#11 メンタル不調に陥ったとき②

具体的にどのようなストレスを受け続けていたのか、
思い出せる範囲で洗い出してみる。

目的

自分がストレスを受けた時に
どのような事象に対して、
どのような反応をするのか。
それらはどのような要素か。
これらを知ることで、はじめて再起可能なのか考える土壌ができると考えている。

むかしの私は、
状況や環境には再現性がないと考えていたので、
目の前で起きたことに都度対処できれば良いと思っていた。
(経験を積んだ今の私から見れば、当時のこの考えは間違えてはいないが、
場当たり的で、ストレスを減らす・回避する方法ではないと思える)

ストレスの内容

書き出しやすいように、
文科省が公開している「心のケア」ストレス反応(3分類)を参考にする
※3分類:心理的反応/身体的反応/行動的反応

書き方は、下記の流れで纏める
1.ストレスのカテゴリ
2.具体的な状況
3.ストレス反応(急性反応・慢性反応)

※補足
②について、メンタル不調を感じていたとき、ストレスにうまく対処できなかったことを書く

⚫︎ストレスA:勤務時間

・夕方の定例で緊急タスクが発生したり、期限が迫る中で論点の再検討が発生したり、その取込みによる残業が発生するとき
・厳しい局面で、リソース不足のためマンパワーで勝負しないといけないとき。また、36で業務に制限されるとき
・会議中に内職しなければいけないとき

-心理的-
急性:自分でコントロールできない状況への苛立ち/終わらせなければいけない緊張
慢性:いち駒に過ぎない気持ちからくる無気力/評価への影響に対する焦燥
-身体的-
急性:MTGへの緊張による動悸と震え
慢性:緊張状態が続くことによる不眠
-行動的-
急性:なし
慢性:なし

⚫︎ストレスB:プロジェクトワーク

・プロジェクトの方針変更により、目的や作業見直し、関係各所に合意をとりにいくとき
・ステークホルダーが多い、また関わる層が広いときの情報管理・推進方法に配慮が必要なとき
・大規模プロジェクトで、チーム間の横連携がないとき
・関係者内で、情報格差が生じてしまっているとき
・検討アプローチが大きく変わるとき

-心理的-
急性:投資した時間が無駄に感じられて落胆/過去の検討が否定されたように感じて苛立つ
慢性:ハレーションへの対処に不安/他者に反発されることへの不満
-身体的-
急性:カフェイン大量摂取+寝不足による瞼痙攣
慢性:なし
-行動的-
急性:なし
慢性:寝不足によるカフェイン大量摂取

⚫︎ストレスC:ポジションの変化

・インタビュー時に聞いたポジションと異なる配置だったとき
・未経験分野かつ品質管理を任されたとき

-心理的-
急性:ゴールイメージが自力で描けないことによる不安
慢性:アウトプットの質低下による自信喪失/マイナス評価への不安
-身体的-
急性:なし
慢性:翌日の動きが整理しきれず不安からくる不眠
-行動的-
急性:なし
慢性:不眠によりネクストアクションの着手が遅れ作業能率の低下

⚫︎ストレスD:上司との関係

・レビュー時に論破されるとき(詰められるとき)
・思考の思想が合わない上司と議論するとき

-心理的-
急性:能力不足を感じ不安/信頼されていないと感じて苛立つ
慢性:関わるたびに苛立つことが想像できて憂うつ
-身体的-
急性:なし
慢性:なし
-行動的-
急性:なし
慢性:仕事への士気低下により出勤時間が遅くなる

まとめ

ざっと洗い出すとこんな感じ。
他にもあると思うので、思い出したら都度更新していこうと思う。

圧倒的に心理面での影響が多いように感じる。

またストレスの対象となる主な要素としては、
・自分の意志で動きづらい
・情報連携がスムーズにいかない
・チャレンジングなポジション
という状況・環境だと理解した。




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