幸せになってね(「9ボーダー」第10回)*64

「幸せになる」には、いろんな解釈がある。このドラマの、彼らたちは、こう解釈する。
正確には、六月(木南晴夏)の問いかけに、辻本あつ子(YOU)が言ったことばですが…

私は私のままでいい
そう思えるってことじゃない

「9ボーダー」第10回

「幸せ」って、〇〇が良いとか悪いとか、周りにいる人で決まるものではなくて、その時々の価値観が反映されている。今後も、もっとアップデートされていくと思うし、今はこんなのだよって書き残しておこう。
このドラマは、最後まで、どこに着地するのかわからなくて、最終回の最後まで楽しめました。

★タイトルの『9ボーダー』とは各年代のラストイヤーってこと。

実は、このことばの前にも、いいことばがありました。
ニュージーランドには一緒に行けないから、年下彼氏と別れたと言った六月に七苗(川口春奈)が

答えってゼロかイチかじゃないよ。
このまちだって、再開発するしないが選択肢じゃなくて
するけど、こういう案にする
しないけど、こういう事はする
答えは無限にあって
一番いい形を一生懸命考える

「9ボーダー」第10回

と言った場面です。ゼロとイチ以外の答えはないという、学校で教えられてきた考え方に染まりすぎている私には刺さりました。


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