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言葉の背景と世界は通じている_1
私は、「自分の世界(現実)は自分の言葉で創られる」と思いから、日常生活の言葉を選んでいます。
社会人になりたての頃、会社の愚痴をこぼす私に、「あなたの言葉は汚い」と母に言わせた私が、「言葉」を生業にすることになるとは、人生って…。
ここに至るまでの詳細は、ライターの三本夕子さんが、私の幼少時代から今までを聴き取り、そこに、三本さん自身の体験を交え、全6回の連載に仕上げてくださいました。
まだ
自分の言葉を自分のために使う_1
みなさん、はじめまして。ライターの三本と申します。
昨年末、ご縁があって松本真紀子さんのインタビューをさせていただきました。その取材では、松本さんの幼少時代から、「危機予見感覚ならびに対応能力向上コーチ」として独り立ちされる直前までのお話を伺いました。
さらに、私自身も松本さんのセッションを半年で3回ほど体験してきました。
その体験は、私にとってどこか雲をつかむような、それでいて自身の中で、
自分の言葉を自分のために使う_2
Vol.2 好きなことを取り上げられて私はカウンセリングやコーチングについて専門知識もなく、学んだこともありません。
ですから私見の範囲で、松本さんがされるセッションは、彼女自身の体験に大きな礎があるのではないかと感じています。
松本さんの社会人人生のスタートは、建設業界の施工管理の仕事だったと伺いました。
女性でも手に職をつけてお金に困らない生活をしたい。
そんな幼いころからの想いで高等
自分の言葉を自分のために使う_3
Vol.3 母のお守り「人との関係」に思い悩むことは多い。
家族、仕事、恋人…。人が人として生きる限り、大なり小なりの“人間関係”問題はつきまといます。
特に、「母」という存在がその人の根幹になることが、私の個人的な所見ですが、多いように思います。
松本さんの取材の中でも、「母」は多く登場しました。
生まれた時に斜頸だった松本さん。
その治療にと、お母さまは1年間、1日も欠かさず針治療に
自分の言葉を自分のために使う_4
Vol.4 自分が自分を大事にする2年半の引きこもり生活の後、一度現場管理の仕事で社会に復帰するも、思うところあって、歩み出したカウンセラーの途。
建設業界からカウンセリングへ―最初に経歴を伺ったときには、ずいぶんと大きなキャリアチェンジに踏み切られたのだなと思いました。
けれど、取材をしてその背景を知れば知るほど、そのつながりはごく自然な流れであったようにも感じました。
誰かの支えになる。
自分の言葉を自分のために使う_5
Vol.5 世界はやさしい松本さんのセッションの中で、投げかけてくださる言葉の一つに
「世界はやさしい」というものがあります。
そのたびに、肩の力が抜けて開放されるような気持ちになる言葉。
大好きな言葉です。
最初にその言葉を投げかけてくださった情景は、今でも鮮明に残っています。
はじめて松本さんにお目にかかった日は雨でした。
土砂降りでこそありませんでしたが、その時季には珍しく本格的
自分の言葉を自分のために使う_最終回
Vol.6 私の言葉
私は書き言葉を仕事の手段としています。
そうでありながらも、「言葉」というのはどこか掴みどころのない
不思議な存在でした。
松本さんに出会い、「自分の言葉を自分のために使う」というお話を伺い、
「言葉」の力をもっと知りたいと思いました。
セッションを受け、そしてこうして松本さんの人生の一片を
言葉に記すという体験を通じて思うことは
もっと言葉を世に放とう
というこ