【楽曲紹介】世界中の「パッとしないメガネ」に届ける歌。from岐阜県岐阜市
僕の生まれ育った岐阜市は、あまり知られていない小さな町です。
「出身はどこですか?」と聞かれ「岐阜です」と応えると大抵の人が「それどこですか?」と反応します。そんな時、わざわざ説明する手間を省くために、「名古屋です」と嘘をつくことがあります。
この曲「ぱっとしないメガネ」を作ったのは、そんな自分の情けない感じや、地元に対する複雑な気持ちを表現するためでした。タイトルにもあるように、「ぱっとしないメガネ」とは、外見だけではなく、僕自身の存在がどう映っているかの象徴のようなものです。
歌詞では、自分の冴えない10代の日々や、女の子の前で緊張している様子を描いています。これは僕の10代の頃を象徴している部分でもあります。音楽を通じて、僕の内面と、それを取り巻く世界がどう交差しているのかを描きたかったのです。
この曲のミュージックビデオでは、メガネの男の子が想い人の女の子を一途に追いかける姿が描かれます。それは当時の私自身の姿そのもの。とは言え現実には、恋心を抱きながらも、なかなか思うように行動できなかったんですが。もどかしさと葛藤に満ちた日々を思い出します。
音源のクオリティは今聞くと酷いですが、その素朴さが逆にリアルで、僕の真実の声を直接伝えてくれていると思います。この曲に新しい命を吹き込むために、いつかレコーディングをし直すつもりです。
世界中には「ぱっとしないメガネ」で表現されているような、見過ごされがちな人たちがたくさんいます。僕の曲が、そんな彼らに少しでも光を当て、自分自身を受け入れるきっかけになれば嬉しいです。次は、この曲を英語の歌詞で発表するつもりです。みんなに僕の声が届くことを願っています。
noteをきっかけに私に興味を持ってくださったあなたに、私自身のことをもっと知ってほしいと思っています。
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