルが投入されて、 一人ひとりに役割が与えられ、 結果を出すために、日々、社内外