#8 レイオフは他人事ではない

ここ数年、米国の景気低迷や企業買収などの理由により、
外資系のテック企業やIT、コンサル業界でレイオフに関わるニュースをよく耳にする。
(レイオフは再雇用を前提として従業員を一時的に解雇すること)

私自身、外資系企業に勤めている時点で、
レイオフのリスクはある程度は織り込み済みだ。

とはいえ、実際にレイオフに遭遇してしまった友人から実情を聞くと複雑。
友人の話を聞くまで、どこか他人事と考えていたのかもしれない。

ここは日本だし、
なんだかんだ日本の法制度が労働者を守ってくれるだろうと思っていた。

実際にレイオフに遭遇してしまった友人曰く、
メール一本で解雇通知がなされ、
直前まで通常通り使用していた社内アカウントがいきなり無効化されたらしい。
業務への思いは消化不良だそうだ。


懸命に取り組んでいた業務の引継ぎ余地もなく、
同僚やクライアントとのつながりも、
ある日突然、強制的にログアウトさせられる気持ちは計り知れないなと思った。

日々の業務を通じて、総じて、
外資系企業は魅力的だと感じているが、
こういったことが現実に起こると少しは動揺する。

改めて、
環境に縛られず、社会における自分自身の商品価値を上げていく。
という、基本的な姿勢が大事だなと認識させられる。

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