めい -ことばのコレクター-

自分の心に刺さった ことば を投稿します。最近は不定期更新です。投稿によっては、内容を…

めい -ことばのコレクター-

自分の心に刺さった ことば を投稿します。最近は不定期更新です。投稿によっては、内容を含んでいますので、ご了承ください。気がつけば2年経ちますが、まだ試行錯誤中です。よろしくお願いします 2022年3月~

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最近の記事

先天性気遣い症(「ほわわん子育て絵日記」)*67

定期的にインスタの保存を整理しているのですが、どうしても外せなくて、こちらに投稿することにしました。インスタの上では、見返さないことも多いですし、これを見て感じたことを一緒に書き留めておくことができないので、こちらに漫画のセリフを抜粋と私の気持ちを。 この漫画を見て「よく気が利くね。」「気がついて、すごいですね。」って褒められたいわけじゃない。「気を遣わなくていいよ」って言われたいんだって気がつきました。褒められるために、気づいているわけではなくて、自然と気づいてしまってい

    • 男女が寄り添うということ(「光る君へ」第26回)*66

      まひろは、自分の考えと合わない夫の宣孝と衝突してしまいます。夫が来なくなってから、しばらく経って、いと(弟の乳母)に言われます。 「正しい」ことばかりでは生きていけないと頭でわかってはいても、心が許してくれない。そんな「潔癖」な まひろが、どういう心境で源氏物語を書くのか楽しみです。

      • 清濁(「光る君へ」第25回)*65

        越前の国守となった藤原為時は、民から税として納められた一部で歴代の国守が私服をこやしていることを知ります。自分は私服を肥やすつもりはないので、多く納めなくてよい、と民のことを思い言ったのですが、すぐに交代してしまう国守様にはわからないだろうが、今のままでうまく行っているのでやり方を変えないでほしいとお願いされます。その言葉から、すべてを察した為時が家に帰り、まひろに嘆く場面でのことばです。 まひろ(紫式部)の父、藤原為時が賢くありながらも、長い間官職につけず、苦労してきた所

        • 幸せになってね(「9ボーダー」第10回)*64

          「幸せになる」には、いろんな解釈がある。このドラマの、彼らたちは、こう解釈する。 正確には、六月(木南晴夏)の問いかけに、辻本あつ子(YOU)が言ったことばですが… 「幸せ」って、〇〇が良いとか悪いとか、周りにいる人で決まるものではなくて、その時々の価値観が反映されている。今後も、もっとアップデートされていくと思うし、今はこんなのだよって書き残しておこう。 このドラマは、最後まで、どこに着地するのかわからなくて、最終回の最後まで楽しめました。 ★タイトルの『9ボーダー』と

        先天性気遣い症(「ほわわん子育て絵日記」)*67

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        • 親子関係
          3本

        記事

          毎日我慢してない?(「好きなオトコと別れたい」第11回)*63

          先のことをちゃんと考えておかないと!と思っているナナは、「今」を生きている元カレに「先のことをちゃんと考えたほうがいいよ」と言います。それに対して、元カレは「今牛丼を食べに行くか、10年後に100万円もらえるのとどちらが良いか。」という例えで答えます。この例えは、よくわからなかったけど、このことばは沁みました。 確かに、気づかないうちに我慢していることもあるなって思いました。先のことを考えるために我慢ばかりするのは違う気がして、先のことを考えることと今楽しむことのバランスを

          毎日我慢してない?(「好きなオトコと別れたい」第11回)*63

          自己啓発書を読んで、取り入れて、満足している私へ自戒を込めて。(「おいハンサム!!2」第7回)*62

          今日もハンサムで、部下たちに「いいこと」を言います。 自己啓発書を読み、「時間を節約して学習に充て」るために、昼ごはんをゼリー飲料で済ませている部下に、 正直、「自己啓発書を鵜呑みにするな!」と一言で”説教”できますが、それでは誰も聞いてくれない。部下へ問いかけながら話すことで、彼ら自身に考えさせることで、受け取りやすくなっている巧みな技だと思いました。まじめなこともいいながら、小ネタを挟んでくるので、毎回楽しく観てます。誰か共感してくれる方います?

          自己啓発書を読んで、取り入れて、満足している私へ自戒を込めて。(「おいハンサム!!2」第7回)*62

          老害とは?(「ブルーモーメント」第3回)*61

          特に年功序列の日本において、上に立つ人はこうあって欲しいと思いました。 専属医療チームのメンバーを集め、そのトップを務める、志賀浩一郎は、汐見医師の腕の怪我や所属の病院を理由に、彼女に患者を治療させずにいました。内閣府・特命担当大臣(防災担当)の園部肇一は、志賀医師にこう言います。 「老害」が昨今話題ですが、ネットで定義を調べてみても、あまり自分の中で説明できていると思える定義がありませんでした。一つの解釈ですが、職場では、まさにこういう人が老害だと思います。私自身も後輩や

          老害とは?(「ブルーモーメント」第3回)*61

          絶望しきった先に残るもの(「ブルーモーメント」第3回)*60

          チームのひとりである汐見医師は、元天才脳外科医でポテンシャルが高い。しかし、手をケガしてから、その力を発揮できていない彼女の問題を’診断’する晴原は、問題は手ではなく心だと述べる。 自らが婚約者を亡くした過去を持ち、命を救いたいという思いで、日々気象と向き合っている彼だからこそ、ことばに重みがありました。絶望の先に見えるのは、「希望」っていうことが多いので、意外に感じました。 それほどの絶望を感じたことはないけれど、ドラマを見終わった時に、このことばはよかったと思い出すくら

          絶望しきった先に残るもの(「ブルーモーメント」第3回)*60

          素は見せたくない(「こっち向いてよ、向井くん」第8回)*59

          坂井戸(波瑠)は、自身の恋愛観について話す場面がありました。 坂井戸さんの恋愛観を聞いて、向井くんは「自分に自信なさすぎじゃない?」と言うと、「仕事をしている姿は素敵だけど、普段は全然普通で面白くないんだね」と元カレから言われたことから、なんでも準備するようになったという経緯まで、朝ごはんを食べながら、向井くんに話してしまう坂井戸さんでした。 恋愛関係ではないですが、職場や知り合い…周りにいる人との付き合い方で、私はこんなふうに思ってる節があって。過度にお互いのことを話し過

          素は見せたくない(「こっち向いてよ、向井くん」第8回)*59

          目には見えないけど(「星降る夜に」第7話)*58

          鈴は過去のある出来事で患者の家族から、誹謗中傷され、嫌な言葉を浴びせられる。そんな鈴に、一星が寄り添う。 目に見えることがすべてではないと頭でわかっていても、周りの人のことを決めつけて、傷つけてしまう。周りの人の言葉に傷ついてしまう。 他人から見てわからないと配慮される権利はないのか。外見ではわからないけど、配慮が必要な人は、周りから「見て」わかるようにした"ヘルプマーク"をつけていないと優先座席に座ってはいけないのか。 そう思ってしまいました。 このコメントは、もしかし

          目には見えないけど(「星降る夜に」第7話)*58

          自分の本音に気づいてないんじゃなくて(「EyeLoveYou」第4話)*57

          侑里は、テオのことが好きという気持ちに正直になれないでいます。自分の中で葛藤していることを察した、父親がこのことばで彼女をそっと後押しします。 自分の本音を気づかないふりする、自分の本音を無視するとかの表現はよく聞くけど、自分の本音に「抵抗している」という表現がしっくりきたなと思って書き留めました。

          自分の本音に気づいてないんじゃなくて(「EyeLoveYou」第4話)*57

          「いちばんすきな花」お気に入り集*56

          これから、ドラマ「いちばんすきな花」からのことばを連投します。 各主人公の立ち位置について、このように説明されています。 ゆくえ : 昔から2人組を作るのが苦手だった。 椿 : 昔から2人組にさせてもらえなかった。 夜々 : 昔から一対一で人と向き合うのが怖かった。 紅葉 : 昔から一対一で向き合ってくれる人がいなかった。 第1話 夜々は外見が良いことで昔から勘違いされたりすることが多かった。 そんな夜々のことばに、うなずきました。なんで、そのままの意味で受け取ってくれ

          「いちばんすきな花」お気に入り集*56

          社会人になったら(「マイ・セカンド・アオハル」第1話)*55

          私も佐弥子と同じように、なんとなく、就職したら残りの人生は、ひたすら目の前のことをこなしていくだけのような気がしていました。学生の時は、あれしたいこれしたい、何かを成し遂げたいってあったけれど、今は受け身で、選ばない。そんな私に喝を入れてくれることばでした。 佐弥子みたいに、大学に行く!みたいな劇的な行動はできないけど、少しずつnoteでの投稿を続けてみたり、ワクワクできることを積み重ねていきたいなと思います。

          社会人になったら(「マイ・セカンド・アオハル」第1話)*55

          偉大なる凡庸(「どうする家康」第44回)*54

          家康は秀忠を関ヶ原の戦いに遅刻したことを責め、2人の仲は険悪であったが、秀忠に将軍職を譲ると告げる。秀忠は将軍として政を行う自信がなく、なぜ結城秀康(家康の次男で、秀忠の兄)に譲らないのかと疑問に思う。そんな時に、本多正信が秀忠に言ったことばです。 自信を持たせてあげているのか、けなしているのかはわかりませんが、江戸幕府が長く続いたわけが腑に落ち、悪知恵が働くと言われている本多正信の、古代中国の諸子百家に裏付けされた才能が垣間見えます。榊原康政のフォローも一緒に。

          偉大なる凡庸(「どうする家康」第44回)*54

          「ファイトソング」お気に入り集*53

          久しぶりに、2022年放送のファイトソングを見返しました。初めて見た当時と自分自身の状況や置かれている環境は変わっているのに、共感して、身に染みて、ついうるうるなってしまいました。ドラマの中から、好きな場面とお気に入りのことばをまとめて投稿します。 第一話 花枝は、凛の言葉を借りて言えば、「なんでもいう子じゃないし、むしろ大事なことは言わない」子で…。今の花枝の様子を見ていると、何かを一人で抱えているのではないかと、周りは心配している。そんな花枝への慎吾のアドバイスが好きな

          「ファイトソング」お気に入り集*53

          人生最大の失敗は結婚しないことではない(「ありのままの君に恋して」第14話)*52

          中国のドラマからのことばです。 主人公の32歳独身のイーコーと同僚のイーランが若い女性たちの就職や出世、結婚や出産について相談に乗る場面。イーコーとイーランは、会社では若くして管理職になり仕事をバリバリこなすキャリアウーマンです。イーコーは、仕事もいいが、いつ結婚するのかと父親から急かされています。 結婚願望のある独身の人からすると、結婚は成功のように感じる。そして、家庭は最も安全な場所に感じるかもしれない。だけど、そんなことは決してなくて、自分で選んで、決めていくしかない

          人生最大の失敗は結婚しないことではない(「ありのままの君に恋して」第14話)*52