「いちばんすきな花」お気に入り集*56

これから、ドラマ「いちばんすきな花」からのことばを連投します。

各主人公の立ち位置について、このように説明されています。
ゆくえ : 昔から2人組を作るのが苦手だった。
椿 : 昔から2人組にさせてもらえなかった。
夜々 : 昔から一対一で人と向き合うのが怖かった。
紅葉 : 昔から一対一で向き合ってくれる人がいなかった。

第1話
夜々は外見が良いことで昔から勘違いされたりすることが多かった。

届くまでに変換されちゃうんだよ。
悩みとか不満とか話しても
相手に届くまでに変換されちゃうの。
嫌味とか自慢に。
女の子は特にね。

「いちばんすきな花」

そんな夜々のことばに、うなずきました。なんで、そのままの意味で受け取ってくれないんだろうってずっと思っていました。逆に、自分が受け取る側になったときは、素直にそのまま受け取った反応をするとダメな時が多くて、空気が読めない人扱いされてしまう。

第2話
ゆくえが主人公になる、この話から。

みんなと同じ気持ちになれないって怖いんですよ。悪いことみたいに思えちゃうんです。

私は頭がいい人ってやつだけ、よく言われて。頭がいい人しか狙えるところがなかったんです。勉強って頑張るとちゃんと結果が出るから。

東大には行けない、頭のいい人。

「いちばんすきな花」

第4話
重い荷物を運ぶ、夜々と先輩は、この仕事は男性の仕事だろうと思っている。だけど、それは"差別"になるからと、女性の彼女たちが店長から頼まれてすることになった。”男女平等”に仕事をするとこうなる。

男女平等っていい言葉になってんの怖くない?
隅々まで男女平等な世界想像してみ?
不具合多すぎて逆にどっちも生きにくいでしょう。

必要な区別をしてもらえないって何よりも差別ですよね。

「いちばんすきな花」

学生の時は、男女平等にしたほうがいいと思っていたことがたくさんあるけれど、今、仕事上での"差別"は、むしろ差別だ、嫌だとは思っていなくて、適材適所だと思っています。力仕事には限界があるし、進んでやってくれる男性には好感が持てます。やってもらう以上、私もやらなきゃなと思って("女性"の仕事を)やります。私の中では、できることをやっているだけで、助け合っているという解釈なのですが、これって諦めているのかな?

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