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夏、自分と戦う。

こんにちは、まうです。

好きなことしかやりたくねえ〜期が再来しています。単純に忙しいからというのもあるのですが、就活サイトを長らく開いていません。毎日のように届くメールを開くだけ開いてろくに読まずに閉じる日々。

昨日あったインターン(視聴するだけ)も、体調が悪くて眠たいからとほとんど爆睡しながら参加しました。とんでもねえ就活生だな。

周りは今もきっと動き続けているんだろうなあと思いながらも、気が乗らないままに任せてふよふよとしています。できることならこのまま一生漂っていたい。


働くことで叶えたいこと。仕事を通して誰かに与えたいもの。よくわかりません。企業の人事部の方々のキラキラとした言葉を聞けば聞くほど、働くってそんなに美しいことなのか?と懐疑的になってしまいます。捻くれ者。

ですが実際、先輩からの生の声!なんて言って語られる言葉は飾られたものばかりじゃないのかなあなんて思ってしまいます。Twitterを開くと、クソ上司の愚痴やら会社の最悪な対応やらで溢れかえっています。これが社会の全てだと言うつもりはありませんが、今もこうやって社会のどこかで楽しめずに働いている人たちがたくさんいるというのは事実なんです、おそらく。

私の社会に対する偏見はネットの情報によるものも大きいですが、幼い頃から見てきた父親の姿に影響されているところもあるような気がします。

父は前の会社で他の社員とうまくいっていなかったようです。夜中になると、父はいつも母に仕事の愚痴をこぼしていました。大人の事情なんて知りもしなかった頃から、父が楽しく働いているわけではないということは察していました。今になって聞いてみると、どうやら高学歴の父に対する学歴コンプから半ば嫌がらせを受けていたということでした。

数年前にようやく転職しその環境から抜け出した父ですが、前ほどとは言わずとも今でもやっぱり合わない人はいるらしく、愚痴が留まることはありませんでした。まあそりゃ合わない人の一人や二人はいるでしょうが、そんな父の姿から私の社会ってろくでもねえなという考えが形成されたのだと思います。

ノンストレスで働きたいだなんて舐めたことを言いたいわけではありません。私はただ、虚構のキラキラを纏った社会という地獄に望んでもいないのに突き落とされることに絶望しているだけです。

やってみたら案外楽しいかもよ、新たな目標が見つかるかもよ。大人はそう言って同じ世界に誘い込んできます。それが自分の経験に基づく言葉であることをわかってはいるものの、でも今私が楽しみたいこととは違うんだよと突っぱねたくなります。悪い子供でごめんなさい。

社会に出ることで叶えたいこと、私にはありません。でも、私にはやりたいことがあります。ですがそれは、暑苦しいスーツを着て数え切れないほどの企業に行って媚を売ることで叶えられるものではない、と思っています。思っているだけですが。


この夏、やってみたいことがあります。先日書いたこの小説は、その一環でもありました。

ちょっと長いのに、開会式やら金ローやらが被っていたのに、それでも読んでいただけたことが本当に嬉しいです。何よりのモチベになります。おかげでここから前に進もうと思えます。ありがとうございます、本当に。

私がやりたいことをやりきれたと思えるまでは、こうしてふらふらし続けると思います。今だからこそできること、この夏はそれを追い求めたいです。そして私が本当に楽しいと思える生き方を見つけていきたい、そう思います。



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