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#2 休む前の私(立ち上がり〜安定稼働)

刺激的で充実した日々の話。

関わったプロジェクトを振り返ると
・デジタル戦略の策定
・BDD(ビジネスデューデリジェンス)
・業務調査
・変革の実行支援
など実に様々なプロジェクトに参画させてもらった(機会を与えてくれた組織には感謝しかない)

プロジェクト規模も、
小規模から大規模まで両方経験した

とくに、大規模プロジェクトはかなり刺激的で、
毎日がお祭りみたいだった。

会社から大量にコンサルが投入されて、
一人ひとりに役割が与えられ、
結果を出すために、日々、社内外の関係者と侃侃諤諤。
プロジェクトルームでは至る所で会議や意見を出し合うワークショップが開かれていた。
(もう熱量がハンパない〜)

始発〜終電まで猛烈に仕事をして、
終電を逃してタクシーで帰ったこともあった
(タクシー代はもちろん経費。これ大事)
同僚の中には、資料作成が終わらず、早朝に近くのホテルでシャワーだけ浴びにいき、
すぐ出社している人もいた。

プロジェクトワークで働いている人にとってはお馴染みだが、
プロジェクトには定例会という会議がある。

実施するタイミングは
プロジェクトの結果を報告する'最終報告会"
プロジェクトが順調に進捗してるかなど途中経過を報告する"中間報告会"
進捗に遅れが出ないようトラブルやリスクを共有、相談する"週次定例"
日々のタスクを擦り合わせる"日次定例"
(目的が違うとはいえ、会議が多すぎる!会議の位置付けはプロジェクトによって若干変わる)

これに加えて、
毎日分析などの業務
資料作成
議論
議論を踏まえて資料修正
内部での品質チェックなど、、
もっとあるけど、兎にも角にも、業務量はとにかく多い。

夜になったらご飯が配られたり、
偉い人からの差し入れもあった。
(プロジェクトの費用で美味しいご飯を食べさせてもらえるのもいい文化かもしれない)

偉い人や上司が帰ったあと、
同じタイトルの仲間と、お互いの状況を共有したり、
Excelやパワポのショートカットを教え合ったり、
愚痴ったら、噂話したり、
この時間がめちゃくちゃ楽しかったな

大規模プロジェクトは体制が大きいだけあって、
全体管理するPMOや、
雑務などロジ周りを巻き取ってくれる若手も多かった。
一方、小規模プロジェクトは人数が少ない分、
ロジ周りも自分でこなさないといけない。
単純に業務量が増えて、愚痴を吐ける同僚も減り、
こっちの方が大変だった。

だんだんと形になり、
物事が前進していることを実感するのは、
何とも言えない達成感と高揚感があった。


本題から逸れるけど、
初めて与えられた役割を完遂した時のこと。
最終報告会が終わってそのままトイレに行って泣いた記憶がある。
周りの熱量や、日々の緊張感で気がつかなかったけど、
実はかなりのプレッシャーと、
仕事に対する恐怖みたいなものを感じていた

今思えば、
スキルや能力がない自分を自覚しているから、
常に虚栄をはって、クライアントやら同僚と対峙していたのかもしれない。
弱音を吐いたり、うまくいかないことを相談すると、使えないと判断されて、リリースされてしまうのではないかという不安があったし、
同僚はもっと難しいテーマや課題を扱っているのに、
一切大変さを表に出さないプロ精神を持っていた。

ある同僚が体調不良でいきなりいなくなった時、
内部で偉い人数名とメンバーで対策会議をしていて、
これまでの状況を振り返ったあと、
偉い人が「Aさんは使えない、コンサルとして失格だ」と言ったのを聞いて
ネガティブな側面は評価にもマイナスに影響してしまうと思い込み、余計に言えなかった。

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