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日経KOL池永氏から学ぶ、文章作成の秘訣とは?

日経COMEMOには文章の達人がいることをご存知だろうか?その名も池永寛明氏だ。今回は大阪へ行き、池永さんに記事の秘訣をお聞きした。

●記事を書く上で大切なこととは?
まず大事なことは、声を出して読むことです。リズムってものすごい大切なのです。文章は語りです。音読しながらチェックするがのいいですよ。リズミカルに!

●一番重要なのは音
文章を書くうえで一番大切なことはなんだと思いますか?それはですね、「」です。喋るように書くことが極めて重要です。私(池永さん)自身も記事を書く前に実は2回から3回程は音読しますね。「あれ、これおかしいな。」というように躓く箇所が出てきますね。そういう時は4回から5回は読み返してみますね。

●最初の2〜3行は重要
最初の2〜3行を読んで、読者はこの文章を読むか読まないかを決めます。
とはいえ難しいですよね。ポイントは、最初に結論を述べることです。また、誰に対して何を伝えるかを意識することですね。「誰に対して」「何を伝えるのか」この二つの要素がズレてしまったら、読んでくれなくなってしまいますね。

相手のことを思って書くに尽きる
自分よがりになっていませんか?自分よがりにならないことはとても重要です。相手のことを想像し、相手のことを思って書くに尽きますね。

【最後に】〜取材を踏まえた私の意見〜
池永さんの講演でよく耳にするキーワードがある。それは、「想像力(imagination)」だ。私はそれは芸術の中の話であり、記事を書く際に要になると思っていなかった。だが、どのような事にも相手のことを考えてることは大切なはずではないか。なぜ些細なことで対立が生じてしまうのか。それは「想像力」というものが、我々に失われつつあるからではないだろうか。どの分野にせよ、「想像力」という概念は必要になる。私たちが本気で「想像力」向き合っていけば、未来は明るいだろう。

池永寛明氏 記事




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