うぇるねす

身体を動かすことと、空を見上げることが好き。

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マガジン

  • 瞑想の旅

    瞑想の旅のなかで学んだことを記録しています

  • マッサージの旅

  • ドイツに移り住むまでの道のりと、これから

  • 【音声日記】ヨガティーチャートレーニング in オーストリア

    ヨガの200時間ティーチャートレーニング(YTT)で体験したこと、学んだことを、3週間まいにち音声で記録しています。日々のできごと、変化や何が起こるかわからない現実を、帰り道におしゃべりする感覚でお届けしています。

  • フォレストヨガ、リトリートへの道

最近の記事

  • 固定された記事

はじめましての記事。

はじめまして。 1988年生まれ。2013年の12月からドイツに住みウェルネスの仕事をしています。 noteでは2020年1月17日から毎日(少し遅れることもあります)わたしが今ドイツで感じていることを言葉にしています。 ドイツに来たきっかけは、海外に住みたい憧れを持っていたのと、日本で自分を自由に出せなくて生きづらいと感じていたから。 人見知りで頑固なところもあるけれど、好奇心旺盛で、新しいことを知ったり体験したりすることが大好きです。 都会から少し離れ、山に囲ま

    • 色、

      赤は血の色だった 今日は、サッカーのヨーロッパカップでトルコ🇹🇷が勝ったらしい 鮮やかな赤いトルコ国旗を背負い、赤い服に身を包み、音を立てて街を歩く大勢の人を見てわかる ここは、3週間前に政治デモでナイフを振り回す人に刺されてひとりの警察官が命を落としたのと同じ街だ 映像にはドス黒い赤い血が滲んでいた 警察官を追悼する色は黒だった わたしが真夏のワンピースを作るのに選んだ生地の色は 地下のレンガを連想させる冷たい青と紫 洋裁の講座で 元劇場の衣装を作っていたひと

      • less is more

        少ない方がいいな、ということを実感する数日を過ごしてから わたしがどれだけ欲深いかということに気がついた やりたいことは山ほどあるし、 仕事も趣味も勉強も、毎日時間が足りないとばかり思っていた 無理すればできてしまいそうなことを、断るようにしてから 空いている時間をポットキャストや学びになりそうなこと、SNSに費やすのをやめてから ながら食事やながらアイロンをやめてから 本当に大事なことは、 やりたいことややるべきことの他にあるような気がした 同時に何もせずに、ただ食

        • A master of self.

          胸から吹き出すような乾いた空気がのどを押さえつける 久しぶりに熱をだすかもしれない Marradiの穏やかな駅でFirenze行きの電車を待ちながら、 遠い昔旅をしたときに似た疲れを思い出す イタリアは好きだ どこか反響するところがある オリーブオイルの深緑 ささやかな美しさと、程よい諦め ちょうど2週間前、 この土地に到着したとき 「隣座ってもいい?」 わたしに話しかけたのはアメリカから来たナタリーだった ヨーロッパを2ヶ月間旅をしているという素朴で気さくな彼

        • 固定された記事

        はじめましての記事。

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        • 瞑想の旅
          3本
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          18本
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          22本
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        • ドイツ【あるある】
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        記事

          tasuke

          最近はたくさんの助けをいただいている。 疲れたことを口に出したり、マッサージを受けたりヨガやセラピー、カウンセリングを受けたり、趣味やワークショップ、休む時間も作っている。 必要な休みをとると、その後何倍にも元気になってより良いものを生みだすエネルギーなる/まわりにいい影響を与えられることに気がついた。 数字が伸びたくさんお金を稼ぐことが成長の一側面だと目指しているけれど、忙しくなれば他のことに使える時間は減るし体力も使う。納める税金も増える。 自分にとっての幸せとはなに

          盲目の眼

          夏用タイヤに交換してもらうために、物置きからタイヤを運んで車に積む 無事に交換してもらうのをスマホで本を読みながら待ち、 また家に着いたら物置きに運ぶ 昨日のその動きのせいか、今日は身体がかちこちしてずしんと痛かった 日曜日に、絵を描くことへの親しみを与えてくれた友人のワークショップに参加した 絵を描くことは、自分を発掘していくこと 自己理解やセルフヒーリングのプロセスとほとんど類似していることに驚くが、 その人の堂々とした穏やかな様子を見たら不思議はない 絵を描く

          生きることの祝杯♾️

          また、壮大な夢を見た 目を閉じた世界に、万華鏡のような色と模様が 次々と現れ、変化していく 黒くてツンとした追っ手のような手から逃れ 経験と存在と意識を行き来する世界 オレンジと黄緑の淡々とした模様、不安を波にしたようにうねるタイヤ 悲しみを包み込むかのように薄暗がりに浮かぶ淡い青のドット 暗い視界もあれば、ピンクや明るい色彩も罪なくただそこにあった 遠くのどこかで女の人の涙する声が聞こえてくる ときに、叫ぶような重圧に堪える人の様子が浮かぶ そういうことだったの

          生きることの祝杯♾️

          一進一退

          見えないものの力を感じて体験した日 わたしの脳みそはくらくらしてポストカードに切手を貼らずに投函してしまった あとからそのポストカードが届いたと聞いたとき、わたしは感動した ジャブを浴びながらも、ふらふらと一進一退するのが人生だと思う 本当はなにもしないでただそこにあるものを眺めればいいだけなのに それが怖いのかわたしは忙しく走り回る ファスティングしたとき、自分と向き合うのが苦しくて涙がでた 新しい世界の現実に気づいたとき スイッチを入れ替えたように視界が変わる

          100の質問

          hikariさんの記事を読んで、わたしも書いてみました。 自分の嫌いなところは? 欲深い、朝起きるのが苦手 人に言われたくない言葉は? みんなと同じにしなさい 人に言われてうれしい言葉は? 正直に言ってくれてありがとう 今までで一番傷ついた言葉は? あなたは嘘ついてる 絶対にやりたくないことは? 人を騙して自分が得をすること 人にどう思われたいですか? 本物 思い出したくない失敗は? クラス発表の合唱でピアノの伴奏をミスして演奏が止まってしまったこと これまで

          洗濯機とゆらぎ

          変化の中を、生きていると感じる 最近はバスルームの洗面台とトイレを大家さんに新しくしてもらって 大きめの新しい洗濯機を購入した 運んでくれたひとにチップを渡すから設置までしてほしいとお願いしたかったのに、わたしは断られるのが怖くて言えなかった 結局自分のちからでやってみる 説明書を片手に重い洗濯機をひとりで運んで やっと出来たと思ったらホースの接地部分がうまく繋がらず水が漏れて使えない 洗濯物が山になっていて仕事ができないので 元の洗濯機をもどして夜中に洗って乾

          洗濯機とゆらぎ

          優しさと絶望のあいだ

          10年前、ドイツで初めて働いたときの同僚たちと今でも繋がっていられて嬉しく思う 彼女たちは優しくて、友達のような家族みたいで どこか自分と似たものを今でも持ちづけている 優しい人は、痛みを味わったことのある人、もしくは避けたい人なんじゃないかとふと思った どこかの会社のために働くということは、不満や文句を向かわせる先があるということ わたしがいたときもそうだし 話を聞いていると、今彼女たちがいる職場もだいたい同じようだ 自営業やフリーランスになれば 文句と責任をぶつ

          優しさと絶望のあいだ

          なぜ瞑想するのか

          瞑想リトリートを終えて一週間が過ぎた なぜ毎日瞑想をすることが大事なのかをより理解したから 朝起きた後と夜寝る前に1時間ずつ瞑想の時間をとると決めてほぼ達成した(一日だけ夜疲れて眠ってしまった) 頭で身体をコントロールする癖を解放したからか、ただ単に身体が疲れていてほっとしたからなのか 3年以上ひいていない風邪をひいた 身体のあちこちが忙しいから 瞑想してその感覚に気がつくのは難しくない ただ、毎日いろいろなことが起きやるべきことに追われてると思う間は、なかなか身体

          なぜ瞑想するのか

          "This will also change..."

          2023年の年末から2024年の年始にかけて 10日間のヴィパッサナーの瞑想リトリートに参加した。 今回は2回目で、わたしはヘルパーとして働くことを希望した。 1度目に参加したとき、サービスをする側になることの大切さを聞いたから。 その感想を記録に残すために書きます。 働くことは、想像以上に与えられる行為だった 16人の大きめのチームで毎日130人分の食事を時間通りに作り、生徒がただ瞑想だけに集中できるようにサポートする 焦りの気持ちや思い通りにいかないことが起こる

          "This will also change..."

          欲求そのまま

          話したいという欲求は、わたしの中にあるのだろうか 真剣に聞いてくれるひとがあまりいないので、 はじめて気がつく 質問をするということは、 自分が何を知りたいのかを知るということ 対話をしてみたくて わたしが何を知らないのかを知る わたしは昔から優等生になりたい気質があって 頑張って、正しい答えやかしこい問いを探そうとするけれど それは子どものとき、ちぐはぐにしか書けなかった作文のようで わたしのものではない言葉に魂は乗らない 静けさと存在感で、話さなくてもコミュ

          欲求そのまま

          身体のセンサーよ

          シャワーを浴びていて ひらめきのように何かいいことが浮かんだ気がした 身体が感じることをより大事にしようと思う 寒さが骨に染みるのか 身体の声を無視したツケがたまってきたのか わたしの体はときに、悲鳴をあげる 腕をあげるときに関節の筋がみしみし言う ピープルプリーザー(みんなを喜ばせたい人)だったわたしは昔 自分が食べたいものよりも、食べた方がいいものを選んでいた 感情が落ち着かないとき、むさぼるように食べ物を口に運ぶことで気持ちを保とうとした 頭を優先して無茶

          身体のセンサーよ

          Love actually is …

          1.アドベント、12月最初の日曜日に ラブアクチュアリーという 映画を観た 愛にはいろんなかたちがあると思う 家族、兄妹の愛 血の繋がらない父と息子の愛 初恋 貫く愛 誓う愛 諦める愛 友達の愛 許す愛 信じる愛 勇気が湧く愛 伝える愛 伝えない愛 映画の最初と最後 ハグをする人々で埋め尽くされるのをみて 愛はハグで伝えるられると思った 身体を通して、わかるものがあるから 2013年の12月4日に、はじめてドイツに足を踏み入れてから 今日で10年の時が経つ 時間

          Love actually is …