自作教材紹介【生活】「季節を知ろう、感じよう」
いろんなことを関連させて学んでいくときに、身近な季節から導入を始めていくことって多いかと思います。
僕も付箋に書いた植物を季節ごとに分けたり、旬の野菜や果物を調べたり、マインドマップやフィッシュボーン図で季節のいろいろなものを書き出したり、季節にちなんだ詩を書いたり、俳句を読んだり、暑中見舞いや年賀状などの手紙を書いたり…振り返ればいろいろとやってきました。
それらの取り組みは今後、いくつか紹介していければと思っています。
そこで、これまで作成してきた季節に関連するスライド教材を紹介していきたいと思います。データもダウンロードできますよー。
スライド「年間行事・イベント」
1年間の行事やイベント、祝日とそれに関係するものを月ごとに紹介したスライドです。
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スライド「季節の◯◯」
ここからは野菜や果物、花、生き物などを季節ごとにまとめたスライドを紹介していきます。
1 スライド「季節の野菜」
スーパーでは同じ野菜が年中売られていて、なかなか「旬」を感じにくくなっていますよね。でも野菜の旬は季節を感じやすいものですし、年間行事とも関連しています。野菜といいつつ、山菜や一部の商品作物も掲載しています。
野菜ナビや旬の食材百科などのホームページも調べていくのにとっても役立つサイトです。スライドづくりの際にお世話になったので紹介しておきます。品種なども掲載されていてらより深い内容が学べますよ。
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2 スライド「季節の果物」
同じように果物を季節ごとにまとめたスライドです。ナッツ類も掲載しています。
おまけとして社会で学ぶ気候帯ごとの果物も紹介しています。
野菜ナビの姉妹サイト果物ナビにもお世話になりました。
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3 スライド「季節の花」
同じように季節の花をまとめたスライドです。花といいつつ関連する植物も掲載しています。
東京都公園協会の特集「季節の花を見に行こう!」やGANREF「季節・月ごとの花の写真一覧」も参考にしました。住んでいる地域の公園などでも季節ごとの花を紹介していたりするので、検索して、実際に観察しに行くのもいいですよね。
最近はスマホで撮影した植物の名前を教えてくれるアプリなんかもあるので、それを活用して公園などで調べてみても面白いかもしれません。
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4 スライド「季節の生き物」
季節の生き物、昆虫類、魚介類(旬のもの)、鳥などをまとめたスライドです。
教育出版のデジタルずかんのような生き物図鑑サイトがたくさんあって勉強になりました。
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5 スライド「季節の星座」
黄道十二星座と季節の星座をまとめたスライドです。少しだけ星座に関するエピソードも紹介しています。季節によって夜空の星座が変わることは公転など星の動きを知ることにも繋がります。
スタディスタイル「88星座図鑑」には大変お世話になりました。他にもいろんな情報が掲載されていますので、ぜひ覗いてみてください。
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6 スライド「季節の食べ物」
桃の節句や端午の節句などの行事食や、春のたけのこや秋のサンマといった季節の食べ物をまとめたスライドです。過去の子どもたちの意見から桜フラペチーノや月見バーガーなんかも入れています。
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7 スライド「季節の祭り」
以前紹介した「都道府県をいろんな角度から学ぼう」で紹介したスライド「日本の祭り」を季節ごとに並び替えたものです。
それぞれのお祭りの季節も掲載していますが、それらを調べてみると、春はお花見や豊作を祈る祈年祭(としごいのまつり)にまつわるものが、夏は七夕や、お盆(祖先の霊が帰ってくる)と花火など鎮魂にまつわるものが、秋は収穫を感謝する新嘗祭(しんじょうさい)にまつわるものが、冬は冬至や雪、一年の節目や節分まつわるものが多いことに気づきます。
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季節のもの
1 スライド「春のもの」
スライド「季節の◯◯」の内容、プラスアルファで気候や服、行事・カレンダー、ことわざを季節ごとに分けたものの春バージョンです。
春の季節としてまとめることで、こどもの日の菖蒲湯やひな祭りの蛤のお吸い物など、植物や生き物と食べ物と行事などそれぞれの繋がりがたくさん発見できます。
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2 スライド「夏のもの」
夏バージョンです。
夏の季節にまとめることで、梅雨と紫陽花とカタツムリ、お盆とお祭りと夏野菜(きゅうりやなすの精霊馬)などの関連や、夏の暑さへの対策としての打ち水やうちわ、すだれ、風鈴、だしやそうめん、かき氷の食べ物などいろいろなつながりが見えてきます。
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3 スライド「秋のもの」
秋バージョンです。
全体を通して眺めると、お月見や彼岸、収穫を感謝する新嘗祭(しんじょうさい)、味覚狩りなどの行事やイベントと野菜、果物や食べ物などの関連が浮かんできます。
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4 スライド「冬のもの」
冬バージョンです。
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まとめ
季節のスライドデータの紹介でした。どうでしたか?
以前書いた記事でもお伝えしましたが、いろんな知識を有機的に関連づけて知識のネットワークが広がればなと思い、いろんな角度から季節について確認する教材をつくってきました。
今回の記事ではスライドデータを紹介しましたが、スライドを見るだけでなく、気になったものの詳しい内容を図鑑やインターネット検索で調べてみたり、フィッシュボーンチャートやマインドマップなどのシンキングツールにまとめてみたり、野菜や果物、生き物、食べ物、行事などジャンルを超えた関連を発見したり、自分で取り組み、気づくことがネットワークの広がりや知識の定着につながるかと思います。
もちろん自分でスライドをつくるのもいいと思います。質問されても説明できるよう詳しく調べられるといいですよね。
今回紹介した以外にも、以前別の記事で紹介したマルチ知能の視点を生かし、季節の歌を考えたり、季節の絵を描いてみたり、冒頭で紹介した季節の詩や俳句をつくってみたり、自分の好きなものをまとめてみたり…いろんな取り組みができそうです。
今回紹介した内容が、子どもたちの知識のネットワークや、興味関心の幅を広げていくのに役立てば幸いです。
表紙の画像はyoga generationより引用した四季の画像です。