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【日記・料理・エッセイ】

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日々の生活の中で、詩や小説とは違うなってものをこちらに。自炊料理が主になります。
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#哀愁

【夢日記】変わらないね

【夢日記】変わらないね

ゆめをみた

知らない人が困ってた
煙草に火を灯せなくて

ジッポライターを貸してあげた
お礼に飲み物を奢りますよって
近くのコンビニに二人で行った

そのとき

その男の人が言ったんだ
「通りすがりのあの子可愛いね」
俺はそのひとを知ってたんだ

軽くひらひら手を振ってみる

手を振り返して声を掛けてくれた
「よっ、久し振り。」

「久し振りだね、元気してた?」

「こっちは元気よ。」

「そっ

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「瘡蓋」

「瘡蓋」

晴れた良い朝だった。ある曲を聴いて、ふと思った。心の傷はどうなったかな、って。
その曲をlive ver.にしてもう1度聴いてみた。ぺりっと剥がれて、もう殆ど痛みは無かった。あの青い鳥に帰りたくなった。

約半年前から、あの場所からはもう居なくなってしまおうと決めていた。あの1日が背中を優しく押してくれた気がして、帰って消した。一つだけ残して。

今日、帰り際に職場で頼み事をされた。とても

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「ユビキリ」

「ユビキリ」

お迎えを待つ 一人の生徒
人懐っこく 会ってふた月
それを全く 感じさせない
何処かで会うと ハイタッチする
そのハイタッチ 私を照らす

私の核は 哀愁である
哀しみ愁う 黒い塊
教え子たちの 眩しい笑顔
黒を明るく かき消してゆく

お迎えを待つ 一人の生徒
私とひとつ 約束をした

「先生が帰るまで待ってるね」

野暮用を終え 急いで降りた
その子はいない お迎えが来た
親御様にも 都合があ

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「69」

「69」

※通院の待ち時間に、先日同様iPhoneにての執筆。

昨日の野球は、俺の青春に大きな釘をひとつ打ち付けた。
試合の結果がどうこうでは無い。ひとつのチームとして、楽しく愉快な時間を過ごせる集団としての存亡が危ぶまれている。そんな気がして、昨日は飲みに行きたかった。しかし、定休日だった。後輩に世話になった。

俺も後輩も中立である。少なくとも俺は、舵を切られたならばそちらへ進む為に尽力するか、

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「病人」

「病人」

 先日呟いた通り、水曜日に風邪を拗らせて休むことになった。前日の夜、疲れて半袖短パンで寝落ちしてしまったことと、ここ数日急激に冷えたことが重なったのだろう。
 木曜日に出勤した時、先輩から「火曜日すごく疲れてる顔してたから、疲れでちゃったのかなーって。無理しないようにね。」と温かい言葉を頂いた。どうやら、傍から見ても疲れていたようだった。

 5月以前までは、風邪をひいたら看病してくれる大切な人

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