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GOOD WAR TOUR 15. 杜撰な図面


稽古を1日お休みした間にいろいろ進展があったとのこと。

稽古場で飲むヨーグルトを飲んでいると、「飲むヨーグルト飲んでると、まなみさん二日酔いなんかなって思う」と朗くんに言われた。二日酔いじゃなくても飲むヨーグルト飲むよ?

音響のノブさんが稽古場に来てくれていた。

まずはアップでジャンプ。跳ぶ跳ぶ跳ぶ。

綾子さんは元気。
ツイストもある。

10分間跳んで、稽古開始。
今日は、3人とも服装に統一感があるね。かわいいです。

手を掲げる伊奈さん、大きめの公園にある謎銅像みたいだ。力の入りかた、筋肉の感じ、筋の感じ。

たのしいね、過剰な装飾、うわべのにぎやかさ。
なんだかファミコンみたい、ドラクエっぽい。
装飾のやりかたって個性が出るなと思った。この色は確かに朗くんの個性なのかも。

上下が逆転している。
勝者と敗者が常にぐるぐる巡っていく、さっき勝っていた人も今は負けている。また新しい勝者と敗者が生まれる。

伊奈さんなにか食べてる?

まをさんがタッパーに入った五色豆を持ってきていて、それがずっと視界に入ってくる。
はじめ、短くなったチョークかと思った。
「食べたくなったらウェットティッシュで手を拭いてから摘んでください」
茶色、深緑、の鈍い色と、白、黄色、ピンクのビビットカラーの対比がすごい。
甘いのかなあ、食べた記憶はないけど味を知っている気がする。食感も知っている気がする。
そんなめっちゃ美味しいもんではなかった気がするけど、ずっと視界に入っているとどんどん気になってくる。

芸セン、退館15分前になると、ピンポンパンポーンとアナウンスが流れるようになりました。
まをさんが持ってきてくれた五色豆、食べたいなあ、食べたいなあ、でもどのタイミングで食べたいですって言おうかな、と考えているうちに稽古が終わった。
家に帰ったら甘いもの食べよう。


稽古21回目
日時:2022年1月17日(月)
出席:河井、伊奈、諸江、渡辺、蒼乃、田中
場所:京都芸術センター 制作室9


本作は2021年2月に京都で上演された『GOOD WAR』のリクリエイションを行い、大阪と東京で公演を実施します。

『GOOD WAR』は、私たちが「あの日」と聞いて想像する争いと日常で構成されています。
私たちは生きている限り、これからも誰かと戦い続けなければいけません。現時点で戦っていなくても、生きている限りいつか争いに巻き込まれます。『GOOD WAR』ではいずれ来る「その日」と、過去にあった「あの日」との向き合い方を鑑賞者と共に考えるべく、だれかの「あの日」で集積された記憶のモニュメントとして演劇作品を立ち上げます。

GOOD WAR

原案 『よい戦争』(作:スタッズ・ターケル 訳:中山容 他 1985年7月25日出版:晶文社)
構成・演出 河井朗
ドラマトゥルク 蒼乃まを、田中愛美
出演 伊奈昌宏、諸江翔大朗、渡辺綾子
美術 辻梨絵子
音響 おにぎり海人、河合宣彦
照明 松田桂一
制作 金井美希
制作協力 (同)尾崎商店、黒澤健
衣装協力 MILOU
記録 田中愛美

日時・会場
2021年12月25日(土)〜12月26日(日)|こまばアゴラ劇場 ※こちらの公演は終了しました! ありがとうございます!
2022年1月26日(水)〜1月30日(日)|クリエイティブセンター大阪 Drafting room(名村造船所跡地) ※当公演は一部公演日時・内容を変更して実施されます。詳しくはルサンチカWEBサイトをご覧ください。
2022年2月10日(木)〜2月15日(火)|北千住BUoY

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