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映画を観たよ【2】

⑥哭声(コクソン)/ナ・ホンジン

▼再生1時間くらいの感想
姉がお勧めしてくれたので観た。韓国映画をちゃんと観たのは初めてかもしれない!韓国版エクソシストというかんじだ。日本の映画やドラマでよく見る國村隼さん、馴染みがあるだけにものすごく気持ち悪かった!

▼再生2時間あたりの感想(残り30分)
クソ怖い、もう辞めたい。

▼観終えての感想
救いがなかった…。「疑う」ということがテーマのようだ。わたしの解釈では、悪魔(國村さん)と天使(白い女性)が闘っていたのかな?と思う。悪魔が言葉巧みに人間を騙すことは知っているので、すごく怖かったし、あの白い女性が悪魔なのでは?って疑ってしまう場面もあった。また、わたしはクリスチャンなので、身近で怖いテーマのようにも感じた。改めて、人を強く憎むことや負の感情を持ってはいけないと気付かされる。その心の隙に悪魔が入ってくるから。あと、韓国映画は割と描写が激しめというのは本当だった。寝るのが怖い。怖いけど面白い映画だった、だが怖い。

※「孤独のグルメ(一話/江東区・門前仲町)」を挟む。
コクソンがあまりにも怖かったので、孤独のグルメを一話だけ観て寝る。焼き鳥回。美味しい居酒屋に駆け込みたい気持ちになる。松重豊さんには来世でわたしの父親になって欲しい。

⑦セブン/デビッド・フィンチャー

バンドのお客さんからお勧めしてもらった作品。ブラピがとても若い!七つの大罪に絡めた事件を起こしていく描写はドキドキした。しかし、後半で突如集中力を失い、ヨガポールコロコロタイムに入り、そのまま寝て、気付いたら終わっていた。そのあとすぐ母と会う機会があったので、母にこの作品の見解とオチを聞いた。ショッキングかつ切なさの残る作品だった。コクソンに引き続きではあるけど、マイナスな欲望や感情が仕向ける暴走は恐ろしいし、その要素を自分たちも少なからず持っていることを覚えておこう。

⑧キャビン/ドリュー・ゴダード

発想は面白いけど、全体的になんか雑。中盤以降はハチャメチャ!ラリッていた男友達はエイドリアンみたいでハンサムだった。車で逃げようとしていたところ、爆破が起きて道が詰んだので、バイクで向こう岸まで跳んでやるぜ!って場面。友人A「ビビるなよ…」友人B(バイクに乗ってる)「…っビビるかよ」ってやりとりで、初めて付き合ったカッコつけたがる彼氏と別れ話をしたあと、駅の改札口で「ほら……っ行けよ」ってホームの方を顎でしゃくってセリフ決められたときのことを思い出した。

⑨ジェーン・ドウの解剖/アンドレ・ウーヴレダル

演技も雰囲気もしっかりしていて、いい感じだったのだが、中盤から本格的なホラー映画になった。怖くて中盤以降はずっとスパイダーソリティアをやりながら観ていた。アドベンチャー父子が解剖しちゃいけない遺体(悪魔?魔女?)を解剖して、息子の恋人もろとも殺されてしまう話。結局救いがなくて最後腹が立ってきた。頼むから、終始絶望顔のお父さんの真摯な思いを受け止めて欲しい…。観終わって気づいたけど、ホラー映画って「そしてまた別の犠牲者が出る」「同じ不幸がまた繰り返される」みたいな雰囲気で終わらせるのがデフォだよね。悲しい。救いのあるホラー映画が観たい。

※後味が悪かったので、このあと少しだけ千原兄弟の「チハラトーク(セレクト)」を観て寝る。どこまでも仲が良く、面白い二人であった。感謝。

⑩アンフレンデッド/レヴァン・ガブリアゼ

自殺した少女がSNSを通して姿を現し、自分をイジめてきた友人たちを復讐していく映画。おお、斬新!と意気揚々と観始めたのだけど、自殺というテーマが最後まで引っかかってしまいションボリした。でも作品としては面白かったと思う。しかもストーリーを82分間でキレイにまとめており、ダレることなく観れた。仲間割れしていく描写がすごかったな。テーマだけ聞くとちょっと間の抜けた印象を受けるかもしれないが、思ったよりチープさがない。とはいえ、ホラーをたくさん観て疲れたな。あと、週末からお腹の調子悪くて悲しい、お腹も疲れた。

次はホラー以外の作品や、周りのみなさんがお勧めしてくれた作品、邦画などを観ていく予定です。それでは、また!

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