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FigJam(フィグジャム)で授業が変わる!ワクワクする活用アイディア

先生方、いつも本当にお疲れ様です。
(株)フォネット 大橋です。

2024 年 12 月 31 日をもって、Google Jamboard は利用ができなくなります。授業で大活躍していたアプリなだけに・・・、先生方も困惑されているご様子です。参考リンク:Google Jamboard の提供終了について

本記事では、Google社がJamboard の代替えアプリとして推奨しているFigjam(フィグジャム)を活用し、ワクワクする授業アイデアをご紹介したいと思います!

先生:Figjamを授業で使いたいんだけど、どのような活用ができるのか教えて欲しいな。
大橋:承知いたしました!ご紹介しますね!

●FigJam(フィグジャム)とは

一言で表現すると「オンラインホワイトボード」です。
児童・生徒が、協働編集する中で、情報共有や意見出しなどをスムーズに、楽しく行うことができるWebアプリケーションです。先生が、板書の代わりに使用するのもオススメです。

●ワクワク・楽しい授業活用術

1.意見出し(ブレーンストーミング)

※Figjamは Figma Inc. の商標です。
  • 手順1:先生が、意見出し用のボードを作成し、児童・生徒に共有します。(※Figjamに用意されているテンプレートを利用すると、時短でボードを作成することができます。)

  • 手順2:児童・生徒が付箋を利用し、アイディアを自由に入力する時間を設けます。(※Figjamのタイマー機能で時間を計るのも良いですね!)

  • 手順3:各アイディアに対し、お互いにコメントやフィードバックを追加し、話し合いを進めます。(※リアクション機能を使用するのもオススメです。)

2.協働学習(グループワーク)

※Figjamは Figma Inc. の商標です。
  • 手順1:先生が、ボードに各班ごとの課題を作成し、児童・生徒に共有します。(※Figjamに用意されているテンプレートを利用すると、時短でボードを作成することができます。)

  • 手順2:児童・生徒が、各班ごとの課題にアクセスし、協働編集を行います。(※どの課題を誰が行うのかを明確にしておくと、児童・生徒が迷子になりにくいと思います。)

  • 手順3:各課題に対し、お互いにコメントやフィードバックを行います。(※リアクション機能を使用するのもオススメです。)

3.フローチャートマインドマップの作成・共有

※Figjamは Figma Inc. の商標です。
  • 手順1:先生が、ボードにフローチャートやマインドマップの基本的な枠組みを作成します。(※Figjamに用意されているテンプレートを利用すると、時短でボードを作成することができます。)

  • 手順2:児童・生徒が、フローチャートやマインドマップにアクセスし、テーマを視覚的に整理します。(※どのワークを誰が行うのかを明確にしておくと、児童・生徒が迷子になりにくいと思います。)

4.プレゼンテーションデータの作成・発表

※Figjamは Figma Inc. の商標です。
  • 手順1:先生が、プレゼンテーション用のボードを作成し、各スライドや資料の枠組みを設けます。(※Figjamに用意されているテンプレートを利用すると、時短でボードを作成することができます。)

  • 手順2:児童・生徒が、プレゼンテーション用のボードにアクセスし、内容を入力・整理します。(※どのワークを誰が行うのかを明確にしておくと、児童・生徒が迷子になりにくいと思います。)

  • 手順3:児童・生徒が、完成したプレゼンテーションデータを元に発表します。(※Figjamのスポットライト機能を使用して発表することをオススメします。)

いかがでしたでしょうか?
Google Jamboardの代替えアプリとしてGoogle社は推奨していますが、使用してみるとGoogle Jamboardとは全く別のアプリといったイメージを持たれるかと思います。(^^)

しかし、FigjamにはGoogle Jamboardにはないタイマー機能、投票機能、自撮り写真機能やリアクション機能など児童・生徒がワクワクする機能が沢山あります。
児童・生徒が集中できないかも?!といったマイナス面もありますが、主体性を引き出すアイテムとしてのプラス面もあると思います。
是非ご活用ください。(^^)

Figjamは、基本的に協働学習を行うためのアプリとなっていますので、児童・生徒同士共有ができ、他の人のデータを編集・削除できることができます。そのため、以下のような情報リテラシー教育を同時に行いながら授業を進める必要があります。
●  他の人のデータを尊重することの大切さ
●  公共の場での情報発信における責任の重さ(人が嫌だと思う情報を発信しない)

これからも、先生方のお役に立てるような記事を書いていきたいと思います。どうぞ、これからもよろしくお願いいたします!
お忙しい中、最後まで読んでいただき、本当にありがとうございました!


【プロフィール】

大橋 真弓(おおはし まゆみ)
株式会社フォネット 教育事業部所属 学校DXサポーター

SEとしてのソフトウエア開発経験をベースに、現在は学校のDX化に取り組んでいます。
県立・私立高校、特別支援学校のリーダーICT支援員を経験後、公立小中学校に向けた学校DXサポーターを実施中です。
(※同時に、企業向けDX推進事業も取り組んでいます。)

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