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私は今、あなたの横にいます
私は今、銃を持っています。
あなたは今、この文章を読んでいますね。
私は今、あなたを見ています。
あなたは今、私のことは見えていませんね。
すぐに見えるようになりますよ。
スクロールしても、戻るボタンを押していただいても結構です。
私は今、あなたを見ています。
そう思うのも、仕方ないことです。
大丈夫ですよ。
私は今、あなたを見ています。
ああ、大丈夫ですよ。
お気になさらず。
助けてって言葉がでてくるけれど
主語も述語もない
本質的に、別に助かりたくないんだろうな、と思っています。
このまま、消えることが出来たら、幸せです。
そっと肩に触れてほしい
そっと肩に触れて欲しい
それだけでいい
終わったあとはミンチプレスにでも入れていいからさ
そっと肩に触れて顔を並べたい
それだけでいい
触れた後は砕石機にぶち込んで川に撒いてもいいからさ
できることなら
できることなら
徒然小説:Part4 「4から次の数字へ流れてく」
手のひら
鏡
「自分」
ロープ
「自分」の左手 ロープ 自分の「右手」
親指 人差し指 中指 薬指 小指
ロープ
第二関節 第三関節 手入れのされていない爪
戻れない過去
戻らない記憶
戻らない脳の機能
要らない身体
要らない世界
要らない「自分」
戻らない 戻れない
足りない勇気
加算される願望
いつか
いつか
このまま いつか は通り過ぎるのだろうか
そ
徒然小説「なんかもうよくわからないのでただメンヘラを書き綴り、少しでも憂鬱が治るといいなと吐き出したやつ」
血縁者と会うたびにネチネチとした愚痴と嫌味を食らって本当にメンタルがおかしくなる
勇気を出して改善しようとしたのが間違いだった
2日間寝込んでやっと気づいた
普通に何処か遠くへ行くべきだとおもった
動けないときや、経済的に援助をしてもらってるから逆らえないと思っていたけれど
そもそも親の奴隷になるように育てられていたことに気付く
気分を害せば罵倒されて
ずっとネチネチと言われ続けてた
徒然小説「ねれねぇ」:Part1
物音が怖いから
静かな夜が好き
昼は怖い
色んな音が 声が聞こえるから
静かな夜が好き
夜寝たほうが一般的には良いとされているのは、多分こういう風に、感覚が、おかしくなってくるから。
眠れないと だんだんおかしくなってきて
夜眠れなくなる
だから 多分それは 一般論のとおり
そうしてみたい
けど音が怖い
音 なんでこんなに怖いんだろう
繊細すぎる?
いや、ノイズが人の声に聞こえるだ
連続小説「たぶんいける」:その3
「で、君はどう思う?」
「何がです。」
「はぁ」と大きな溜め息が聴こえてくる。
「どうなると、思うね。」
「いけますよ。」
「どうして?」
「どちらにいこうと、彼女にとっては成功です。」
「全く理解できんね」
「そんなもんですよ」
「きっと、それでいいんです」
「――すこし、寂しいかもしれませんがね」
「大丈夫だろ」
「どうして?」
「まだ、死んでないから、希望はある」
「また薄い希
連続小説「たぶんいける」:その2
ころしてください
いなくなりたい
ころしてください
はやくきえたい
きえたい
ゆるしてください
きえたい
何度も考えた
ロープがこの手にあって
見るたびに震えてる
怖いけど
あれが一番近い解放
他の手段が見つかりそうにない
その道はあったはずだし
ロープは常に掴んでいた
嬉しかったし 楽しかった
でももう身体が動かない
眠たくて全てがおっくうなの
なんでその力が出ないんだ