一進一退
見えないものの力を感じて体験した日
わたしの脳みそはくらくらしてポストカードに切手を貼らずに投函してしまった
あとからそのポストカードが届いたと聞いたとき、わたしは感動した
ジャブを浴びながらも、ふらふらと一進一退するのが人生だと思う
本当はなにもしないでただそこにあるものを眺めればいいだけなのに
それが怖いのかわたしは忙しく走り回る
ファスティングしたとき、自分と向き合うのが苦しくて涙がでた
新しい世界の現実に気づいたとき
スイッチを入れ替えたように視界が変わる
本当は知っていることを
思い出すのが旅の目的
あなたはあなたらしく、わたしはわたしらしく。