老害とは?(「ブルーモーメント」第3回)*61

特に年功序列の日本において、上に立つ人はこうあって欲しいと思いました。
専属医療チームのメンバーを集め、そのトップを務める、志賀浩一郎は、汐見医師の腕の怪我や所属の病院を理由に、彼女に患者を治療させずにいました。内閣府・特命担当大臣(防災担当)の園部肇一は、志賀医師にこう言います。

志賀先生。先生の医者としての功績は十分承知しています。
ただ上に立つものはですね、
常にほかの誰かの意見に真摯に耳を傾ける、
そういう姿勢を忘れちゃいけないんです。
キャリアを重ねるうちに、それができなくなり、現場から乖離してしまった存在を一言で何というか、ご存じですか?
老害。

「ブルーモーメント」第3回

「老害」が昨今話題ですが、ネットで定義を調べてみても、あまり自分の中で説明できていると思える定義がありませんでした。一つの解釈ですが、職場では、まさにこういう人が老害だと思います。私自身も後輩や下の立場の方から「老害」と言われないように気をつけなければ。

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