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ビジネスに繋がるモノづくりに挑むプレイングマネージャー

リテイルクラウド事業本部 プロダクト開発部 部長のMさんに、入社からこれまでのキャリアについてインタビューしました。
※2024年3月公開。所属・役職名等は取材当時のものです。

キャリアステップ
・学生時代
商学部から経済学研究科修士課程に進学。組織論やマーケティングの研究に取り組み、大学院ではID-POSの分析に没頭。
インターンを経てMCデータプラスに入社。決め手は事業・人・環境。
・1~4年目
データ分析プラットフォーム事業部(現リテイルクラウド事業本部)に配属され、スーパーの店舗づくりに活かす情報分析の帳票作成を担う。これが現在のデータ分析サービス「cacicar BI(カシカルビーアイ)」の原型に。
2年目から担当になったお客様の全社リリースを1~2年かけて実施。この経験によって一皮むけた。
・5年目
開発チームのチームリーダーに。営業チームも兼務しながら、また管理者としてメンバーの指導・業務管理を行う。
・6年目
プロダクト開発部の部長として「cacicar BI」をメインにプロダクトの開発責任を担う。
人員の入れ替えも重なり、組織を支えるためにがむしゃらに頑張る。
・7年目(現在)※2024年3月時点
顧客の増加にともない、開発体制を整えながらプレイングマネージャーとして目の前の仕事にチーム一丸となって1つ1つ乗り越えている。


プロダクト開発について

 現在の仕事内容について

リテイルクラウド事業本部では、小売企業様のマーケティングの支援を通じて、地域の豊かな暮らしづくりに貢献することをミッション に、スーパー・コンビニなどの小売企業様向けのデータ分析・活用支援クラウドサービス「cacicar(カシカル)」を提供しています。「cacicar」には、データ分析サービスの「BI(ビーアイ:ビジネスインテリジェンス)」と1to1マーケテイングサービスの「MA (エムエー:マーケティングオートメーション)」があり、私は「cacicar BI」のプロダクトマネージャーを担当しています。

「cacicar BI」は、小売企業様が保有している数十~数百憶もの膨大なデータを 集計・分析し、マーケティングに活用いただくクラウドサービスです。
仕事内容としては、小売企業様と打ち合わせを行って要望をヒアリングし、企画・開発、レビューをした後、提供といった流れで行っています。
「cacicar BI」は膨大な情報の中から、小売企業様が知りたい「どの商品がどういった人に売れたか」などのデータを直感的に操作して分析できますが、データをより細かく見たい、これまでにない軸でデータを分析したいなどの要望にも対応を行っています。小売企業様の業務に寄り添った形でデータを可視化し、商品開発、品揃えや棚割の改善、販促企画などに役立てていただいています。

プレイングマネージャー としてチームをけん引
私はプロダクト開発部の部長として、 サービス 全体のあるべき姿を描きながら、目の前の開発案件に日々取り組んでいます。
プロダクトの開発は、私を含め自社メンバーと業務の一部を委託する外部のパートナー企業様で行っています。そのため、パートナー企業様の力を借りるか、自社メンバーに手掛けてもらうか、また、自分が手を動かすかを含めて意思決定しています。

また管理者として、メンバーそれぞれの成長が事業の成長に繋がるように、個人の目標管理とサポートをしています。並行して、事業成長のためにどのような組織にすべきかを描きながら、人事と連携して採用活動も行っています。
開発のメンバーは、「モノをつくる」だけではなく、お客様と対話し、主体性を持ってつくることに想いがある人がいいなと思っています。メンバーの経歴 はそれぞれ異なりますが、プロダクトマネージャーに近い動きをできる人が多いです。
リテイルクラウド事業本部全体としては、年齢層が若く、活気がありながらも礼儀正しい人が多いです。また、どの人も仕事に真摯に向き合い、プロ意識を持ち、自立して仕事に取り組んでいます。

プレイングマネージャーとしてのやりがい

職種の面白さを教えてください

プレイングマネージャーとして、エンジニアリングとマネジメントの両方の業務に携わることができる点にやりがいを感じています。
開発部では、パートナー企業様の開発リソースを活用しながらも、社内のメンバーが自ら手を動かし、開発スキルを向上させることを重視しています。通常、ITシステムを開発する企業では、お客様側の窓口は情報システム部門に限られ、その担当者とだけコミュニケーションを取ることが多いですが、当社では情報システム部門だけでなく、マーケティング部、商品部、店舗などシステムを実際に利用する部門 にも積極的に関与し、サービスの導入や運用を推進します。こうした小売企業様の生の声を聞き、業務課題を直接知ることができる立場を活かすためにも、社内のメンバーが自ら手を動かしてプロダクトを開発する機会を大切にしています。

自分自身がプロダクトを開発する経験と、パートナー企業様と手を組んで大きな仕事を推進する経験の両方ができ、それぞれのスキルを育むことができる点に魅力に感じています。
何より、開発者としてプロダクトのあるべき姿を描き、思い通り作り上げることができ、それがお客様の期待に応え、役立ててもらえるという仕事ができたときはとてもやりがいを感じます。

「ビジネスに繋がるモノを作る」スキルが身につく

MCデータプラスで得られる機会

当社は技術力だけの会社ではなく、むしろビジネスに軸足を置いています。ビジネスの世界では、優れた品質の製品やサービスをつくっても、ユーザーに受け入れられなければ事業として成立しません。当社では、開発者がお客様と直接やりとりし、自ら手を動かして開発する、というように一気通貫でプロジェクトに携わることができる環境にあります。そのため、エンジニアリングやプロダクトマネージャーのスキルだけでなく、ビジネス全体を俯瞰する能力も身につけることができます。

また、AWS※を主軸として最先端のクラウドサービスを活用する機会にも恵まれています。プロダクトによっては、枯れた技術を使用する場合もありますが、新しいサービスの導入に挑戦する機会もあります。※AWS(Amazon Web Service): Amazonが提供するクラウドサービスの総称
さらに、AIや機械学習などの先端技術を活用したビジネスは、技術力があっても社会実装に苦戦する企業が多い中、当社はAIを活用した実サービスをユーザーに提供することができています。AIを活用したビジネスに興味のある方にとって、非常に魅力的な環境だと思います。

To Beを描き、介在価値を発揮する

成長するためのマイルール

管理職として、伝書鳩にならないことを心がけています。お客様、パートナー企業様、社内のメンバーなどさまざまな方とのコミュニケーションが多い中で、受け取った情報をただ他者へ受け渡すのではなく、自分なりの判断基準を持って能動的に考え、レビューすることが大切だと考えています。
そのためには、誰のために・何を・どうすべきかを明確にし、To Be(あるべき姿)を設定するようにしています。そして、設定したTo Beに近づくようにレビューの際はハンドルを切ったり、時にはブレーキを踏んだりするなどの調整を心がけています。

仕事で大切にしていることを教えてください

お客様視点に立つことを何よりも大切にしています。面白いコンセプトや高度な技術を持つ企業は世の中にたくさんありますが、実際にお客様のニーズに応えるビジネスを推進できなければ、絵に描いた餅になってしまいます。ニーズに応えるためにも、一つひとつの意思決定の場面で、なぜやるのか・どうやるのかなど、さまざまな観点で検討するようにしています。

一番好きな当社のバリューは?

「謙虚にコトに向き合う」です。
当社はクラウドサービスの事業者として 小売業界をリードしていくことを目指しているように見えるかもしれませんが、あくまでも主役はお客様です。私たちリテイルクラウド事業本部は、小売企業様のビジネスを後方から支援することを通じて、小売業界の発展に貢献していきたいと考えています。
小売業は生活に欠かせないビジネスです。小売企業様、業界従事者様、そして生活者の皆様がハッピーになることを念頭に、日々仕事に取り組んでいます。

当社のミッション・ビジョン・バリューはこちら

今後のビジョン

ジェネラリストとして、お客様のニーズをくみ取りつつ、それを実現するために何ができるか、ビジネス全体を俯瞰できる立場になりたいと思っています。
もちろん開発者としても専門性や技術力を高めつつ、双方のバランス感覚を養っていきたいです。

1日のスケジュール

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